絶版文庫書誌集成



Japanese Paperback archives


このサイトについて

安価で軽便な本として文庫本は数多く出版されてきました。
安価軽便であるがゆえに、その消長は激しいものです。
出版不況、活字離れ、電子書籍化などの中で、さらに文庫本の消長は激しくなって行くのかもしれません。
かつて、私たちを愉しませてくれた文庫本が消え去ってゆくことに寂しさをおぼえます。
絶版となった多くの文庫本たちを何らかの形で遺しておきたいと、このサイトを作ることにしました。
目標として1960年代から1980年代を中心とした絶版文庫8000点の収録を考えておりますが、仕事の合間での、入力作業ですのでなかなかに収録点数が増えません。
ぼちぼちとやってゆきますので、どうか、ゆるい目で見守って頂ければ幸いです。


 *2015年3月に、OCN・Page onよりさくらインターネットに移転しました。
 *2023年12月21日、sslの設定を致しました。


うなさか書房



★ 出版社別絶版文庫 ★

旺文社文庫(日本の著作)

河出文庫

講談社文庫

新潮文庫

福武文庫

時代小説文庫(富士見書房)

角川文庫

現代教養文庫


春陽文庫

ちくま文庫

中公文庫

文春文庫


未分類絶版文庫
(春陽文庫・集英社文庫など)

著者別索引

テーマ別絶版文庫 【懐かしの昭和】リンク集


絶版文庫をAmazonで入手しようとお考えの方へ

現在、Amazonの検索機能では、すべての商品が検索出来るとは限りません。
流通している本を優先している為なのか、商品ページが有ったとしても、検索結果に旧版や絶版本が省かれている場合があります。
アマゾンの検索で見つからない場合、Yahoo!やGoogleでの検索をお勧めします。
文庫名(または出版社名)・著者名・タイトルの入力でAmazonの在庫(商品ページ)がストレス無く検索できます。
宜しければお試し下さい。

新規登録
2025年 12月 26日
 

山田 風太郎 (やまだふうたろう)
「戦中派焼け跡日記 昭和21年」
(せんちゅうはやけあとにっき)
小学館文庫


(画像はクリックで拡大します)

*429頁 / 発行 2011年
*カバーデザイン・多田和博

*カバー文
 昭和二十一年。のちに希代の物語作家となる山田風太郎は、そのとき、二十四歳の医学生として多忙な日々を送っていた。医療の勉強をしながら、大量の本を読み映画を見る日々。〈吾々はこの前途に全く光のない暗黒の惨憺たる日本に生きている。聞こえるもの飢餓の呻きと「戦争犯罪人」への罵倒と、勝利者への卑屈な追従の声ばかりだ〉
 青春の只中にいた医学生・山田誠也の透徹した目から、激動の一年を鋭く克明に炙り出した貴重な昭和史資料が、六十五年の時を超えてついに文庫化。『戦中派虫けら日記』『戦中派不戦日記』につづく山田風太郎戦後日記の第一弾。

*解説頁・日下三蔵


最近の登録

カルダーノ著・青木靖三・榎本恵美子訳 「わが人生の書 ルネサンス人間の数奇な生涯」 現代教養文庫(社会思想社)
小栗虫太郎 「失楽園殺人事件」 扶桑社文庫
小栗虫太郎 「二十世紀鉄仮面 昭和ミステリ秘宝」 扶桑社文庫
本橋信宏 「裏本時代」 幻冬舎アウトロー文庫
小林信彦 「映画×東京とっておき雑学ノート 本音を申せばC」 文春文庫
井上章一 「日本人とキリスト教」 角川ソフィア文庫
一ノ瀬俊也 「米軍が恐れた『卑怯な日本軍』 帝国陸軍戦法マニュアルのすべて」 文春文庫
辻邦生・水村美苗 「手紙、栞を添えて」 朝日文庫
山川健一 「ローリング・キッズ」 角川文庫
東山千栄子・水谷八重子・杉村春子・田中絹代・ミヤコ蝶々 「私の履歴書 女優の運命」 日経ビジネス人文庫




出版社各位

当サイトへのご理解とご寛容に対し、深く感謝申し上げます。


うなさか書房
(2012 06)