絶版文庫書誌集成
ちくま文庫 【お】
大村 彦次郎 (おおむらひこじろう)
「時代小説盛衰史(上下)」 (じだいしょうせつせいすいし)
大村 彦次郎 (おおむらひこじろう)
「東京の文人たち」 (とうきょうのぶんじんたち)
大村 彦次郎 (おおむらひこじろう)
「文壇さきがけ物語 ある文藝編集者の一生」 (ぶんだいんさきがけものがたり)
岡崎 武志 (おかざきたけし)
「昭和三十年代の匂い」 (しょうわさんじゅうねんだいのにおい)
岡崎 武志 (おかざきたけし)
「古本病のかかり方」 (ふるほんびょうのかかりかた)
岡本 かの子 (おかもとかのこ)
「岡本かの子全集(全12巻)」 (おかもとかのこぜんしゅう)
ちくま文庫
*カバー装画・三岸節子
カバーデザイン・間村俊一
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*全12巻構成
第1巻
*477頁 / 発行 1994年
*収録内容 かやの生立 / ひばりの子 / 動かぬ女 / トシオの見たもの / 夫人と画家 / 帰去来 / 萩子とアンナ / 花子 / 黄昏前夜 / 好い手紙 / 或る日の幻想 / 阿難と呪術師の娘 / 鬼子母の愛 / 新神秘主義 / 寒山拾得 / ある日の蓮月尼 / 象牙の牀 / 智慧に埋れて / 巴里の唄うたい / 食魔〈グウルメ〉に贈る / オペラの辻 / 雪 / 街の尼僧の話 / さくらんぼ / フランス南海岸 / 売春婦リゼット / ミス・マシュウの新職業 / オペラの帰途 / 門番 / 巴里のキャフェ / 午後五時の恋人 / 愚人とその妻 / 餅 / 橋 / 汗 / マロニエの花
第2巻
*482頁 / 発行 1994年
*収録内容 ドーヴィル物語 / 秋の夜がたり / おせっかい夫人 / 母と娘 / 狂童女の恋 / 豆腐買い / ガルスワーシーの家 / 山のコドモ / 伯林の落葉 / 百喩経 / 取返し物語 / 褐色の求道 / 茶屋知らず物語 / 健康三題 / 鯉魚 / 気の毒な奥様 / 上田秋成の晩年 / 或る秋の紫式部 / 荘子 / 兄妹 / 街頭 / バットクラス / 小町の芍薬 / 愚かな男の話 / 敵 / 晩春 / 鶴は病みき / 渾沌未分 / 決闘場
第3巻
*474頁 / 発行 1993年
*収録内容 春 / 明暗 / 母子叙情 / 川 / 花は勁し / 高原の太陽 / 夏の夜の夢 / 過去世 / 唇草 / 肉体の神曲
第4巻
*450頁 / 発行 1993年
*収録内容 金魚撩乱 / 老主の一時期 / 落城後の女 / 勝ずば / 狐 / 蔦の門 / 扉の彼方へ / 酋長 / やがて五月に / 解説 デカダンスの生命力 種村季弘 / 解題 小宮忠彦
第5巻
*423頁 / 発行 1993年
*目次 巴里祭 / 東海道五十三次 / 呼ばれし乙女 / みちのく / 愛 / 老妓抄 / 蝙蝠 / 快走 / 家霊 / 鮨 / 娘 / とと屋禅譚 / 越年 / 丸の内草話 / 解説 歌声がひろがる 津村佑子 / 解題 小宮忠彦
第6巻
*486頁 / 発行 1993年
*収録内容 河明り / ある時代の青年作家 / 雛妓 / かの女の朝 / 真夏の幻覚 / 噴水物語 / 窓 / 宝永噴火 / 富士 / 旅宿より夫へ / 美少年 / 食魔
第7巻* 518頁 / 発行 1993年
*収録内容 生々流転
第8巻
*511頁 / 発行 1993年
*収録内容 女体開顕
第9巻
*612頁 / 発行 1994年
*収録内容 かろきねたみ / 愛のなやみ / 浴身 / わが最終歌集 / 歌日記
第10巻
*507頁 / 発行 1994年
*収録内容 散華抄 / 綜合仏教聖典講話 / 観音経 / 仏教読本 / とわのよろこび / 本当の仏教とは / 仏教の新研究 / 近代精神界の現象 / 五味粥 / 仏教のデッサン / 未完成の世界より / 日本文学に於ける仏教の影響 / 仏教と芸術〔ほか〕
第11巻
*497頁 / 発行 1994年
*収録内容 梅花を友におくる文 / 小猫 / 読書 / 詩 小まり / 昔の友へ / 病衣を脱ぎて / 詩 傷つける実 / 忘らるる身をば思はず / 善良さと小心さと / 親の前で祈祷 / 詩 運命 / 詩 山茶花 / 私の日記 / 春の羞恥 / 詩三章 / 女性には徹底した善人がない / 三月の日記より〔ほか〕
第12巻
*526頁 / 発行 1994年
*収録内容 歌と小説と宗教と / 自作案内 ― 肯定の母胎 / 書簡 / 年譜
奥成 達・ながたはるみ (おくなりたつ)
「駄菓子屋図鑑」 (だがしやずかん)
桶谷 秀昭 (おけたにひであき)
「北村透谷」 (きたむらとうこく)
ちくま学芸文庫
小沢 昭一 (おざわしょういち)
「珍奇絶倫 小沢大写真館」 (ちんきぜつりんおざわだいしゃしんかん)
小沢 昭一 (おざわしょういち)
「雑談にっぽん色里誌 仕掛人編」 (ざつだんにっぽんいろざとし しかけにんへん)
小沢 昭一 (おざわしょういち)
「雑談にっぽん色里誌 芸人編」 (ざつだんにっぽんいろざとし げいにんへん)
小沢 昭一 (おざわしょういち)
「ぼくの浅草案内」 (ぼくのあさくさあんない)
小沢 昭一・永 六輔 (おざわしょういち・えいろくすけ)
「平身傾聴 裏街道戦後史 色の道商売往来」 (へいしんけいちょう うらかいどうせんごし いろのみちしょうばいおうらい)
小沢 健志 (おざわたけし)
「幕末・明治の写真」 (ばくまつめいじのしゃしん)
ちくま学芸文庫
小沢 健志編 (おざわたけし)
「写真日露戦争」 (しゃしんにちろせんそう)
ちくま学芸文庫
小沼 丹 (おぬまたん)
「清水町先生 井伏鱒二氏のこと」 (しみずちょうせんせい)
*カバー装画・生井巌
(画像はクリックで拡大します)
*198頁 / 発行 1992年
*カバー文
小沼丹が、師とあおぐ井伏鱒二について綴った随筆・解説等を精選して集成。将棋、釣、旅など、その文学、人となりを余すところなく描き出し、語りつくした滋味あふれる一巻。
*目次
T
将棋 / 随筆井伏鱒二 / ステツキ / 断片 / 師と私と / むべ / 釣竿 / 風韻 / 太宰治の記憶 / 御坂峠 / 『厄除け詩集』
U
解説〔『現代随想全集』〕 / 解説〔『ジョン万次郎漂流記』〕 / 解説〔『駅前旅館』〕 / 井伏鱒二の文学 / 解説〔『現代の随想』〕
V
井伏鱒二
出所一覧 / 解説 師弟の関係 庄野潤三