絶版文庫書誌集成
未分類絶版文庫 【か】
海音寺 潮五郎 (かいおんじちょうごろう)
「西郷と大久保と久光」 (さいごうとおおくぼとひさみつ)
朝日文庫
海音寺 潮五郎 (かいおんじちょうごろう)
「武道伝来記」 (ぶどうでんらいき)
光文社時代小説文庫
開高 健 (かいこうけん)
「ああ 好食大論争」 (ああこうしょくだいろんそう)
潮文庫
開高 健編 (かいこうけん)
「たばこの本棚 ― 5つの短篇と19の随想」 (たばこのほんだな)
ぶんか社文庫
開高 健 (かいこうけん)
「日本人の遊び場」 (にほんじんのあそびば)
集英社文庫
かくま つとむ
「鍛冶屋の教え 横山祐弘職人ばなし」 (かじやのおしえ)
小学館文庫
景山 忠弘 (かげやまただひろ)
「コレクション こどもと大相撲」 (こどもとおおずもう)
京都書院アーツコレクション
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*255頁
*発行 1998年
*装釘・西村典子
*紹介文
大相撲が子どもたちに熱烈支持されていた昭和30年代を中心に、江戸時代から戦後までに発表された相撲玩具を集める。カルタ、双六、羽子板、凧、メンコ、コマ、写真、おもちゃ絵などをカラーで収録。
堅田 直 (かただただし)
「古墳 グラフィティ・日本謎事典B」 (こふん)
光文社文庫
角間 隆 (かくまたかし)
「赤い雪 ― 総括・連合赤軍事件」 (あかいゆき)
新風舎文庫
風早 恵介 (かざはやけいすけ)
「大友宗麟 ― 道を求め続けた男」 (おおともそうりん)
PHP文庫
風間 完 (かざまかん)
「エンピツ画のすすめ」 (えんぴつがのすすめ)
朝日文庫
鹿島 茂 (かしましげる)
「かの悪名高き 十九世紀パリ怪人伝」 (かのあくみょうたかきじゅうきゅうせいきぱりかいじんでん)
小学館文庫
梶山 季之 (かじやまとしゆき)
「日本女地図B 札幌の女」 (にほんおんなちず)
徳間文庫
梶山 季之 (かじやまとしゆき)
「頼山陽 ― 雲か山か」 (らいさんよう)
光文社時代小説文庫
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*464頁
*発行 昭和62年
*カバー絵・村上豊
*カバー文
漢学者・頼春水(らいしゅんすい)の一人息子・久太郎(きゅうたろう=山陽)は、青雲の志に燃えて江戸にやってきた。だが、多くの学者や文人と出会い、彼は学問への疑問を抱き始める…。苦悩と放蕩に満ちた若き日の頼山陽を生き生きと描く快作!
*解説頁・「文学と娯楽の接点」 大牟田稔(中国新聞社論説主幹)
勝部 真長 (かつべみたけ)
「若き日の和辻哲郎」 (わかきひのわつじてつろう)
PHP文庫
桂 米朝 (かつらべいちょう)
「桂米朝 私の履歴書」 (かつらべいちょう わたしのりれきしょ)
日経ビジネス人文庫
加藤 郁乎 (かとういくや)
「後方見聞録」 (こうほうけんぶんろく)
学研M文庫
加藤 楸邨著・復本 一郎編 (かとうしゅうそん・ふくもといちろう)
「加藤楸邨句集」 (かとうしゅうそんくしゅう)
芸林21世紀文庫(芸林書房)
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*128頁
*発行 2004年
*カバー・池田満寿夫
*目次
寒雷抄 / 颱風眼抄 / 穂高抄 / 雪後の天抄 / 火の記憶抄 / 野哭抄 / 起伏抄 / 山脈抄 / まぼろしの鹿抄 / 吹越抄 / 怒涛抄 / 解説 復本一郎
加東 大介 (かとうだいすけ)
「南の島に雪が降る」 (みなみのしまにゆきがふる)
知恵の森文庫(光文社)
*カバーデザイン・盛川和洋
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*295頁 / 発行 2004年
*カバー文
昭和18年、俳優・加東大介は召集を受け、ニューギニアへ向かった。彼は、死の淵をさ迷う兵士たちを鼓舞するために“劇団”づくりを命じられ、島中の兵士から団員を集め、工夫を重ねて公演する。そしてついには熱帯の“舞台”に雪を降らせ、兵士たちに故国を見せたのだった―感動的エピソードに溢れた記録文学の傑作。
*目次
四人の演芸グループ / さようなら日本 / 三味線の功徳 / 成功した初公演 / スター誕生 / 墓地に建てた劇場 / ニセ如月寛多 / 本格的な稽古 / 別れの「そうらん節」 / マノクワリ歌舞伎座 / 演劇分隊の心意気 / この次まで生きてくれ / 食い気とホーム・シック / 南の島に雪が降る / 支隊全員に見守られて / デザイナー隊長の加入 / ワイが女になるんや / 螢の光 / 七千人の戦友 / あとがき / 後記 沢村貞子 / 解説 保坂正康
*旺文社文庫版(サイト内リンク)
加藤 守雄 (かとうもりお)
「わが師 折口信夫」 (わがしおりぐちしのぶ)
朝日文庫
金井 美恵子 (かないみえこ)
「彼女(たち)について私の知っている二、三の事柄」 (かのじょたちについてわたしのしっているにさんのことがら)
朝日文庫
金井 美恵子 (かないみえこ)
「目白雑録 2」 (ひびのあれこれ)
朝日文庫
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*261頁
*発行 2009年
*カバーイラスト・装幀=金井久美子 / デジタルワーク協力=大西由華
*カバー文
小説を書き、本を上梓し、愛する老猫の健康を気遣う日々のなかで出合うさまざまな事象、メディアに現れるさまざまな言説を、金井美恵子が斬りまくる! 素敵で過激な「日々のあれこれ」。大好評エッセイの第2弾。《解説・田口賢司》
金子 務 (かねこつとむ)
「アインシュタイン・ショック〔全2冊〕」 (Einstein・shock)
岩波現代文庫
金子 兜太 (かねこ とうた)
「金子兜太句集」 (かねこ とうたくしゅう)
芸林21世紀文庫
*表紙装画・新井深
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*128頁 / 発行 2002年
*目次
少年
東京時代(昭和一五〜一八年)
トラック島(昭和一九〜二一年)
結婚前後(昭和二二〜二三年)
福島(昭和二六〜二八年)
神戸(昭和二九〜三〇年)
生長
金子兜太句集
蜿蜿
暗緑地誌
早春展墓
狡童
旅次抄録
遊牧集
猪羊集
詩經國風
皆之(みなの)
黄
両神
東国抄
解説 佐佐木 幸綱
金子 兜太 (かねことうた)
「今日の俳句 ― 古池の『わび』より海の『感動』へ」 (こんにちのはいく)
知恵の森文庫(光文社)
金子 兜太 (かねことうた)
「放浪行乞 ― 山頭火百二十句」 (ほうろうぎょうこつ)
集英社文庫
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*301頁
*発行 1992年
*カバー・田村義也
*カバー文
うしろ姿のしぐれてゆくか ― 。徹底した自由で、一行詩を書き続けた放浪の俳人・種田山頭火(1882〜1940)。その生涯を新しい解釈でたどり、山頭火の時代と芸術を捉えた評伝。
*解説頁・清水哲男
鏑木 清方著 山田 肇編 (かぶらぎきよかた・やまだはじめ)
「随筆集 明治の東京」 (ずいひつしゅうめいじのとうきょう)
岩波文庫
神川 武利 (かみかわたけとし)
「士魂の提督 伊東祐亨 ― 明治海軍の屋台骨を支えた男」 (しこんのていとくいとうすけゆき)
PHP文庫
唐沢 俊一 (からさわしゅんいち)
「トンデモ美少年の世界 あなたを惑わす危険な人々」 (とんでもびしょうねんのせかい)
光文社文庫
唐長十一代 千田 堅吉 (せんだけんきち)
「唐長の『京からかみ』文様」 (からちょうのきょうからかみもんよう)
紫紅社文庫
花林舎編 (かりんしゃ)
「引札 田村コレクション」 (ひきふだ)
京都書院アーツコレクション
カレル・ヴァン ウォルフレン著 篠原 勝訳 (Karel・Van Wolferen しのはらまさる)
「日本 / 権力構造の謎〈上下〉」 (にほんけんりょくこうぞうのなぞ)
ハヤカワ文庫NF
川合 貞吉 (かわいていきち)
「ある革命家の回想」 (あるかくめいかのかいそう)
徳間文庫
河合 雅雄 (かわいまさを)
「学問の冒険」 (がくもんのぼうけん)
岩波現代文庫
河合 隼雄 (かわいはやお)
「昔話と日本人の心」 (むかしばなしとにほんじんのこころ)
岩波現代文庫
川上 澄生 (かわかみすみお)
「明治少年懐古」 (めいじしょうねんかいこ)
ウェッジ文庫
川口 松太郎 (かわぐちまつたろう)
「悪源太郎」〈上下〉 (あくげんたろう)
徳間文庫
川口 松太郎 (かわぐちまつたろう)
「皇女和の宮」 (こうじょかずのみや)
徳間文庫
川口 松太郎 (かわぐちまつたろう)
「鶴八鶴次郎」 (つるはちつるじろう)
光文社時代小説文庫
川崎 洋 (かわさきひろし)
「方言自慢」 (ほうげんじまん)
小学館文庫
川島 令三 (かわしまりょうぞう)
「私の電車史 ― 昭和30年代の関西私鉄から最新鉄道事情まで」 (わたしのでんしゃし)
PHP文庫
*目次
まえがき
プロローグ
1 昭和三十年代の京阪神地区
阪神電車とのかかわり
鉄道趣味は阪神にはじまり、阪神に終わる?
阪神元町で新発見
そのころの阪神電鉄
電車にはすべてモーターがついていると思っていた
クロスシートについて
阪神電車は嫌い?
阪神間の住民は阪神派と阪急派に分かれている
はじめて乗った阪急には幻滅した
京都までのはじめての単独乗車@ 京阪電車
京阪へのルート
テレビカー
複々線
その後の京阪とのつき合い
京都までのはじめての単独乗車A 阪急京都線との出会い
超弩級電車“P6”
嵐山の大ターミナル
国鉄
「普通の快速」とは?
普通客車列車
近鉄・南海
2 東海道新幹線開業のころ
東海道新幹線
「夢の超特急」計画
自転車で新幹線を見に行く
新幹線初乗り
昭和三十九年の阪神電鉄
自転車で阪神尼崎車庫通い
阪神のダイヤ改良案
西大阪特急の登場
東京の電車@ 京王電鉄
興味はない東京の国鉄
京王特急5000系
井の頭線
東京の電車の凄まじい輸送力
はじめての名古屋
東京の電車A 京成電車
野上電鉄を走る阪急譲渡車
南海本線走破
牧歌的な野上電鉄
3 「ヨンサントウ」大改正の前後
長野への研修旅行
東京の電車B 東京急行電鉄
東京の電車C 京浜急行電鉄
東京の電車D 玉電
伊豆急・箱根登山鉄道
北陸単独旅行@ 京福電鉄
北陸単独旅行A 北陸鉄道
北陸単独旅行B 富山地鉄・頸城鉄道
神戸高速鉄道
寝台車は天国
トンネルだけの鉄道会社
阪神と阪急が並ぶ光景
4 大坂万博以後
西武新宿線
小田急
四国紀行@ 琴平電鉄
四国紀行A 土佐電鉄
食堂車
食堂車でのアルバイト
少なくなる食堂車
東京の通勤事情
クルマと鉄道
まだすべての鉄道に乗っていない
スーハーカー
5 阪神大震災後
現在の鉄道事情
阪神は相当な乗客減
山陽姫島での直通運転を開始
他の私鉄もJRに押され続けている
首都圏の私鉄のほうは元気
LRT構想花盛り
整備新幹線について
エピローグ
鉄道友の会
『鉄道ピクトリアル』時代
サラリーマン時代に学んだこと
再び鉄道ライターとして
あとがき
〈巻末付録〉私の好きな名車両30選・
河竹 登志夫 (かわたけとしお)
「作者の家 黙阿弥以後の人びと(第一部)」 (さくしゃのいえ-もくあみいごのひとびと)
岩波現代文庫
(画像はクリックで拡大します)
*294頁 / 発行 2001年 / 全2冊
*カバー文
歌舞伎作者河竹黙阿弥の死後、後継したのは娘の糸女であった。女手で実兄との間の相続や著作権のトラブルに立ち向かうが、やがて坪内趙遙を間に立て養嗣子繁俊をむかえる……。黙阿弥の曾孫である著者が、大震災の難を逃れた遺品を端緒に「家」の変遷を辿り、近代の波涛に揺れる芝居界や庶民の生態を如実に描き出す。
*目次
はじめに
一 消えて行く「家」
狂言作者と近代 / 幻影の糸女
二 幼年時代の疑問
二つの姓 / ここのお祖母さん
三 おそめさんと私
記憶のあとさき / 松濤の家
四 其水夫婦と糸女
土蔵相模の名花 / 律儀な大番頭
五 糸女「家」を継ぐ
「弁天小僧」裁判事件 / 十六娘の仏門志願
六 糸女の生甲斐
著作権継承 / 黙阿弥と琴女の遺書 / 糸女の一日
七 趙遙が選んだ養子
逍遥と黙阿弥 / 二人の候補者
八 田舎書生の青春
文学青年市村半身 / 病苦と望郷
九 繁俊「家」に入る
運命の岐路 / 養子縁組
十 本所の家
住居と一族 / ふたつの世界 / はじめての狂言作者伝
*講談社文庫版(サイト内リンク)
*関連書(サイト内リンク)
河竹登志夫 「黙阿弥」 文春文庫
河竹黙阿彌・河竹繁俊編 「黙阿彌名作選」 新潮文庫
川端 要寿 (かわばたようじゅ)
「下足番になった横綱 奇人横綱男女ノ川」 (げそくばんになったよこづな きじんよこづなみなのがわ)
小学館文庫
川端 龍子 (かわばたりゅうし)
「川端龍子 詠んで描いて四国遍路」 (かわばたりゅうし よんでえがいてしこくへんろ)
小学館文庫
河東 碧梧桐 (かわひばしへきごとう)
「子規を語る」 (しきをかたる)
岩波文庫
神作 光一 (かんさくこういち)
「歌集 冴え返る日」 (かしゅうさえかえるひ)
短歌新聞社文庫