絶版文庫書誌集成
角川文庫 【こ】
圀府寺 司 (こうでらつかさ)
「ゴッホ 日本の夢に懸けた芸術家」 (Gogh)
角川文庫 Kadokawa Art Selection
河野 多恵子 (こうのたえこ)
「男友達」 (おとこともだち)
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*226頁
*発行 昭和47年
*カバー・村上芳正
*親本の帯文
芥川賞受賞後の長篇
幼友達と愛人……二人の男によせる現代女性の怪しく真実な愛を描き新分野を開拓した野心的長篇!
*解説頁・秋山駿
河野 多恵子 (こうのたえこ)
「最後の時」 (さいごのとき)
文・写真 小林 麻美 (こばやしあさみ)
「私生活 ― PRIV´E」 (しせいかつ)
小林 秀雄 (こばやしひでお)
「ゴッホの手紙」 (ごっほのてがみ)
小林 秀雄 (こばやしひでお)
「常識について」 (じょうしきについて)
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*324頁
*発行 昭和43年
*カバー装画・栃折久美子
*カバー文
著者は真の意味の創造的な叡智の評論家である。その独自の直観、読む人の心を捉えてはなさない。「常識について」「真贋」「蟹まんじゅう」等のユニークなエッセイをはじめ、「政治と文学」「ソヴェトの旅」の講演を含め、円熟した著者の現在を語るものである。
*解説頁・吉田?生
小林 秀雄 (こばやしひでお)
「ドストエフスキイの生活」 (どすとえふすきいのせいかつ)
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*261頁
*発行 昭和43年
*カバー文
年少にして母を失い、父は農奴に惨殺され自らは空想的社会主義者の群れに投じて社会改革を夢みる文学青年ドストエフスキイは金使いの荒いブルジョワ息子であった。思想犯、死刑囚、シベリア流刑人、姦通、失恋、パリー旅行、借金、賭博、あらゆるどん底の痛苦をなめ尽くし、なおも溢れる人間への愛。彼の作品は血と涙の結晶なのだ。
小林 秀雄 (こばやしひでお)
「私の人生観」 (わたしのじんせいかん)
小松 和彦 監修 (こまつかずひこ)
「妖怪 YOKAI ジャパノロジー・コレクション」 (ようかい)
角川ソフィア文庫
小松 左京 (こまつさきょう)
「青い宇宙の冒険」 (あおいうちゅうのぼうけん)
小松 左京ほか (こまつさきょう)
「SFバカばなし ― おもろ放談」 (えすえふばかばなしおもしろほうだん)
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*316頁
*発行 1981年
*カバー文
宇宙感覚のおしゃべり大会
食糧危機は目じゃないよ、霊魂だって食えるんだ。
人口増加はホ モでふせごう。
奇才、怪才、珍才、変才…SF作家が勢揃い
どんな話が出てくるか、
爆笑大座談会がはじまるよ。
*出席者
石井喬司 / 大伴昌司 / 小松左京 / 筒井康隆 / 豊田有恒 / 平井和正 / 星新一 / 矢野徹
五味川 純平 (ごみかわじゅんぺい)
「自由との契約 (上)」 (じゆうとのけいやく)
今 東光 (こんとうこう)
「悪太郎」 (あくたろう)
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*564頁
*発行 昭和36年
*カバー文
まだ中学生でありながら、女と関係を持ち、その間には喧嘩沙汰がたえなり。相手が教師であろうと上級生であろうと平気でなぐり飛ばす。数学がきらいで、文学を愛する“悪太郎”こと今野東吾。直情径行、自分を偽らずに生きる悪太郎の青春の日々が描かれる。著者の自伝小説ではないが、一面を語っていることは間違いない。
*解説頁・十返肇
今 東光 (こんとうこう)
「お吟さま」 (おぎんさま)
コンラッド著・蕗沢 忠枝訳 (ふきざわただえ)
「文化果つるところ」(上下巻) (ぶんかはつるところ)
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*上巻227頁・下巻168頁
*発行 昭和28年
*カバー画像・平成2年刊「リバイバル・コレクション」版/カバーデザイン・鈴木一誌+蒲谷孝夫
*カバー文
ポーランドに生まれ、十一歳で孤児となったコンラッドは、放浪のすえイギリス船の船員となり世界中を航海した。本書は極限状況に投げ出された人間の恐怖と苦闘を描いた初期傑作長編。