福武文庫索引


福武文庫創刊に際して 福武哲彦

 かつて文庫とは、すでに古典であるか、または古典たりうる保証のもとに登録された文章であった。 その残照に育まれて、普遍性を持し、同時に特殊性を謳い続けながら、われわれは、近代を支えてきたといっても過言ではない。しかし、この文化としての王道は、文化そのものが包摂する変転、進歩の法則を抱いて現代に突入するに及んで、自らを脱皮の対象とする波乱の局面を迎えたのでもあった。世にいう価値観の多様化が、それである。ここで、不可解な人間はより不可解となり、直線上にあったかにみえた文化の可能性は、放射状をなして多岐なるものとなった。百花斉放、飛び交う花々を生んで、今われわれは、文化的乱反射の中にいる、文化生産は日常化して、目まぐるしいその生死とともに、さながら空気のようにわれわれを包み込んでいる。一見、それらは潤沢な恩恵であり、この上なき繚乱と営為が、その一点に向けて滔々と流れているのを看取することも可能である。即ち、現代を過渡的時代ととらえた場合、前衛としての創造が、永い命脈を保ちうる後衛となることを望んで、今われわれは、真の創造という意味における模索の時代のまっただ中に立っているのである。小社が、敢えて文庫創刊に踏み切った真意は、この前衛として誕生し後衛として蘇生する文化の、真の軌跡を願望するからにほかならない。二十世紀の掉尾を飾り、われわれは不偏不党の立場から営利を超越して、時には芸術全般、人文・社会・自然諸科学における新たな創造者の発掘・育成に努め、時には諸外国の文物を紹介して国際交流に寄与するなど、世界の遺産伝承の方途を模索したいと希求する次第である。幸い軽量廉価な文庫の、読者による再創造としての裾野は広い、読者各位の御支援をいただきながら、恒久的な刊行を願うものである。
  一九八五年十一月



【あ】

アヴリル・ロッドウェイ著 井村君江訳 「妖精の国への誘い」

青木正美著 「古本屋四十年」 1992年

青野聡著
 「猫っ毛時代・鳥人伝説」 1986年
 「太陽の便り鼻から昇る」 1988年
 「人間のいとなみ」 1990年

飛鳥井雅道著 「坂本竜馬 幕末の自由精神」 1992年

アビゲイル・パジェット著 公庄さつき訳 「封印」 1998年

阿部昭著 「未成年と12の短篇」 1994年

アポリネール著 窪田般弥訳 「アポリネール傑作短篇集」 1987年

アレー著 山田稔訳 「悪戯の愉しみ」 1987年

アンドレ・マルロー著 堀田郷弘訳 「風狂王国 幻想短篇集」 1991年

アンヌ・フィリップ著 渡辺隆司訳 「丘の上の出会い」

【い】

石和鷹著 「野分酒場」 1994年

イタロ・カルヴィーノ著 米川良夫訳 「くもの巣の小道」 1994年

イーヴリン・ウォー著 柴田稔彦訳 「ポール・ペニフェザーの冒険」 1991年

井伏鱒二著
 「鞆ノ津茶会記」 1989年
 
「文士の風貌」

今江祥智 「さよなら、ピーター・パン ― 子どもの国からの挨拶、また」

今江祥智 山下明生編
 「現代童話 1」 1991年
 「現代童話 2」 1991年
 「現代童話 3」 1991年
 「現代童話 4」 1991年
 「現代童話 5」 1991年

色川武大著
 
「狂人日記」 1993年
 「虫喰仙次」 1989年

巌谷大四著
 「本のひとこと」 1986年

 「人間泉鏡花」 1988年

【う】

ヴァレリー著 粟津則雄訳 「テスト氏」 1990年

ウィリアム・ディール著 田村義進訳 「真実の行方」 1996年

ウィルバー・スミス著 田村義進訳 「アフリカの牙」 1995年

ウィンターフェルト著 関楠生訳 「カイウスはばかだ」 1990年

植島啓司著
 「恋愛のディスクール」 1995年
 「男が女になる病気」 1996年

ウェルウィン・W.カーツ著 金原瑞人 斉藤倫子 共訳 「魔女の丘」 1990年

ウォルシュ著 沢田洋太郎訳 「焼けあとの雑草」 1990年

牛島秀彦著 「巨人軍を憎んだ男 V.スタルヒンと日本野球」 1991年

内田百闥

 「青葉しげれる」 1993年
 「阿呆の鳥飼」 1993年
 「居候匆々」 1992年
 「王様の背中」 1994年

 「贋作吾輩は猫である」 1992年
 「サラサーテの盤」 1990年
 「春雪記」 1991年

 「新・大貧帳」 1989年
 「新編 ノラや」 1993年
 「新方丈記」 1992年
 「先生根性」 1990年
 「古里を思う」 1991年

 「第一阿房列車」 1991年
 「第二阿房列車」 1991年
 「第三阿房列車」 1992年
 「長春香」 1990年
 「タンタルス」 1991年

 「出船の記」 1993年
 「百鬼園随筆」 1994年
 「続 百鬼園随筆」 1994年

 「百鬼園先生言行録」 1990年
 「百鬼園日記帖」 1992年
 「百闕タ談」 1992年
 「まあだかい」 1993年
 「間抜けの実在に関する文献」 1990年
 「冥途」 1994年
 「ものづくし」 1993年
 「幼年時代」 1991年
 「旅順入城式」 1994年

【え】

エリアーデ著 直野敦 住谷春也訳 「ホーニヒベルガー博士の秘密」 1990年

エリザベス・グージ著 石井桃子訳 「まぼろしの白馬」

エリザベス・ボウエン 他著 橋本槙矩訳 「猫は跳ぶ イギリス怪奇傑作集」 1990年

エリノア・ファージョン著 松岡享子訳 「町かどのジム」

遠藤周作著 「作家の日記 1950・6〜1952・8」 1996年

【お】

大庭みな子著 「舞へ舞へ蝸牛」 1990年

大林辰蔵著 「宇宙に夢中」 1992年

大原富枝著 「地上を旅する者」 1986年

小笠原京著 「瑠璃菊の女 旗本絵師描留め帳」 1996年

小川洋子著
 「完璧な病室」 1991年
 「余白の愛」 1993年
 「冷めない紅茶」 1993年

岡本隆三著 「纏足物語」 1990年

荻野アンナ著 「私の愛毒書」 1994年

長部日出雄著 「未完反語派」 1986年

小沢俊夫著 「昔ばなしとは何か」 1990年

小澤善雄 「評伝 国吉康雄 ― 幻夢と彩感」 1991年

落合恵子著 「水の時間風の休日」 1997年

【か】

葛西善蔵著 阿部昭編 「葛西善蔵随想集」 1986年


笠原淳著 「杢二の世界」 1987年

加藤治子著 「ひとりのおんな」

金井美恵子著
 「文章教室」 1987年
 「あかるい部屋のなかで」

樺山紘一著 「ルネサンス周航」 1987年

上垣外憲一著 「天孫降臨の道」

柄谷行人 「批評とポスト・モダン」

ガルシア=マルケス他著 木村栄一他訳 「美しい水死人 ラテンアメリカ文学アンソロジー」 1995年

ガルシア=マルケス著 井上義一訳 「青い犬の目 死をめぐる11の短篇」 1994年

ガルシン著 中村融訳 「ガルシン短篇集」 1990年

カルボニエ著 藤川正信訳 「床屋医者パレ」

カレン・キエフスキー著 柿沼瑛子訳
 「キャット・ウォーク 女性探偵に気をつけろ!」 1996年
 「カタパルト. キャット・コロラド事件簿シリーズ」 1997年
 「焦がれる女. キャット・コロラド事件簿シリーズ」 1998年
 「浮遊死体. キャット・コロラド事件簿シリーズ」 1998年
 「デッド・エンド. キャット・コロラド事件簿シリーズ」 1998年

神沢利子著 「銀のほのおの国」 1991年

【き】

菊池仁編
 「人情交差点 橋ものがたり. 時代小説ベスト・アンソロジー1」 1995年
 「仕留め技捕物帳 捕物界の異能者たち. 時代小説ベスト・アンソロジー2」 1995年
 「江戸職業事情 1. 時代小説ベスト・アンソロジー3」 1995年
 「江戸職業事情 2. 時代小説ベスト・アンソロジー4」 1995年
 「大江戸ホラーコレクション. 時代小説ベスト・アンソロジー5」 1995年
 「奇妙・絶妙・秘剣列伝. 時代小説ベスト・アンソロジー6」 1995年
 「幕藩リストラ事情. 時代小説ベスト・アンソロジー7」 1995年
 「叛逆の系譜. 時代小説ベスト・アンソロジー8」 1995年

岸本加世子著 「ハチの顛末」 1998年

紀田順一郎著 「古書街を歩く」 1992年

キトレッジ・チェリー著 栗原葉子・中西清美訳 「日本語は女をどう表現してきたか」 1995年

木村久邇典著
 「山本周五郎 青春時代」 1990年
 「山本周五郎 馬込時代」 1990年
 
「山本周五郎 横浜時代」 1990年

木村治美著
 「女の流儀暮らしの作法」 1996年
 「心をこめて家族の時間」 1997年

木村尚三郎他著 「名言の内側 歴史の発想に学ぶ」 1997年

清岡卓行 「大連港で」

桐生操著
 「王妃カトリーヌ・ド・メディチ」 1995年
 「王妃マルグリット」 1995年
 「世界ミステリー・ツアー」 1996年
 「血ぬられた法王一族」 1996年
 「皇女アナスタシアは生きていたか 歴史の闇に葬られた5人の謎をめぐって」 1996年
 「あぶない世界史 誰も書けなかった歴史の真相が見える! 1 (創世紀〜古代ローマ篇)」 1996年
 「あぶない世界史 誰も書けなかった歴史の真相が見える! 2 (中世ルネサンス篇)」 1996年
 「あぶない世界史 誰も書けなかった歴史の真相が見える! 3 (絶対君主制〜市民革命篇)」 1996年
 「あぶない世界史 誰も書けなかった歴史の真相が見える! 4 (世界史の迷宮『謎の秘密結社』編)」 1998年

【く】

草柳大蔵著
 「あなたの『死にがい』は何ですか?」 1985年
 「なぜ、一流品なのか 読むオシャレ・24章」 1997年

熊井明子著 「花の詩集」 1997年

クリストファー・アンダーセン著 小沢瑞穂訳 「マドンナの真実」 1995年

黒井千次著 「たまらん坂」 1995年

黒沢明述 原田真人聞き手 「黒沢明語る」 1995年

【け】

ケストナー著 高橋健二訳 「ケストナーの終戦日記 1945年、ベルリン最後の日」

ケネス・ロイス著 結城山和夫訳 「テロルの日」 1996年

【こ】

コクトー著・澁澤龍彦訳 「大胯びらき」

後藤明生著
 「行方不明」 1989年
 「笑いの方法 あるいはニコライ・ゴーゴリ」 1990年

小林恭二著
 「電話男」 1987年
 「小説伝」 1988年
 「ゼウスガーデン衰亡史」 1991年
 「荒野論」 1995年
 「瓶の中の旅愁 
小説の特異点をめぐるマカロニ法師の巡礼記」 1996年

小松和彦著
 「新編・鬼の玉手箱 外部性の民俗学」 1991年
 「神々の精神史」 1992年

【さ】

佐伯一麦著 「ショート・サーキット」 1996年

三枝和子著
 「小説清少納言 諾子の恋」 1994年
 「小説 かげろうの日記 ― 道綱の母・寧子の恋」 1994年
 「小説紫式部 香子の恋」 1994年
 「小説和泉式部 許子の恋」 1995年
 「小説小野小町 吉子の恋」 1995年

榊原晃三訳 「モーパッサン怪奇傑作集」 1989年

佐藤綾子著 「しなやかに、イヴたちへ」 1986年

佐野洋子著
 「わたしが妹だったとき・こども」 1990年
 「わたしが妹だったとき・こども」 1995年

サローヤン著 三浦朱門訳 「我が名はアラム」 1987年

サンドラール著 生田耕作訳 「世界の果てまで連れてって」 1988年

【し】

ジェイムズ・A.ミッチェナー著 安引宏訳
 「わが青春のスペイン 1 (バルセロナ物語)」 1992年
 「わが青春のスペイン 2 (アンダルシア物語)」 1992年
 「わが青春のスペイン 3 (マドリード物語)」 1992年

ジェイムズ・グレイディ著 桃井健司訳 「雷鳴」 1995年

ジェフリー・トゥリーズ著 田中明子訳 「この湖にボート禁止」

澁澤龍彦著
 「うつろ舟」 1990年
 「エピクロスの肋骨」
 
「犬狼都市(キュノポリス)」
 
「偏愛的作家論」
 「マルジナリア」 1987年

島田雅彦著
 「優しいサヨクのための嬉遊曲」 1985年
 「亡命旅行者は叫び呟く」 1986年
 「夢遊王国のための音楽」 1987年
 「天国が降ってくる」 1990年
 「語らず、歌え」 1991年

島村洋子著 「誘惑術」 1997年

清水きん著 「夫 山本周五郎」 1988年

清水義範著
 「シナプスの入江」 1995年
 「催眠術師」 1996年

シュトルム著 矢川澄子訳 「たるの中から生まれた話」 1990年

ジョイス著 高松雄一訳 「ダブリンの市民」 1987年

城市郎著
 「発禁本」 1991年
 「続・発禁本」 1991年


松栄堂広報室編 「香りの手帖」 1991年

庄野潤三著 「ザボンの花」 1991年

ジョン・ストラレー著 天野恵訳 「熊と結婚した女」 1996年

ジョン・トレンヘイル著 棚橋志行訳 「欲望の虎」 1996年

ジョー・ゴアズ著 木村仁良訳 「32台のキャディラック」 1998年

ジョーゼフ・J.アンドリュー著 中江昌彦訳 「影の十二使徒」 1998年

ジーン・ヘイガー著 大倉貴子訳 「レイヴンモッカーの呪い」 1996年

新宮正春著
 「武蔵を仆した男」 1995年
 「江戸城炎上」 1995年
 「芭蕉庵捕物帳」 1996年

【す】

杉浦明平著 
「泥芝居」 1986年


スタインベック著 井上謙治訳 「キャナリー・ロウ 缶詰横町」 1989年

スティーヴ・エリクソン著 柴田元幸訳 「黒い時計の旅」 1995年

スティーヴン・キング著 安野玲訳 「死の舞踏」 1995年

スティーヴン・ミルハウザー著 柴田元幸訳 「バーナム博物館」 1995年

スティーヴンソン著 河田智雄訳
 「自殺クラブ」 1989年
 「スティーヴンソン怪奇短篇集」 1988年

砂沢クラ著 「ク スクップ オルシペ 私の一代の話」 1990年

【せ】

瀬戸内寂聴・永田洋子著 「瀬戸内寂聴・永田洋子往復書簡 愛と命の淵に」 1993年

瀬戸内晴美著 「ぱんたらい」 1988年

【そ】

【た】

高橋健二著 「ケストナーの生涯 ドレースデンの抵抗作家」 1992年

高橋源一郎著 「文学がこんなにわかっていいかしら」 1992年

高見恭子著 「クールオアムーン」 1996年

竹西寛子著
 「ひとつとや」 1989年
 「続 ひとつとや」 1990年

竹野雅人著 「山田さん日記」 1996年

辰野隆 「フランス革命夜話」 1989年

立松和平著
 「今も時だ・ブリキの北回帰線」 1986年
 「太陽の王」 1989年

田中克彦著 「ことばの自由をもとめて」 1992年

玉貫寛著 「潮の道草」 1985年 たまき

俵万智著 「ひまわりの日々」 1998年

【ち】

チェーホフ著 原卓也訳 「チェーホフ短篇集」 1988年

【つ】

辻邦生著 「睡蓮の午後」 1994年

綱淵謙錠他著 「日本剣豪列伝 3」 1995年

【て】

デヴィッド・アーロン著 実川元子訳 「シンシア」 1996年

デボラ・オメル著 母袋夏生訳 「ベン・イェフダ家に生まれて」

デンネボルク著 高橋健二訳
 「ヤンと野生の馬」 1990年
 「小さなろばのグリゼラ」

デーヴィッド・ローゼンバウム著 大沢晶訳 「ツァディク 異能の者」 1996年

【と】

ドストエフスキイ著 米川正夫訳
 「ドストエフスキイ前期短篇集」 1987年
 「ドストエフスキイ後期短篇集」 1987年

戸部新十郎他著 「日本剣豪列伝 1」 1995年

トマス・パワーズ著 鈴木主税訳 「なぜ、ナチスは原爆製造に失敗したか
 連合国が最も恐れた男・天才ハイゼンベルクの闘い (上下)」 1995年

トマス・マッコール著 中原裕子訳 「凍てついた軌道」 1995年

トム・マコックレン著 岡村雅子訳
 「風にのって走れ. 白ギツネの谷の物語1」 1991年
 「地にむかって走れ. 白ギツネの谷の物語2」 1991年
 「走れすばやく、走れ自由に. 白ギツネの谷の物語3」 1991年

外山滋比古著
 
「赤い風船」 1986年
 「文章を書く心」 1986年
 「空気の教育」 1989年

トルストイ著 中村白葉訳
 「トルストイ前期短篇集」 1991年
 「トルストイ後期短篇集」 1991年

トールモー・ハウゲン著 山口卓文訳
 「夜の鳥」 1991年
 「少年ヨアキム」 1991年

【な】

中薗英助著 「夜よシンバルをうち鳴らせ」 1986年

中村武志著 「女房のヤキモチ」 1993年

中野翠著 「スター・クレージー 中野翠の断然おすすめシネマガイド」 1998年

中野美代子著
 「孫悟空の誕生 サルの民話学と『西遊記』」 1987年
 「カニバリズム論」 1987年
 
「西遊記の秘密 タオと煉丹術のシンボリズム」 1995年

夏堀正元著 「変らぬ街」 1990年

夏目房之介編
 「トイレの穴」 1994年
 「眠らせろ!」 1996年

ナボコフ著 大津栄一郎訳 「賜物 (上下)」 1992年

波平恵美子著 「脳死・臓器移植・がん告知 死と医療の人類学」 1990年

南原幹雄著
 「天下の旗に叛いて」 1996年
 「新選組探偵方」 1996年
 「覇者の決まる日」 1996年
 「寛永風雲録」 1996年

【に】

西江雅之著
 「花のある遠景 マチョ・イネの東アフリカ交友録」 1990年
 「旅人からの便り」 1991年

西村玲子著
 「玲子さんのアイデアマーケット インテリア・雑貨」 1996年
 「玲子さんの季節の憧れリビングノート」 1996年
 「玲子さんのファブリックおしゃれノート」 1996年
 「玲子さんの簡単おしゃれリメイク」 1996年
 「玲子さんのおしゃれ自由自在 賢い着まわしのヒント」 1997年
 「玲子さんのおしゃれ上手生き方上手」 1997年

日本ペンクラブ編 赤瀬川原平選 「全日本貧乏物語」 1991年

日本ペンクラブ編 内田春菊選 「ブキミな人びと」 1992年

日本ペンクラブ編 阿刀田高選
 「恐怖の森」 1989年
 「恐怖の旅」 1989年
 「恐怖の花」 1989年

日本ペンクラブ編 荒俣宏選 「異彩天才伝 東西奇人尽し」 1991年

日本ペンクラブ編 逢坂剛選 「スペイン読本」 1987年

日本ペンクラブ編 井上ひさし選
 「児童文学名作全集 1」 1987年
 「児童文学名作全集 2」 1978年
 「児童文学名作全集 3」 1987年
 「児童文学名作全集 4」 1987年
 「児童文学名作全集 5」 1987年

日本ペンクラブ編 越智道雄選 「オーストラリア読本」 1989年

日本ペンクラブ編 渋谷陽一選 「ロック読本」 1989年

日本ペンクラブ編 関川夏央選 「韓国読本」 1988年

日本ペンクラブ編 吉行淳之介選 「文章読本」 1988年

日本ペンクラブ編 原田宗典選 「バイトの達人」 1993年

日本ペンクラブ編 江國滋選 「手紙読本」 1990年

日本ペンクラブ編 山口瞳選 「競馬読本」 1988年

日本ペンクラブ編 山口文憲選 「香港読本」 1989年

日本ペンクラブ編 山川静夫選 「歌舞伎読本」 1992年

日本ペンクラブ編 山本容朗選 「今昔温泉物語 伊豆・箱根、関東篇」 1990年

日本ペンクラブ編 山際淳司選 「スタ・メンはおれだ プロ野球読本」 1991年

日本ペンクラブ編 小林恭二選 「俳句とは何か」 1989年

日本ペンクラブ編 立松和平選 「地球派読本」 1990年

日本ペンクラブ編 筒井康隆選 「人間みな病気」 1991年

日本ペンクラブ編 常盤新平選 「ニューヨーク読本」 1986年

日本ペンクラブ編 常盤新平選 「競馬を読もう」 1990年

日本ペンクラブ編 泉麻人選 「おすもうさんのおしり」 1993年

日本ペンクラブ編 村松友視選 「上海読本」 1988年

日本ペンクラブ編 大河内昭爾選 「アンチ・グルメ読本」 1989年

日本ペンクラブ編 竹田青嗣選 「はやりうた読本
 ひばりからサザンまで ポップ・ミュージック」 1990年

日本ペンクラブ編 筑紫哲也選 「日本日記 外国人が見た日本」 1993年

日本ペンクラブ編 藤原新也選 「インド読本」 1988年

日本ペンクラブ編 尾辻克彦選 「不思議の国の広告」 1993年

日本ペンクラブ編 俵万智選 「くだものだもの」 1992年

日本ペンクラブ編 北上次郎選 「海を渡った日本人」 1993年

丹羽基二著 「姓氏の由来ものしり事典」 1997年

【ぬ】

沼田陽一著 「愛しき犬たちの物語」 1997年

【ね】

【の】

野坂昭如著 「乱離骨灰鬼胎草」 1986年

野中柊著
 「アンダーソン家のヨメ」 1994年
 「グリーンクリスマス」 1995年
 「チョコレット・オーガズム」 1995年

【は】

萩本欽一著 「『笑』ほど素敵な商売はない」 1995年

蓮実重彦著 「夏目漱石論」 1988年

パトリシア・マクドナルド著 吉沢康子訳 「マザーズ・デイ」 1996年

長谷川恒男著 「山に向かいて」 1991年

長谷川四郎訳 「カフカ傑作短篇集」 1988年

ハリソン・E.ソールズベリー著 天児慧 監訳 「ニュー・エンペラー
 毛沢東とケ小平の中国 (上下)」 1995年

【ひ】

日野啓三著 「天窓のあるガレージ」 1987年

干刈あがた著
 「ウホッホ探険隊」 1985年
 「ゆっくり東京女子マラソン」 1986年
 「樹下の家族 / 島唄」 1986年
 「ワンルーム」 1988年
 「しずかにわたすこがねのゆびわ」 1988年
 「アンモナイトをさがしに行こう」 1995年

平井富雄著 「心の四季 精神科医の歳時記」 1986年

ピランデッロ 著 米川良夫訳 「生きていたパスカル」 1987年

【ふ】

フィリップ著 山田稔訳 「フィリップ傑作短篇集」 1990年

フォークナー著
 高橋正雄訳 「エミリーに薔薇を」 1988年
 木島始訳 「魔法の木」 1989年

藤井康男著
 「文科的理科の時代」 1986年
 「右脳人間学」 1987年

古井由吉著
 「夜の香り」 1987年
 「槿」 1988年
 「眉雨」 1989年
 「招魂としての表現」 1992年

ブルックナー著 山口四郎訳 「ジーノのあした」

プルースト著 窪田般弥訳 「楽しみと日々」 1986年

フロベール著 太田浩一訳 「三つの物語」 1991年

【へ】

ベイツ著 大津栄一郎訳 「クリスマス・ソング」 1990年

ペイトン著 久保田輝男訳 「卒業の夏」 1990年

ヘミングウェイ著 宮本陽吉訳 「われらの時代に」 1988年

ヘンリー・ジェイムズ著 行方昭夫訳 「嘘つき」 1989年

ヘンリー・ミラー著
 吉行淳之介訳 「愛と笑いの夜」 1987年
 吉田健一訳 「暗い春」 1986年

【ほ】

堀江謙一著 「太平洋ひとりぼっち」 1994年

ホレーニア著 前川道介 平田達治訳 「白羊宮の火星」 1991年

【ま】

マイケル・パーマー著
 吉澤康子訳 「D.I.C. 血管内凝固症候群」 1998年
 林克己訳 「ボディ・バンク」 1997年

牧野信一著 「バラルダ物語」 1990年

増田みず子著
 「麦笛」 1986年
 「ふたつの春」 1986年
 「自殺志願」 1987年
 「シングル・セル」 1988年

マスパン著 河盛好蔵・林田遼右共訳 「灰色の谷の秘密」

松居直著 「絵本・物語るよろこび」 1990年

マッカラーズ著 加島祥造訳 「夏の黄昏」 1990年

松村栄子著
 「僕はかぐや姫」 1993年
 「至高聖所」 1995年

村松友視著 「悲劇のように」 1986年

マルセル・エイメ著 露崎俊和訳 「クールな男」 1990年

丸谷才一著 「鳥の歌」 1990年

マーク・トウェイン著 大久保博訳 「アダムとイヴの日記」 1995年

【み】

三浦雅士著 「メランコリーの水脈」 1989年

三浦朱門著 「青い鳥を告発しろ」 1987年

三浦清宏著 「長男の出家」 1991年

三浦哲郎著 「蟹屋の土産」

水上勉著
 「地の乳房」 1985年
 「私版京都図絵」 1986年
 「若狭幻想」 1986年
 「秋夜」 1990年

【む】

村石利夫著 「漢字力をつける本」 1997年

村上元三他著 「日本剣豪列伝 2」 1995年

室田武著 「水土の経済学 エコロジカル・ライフの思想」 1991年

【め】

メルヴィル著 坂下昇訳 「タイピー ポリネシヤ綺譚」 1987年

【も】

森毅著
 「ボクの京大物語」 1995年
 「わが青春わが放浪」 1986年

森内俊雄著 「夢のはじまり」 1987年

森岡正博著 「脳死の人 生命学の視点から」 1991年

盛川宏著 「食いしん坊釣り日記」 1996年

モールズワース著 夏目道子訳 「かっこう時計」

【や】

八木義徳著 「家族のいる風景」 1988年

矢島さら著 「あなたがそばにいるだけで」 1997年

安井かずみ著
 「贅沢に、美しく大人の女」 1997年
 「安井かずみのおしゃれ泥棒」 1997年

安岡章太郎著
 「小説家の小説家論」 1986年
 「人生の隣」
 「酒屋へ三里、豆腐屋へ二里」 1993年

山田詠美著 「内面のノンフィクション」 1994年

山田智彦著
 「水中庭園」 1989年
 「人間関係 (上下)」 1990年

山田稔著 「スカトロジア 糞尿譚」 1991年

山本健吉著 「十二の肖像画」 1987年

【ゆ】

夢枕獏編 「釣りにつられて」 1994年

【よ】

横井清著 「史話 中世を生きた人びと」 1991年

吉田知子著 「飛鳥の風 ― 持統女帝」 1994年

吉本ばなな著
 「キッチン」 1991年
 「うたかた / サンクチュアリ」 1991年
 「白河夜船」 1992年
 「Fruits basket 対談集」 1993年
 「B級Banana 吉本ばなな読本」 1995年

吉元由美著 「天使の樹」 1998年

吉本隆明著
 
「空虚としての主題」 1986年
 「マス・イメージ論」 1988年
 「ハイ・イメージ論 1」 1994年
 「ハイ・イメージ論 2」 1994年

吉行淳之介著 「詩とダダと私と」 1986年

【ら】

ライナー・チムニク
 「熊とにんげん」 1990年
 「クレーン・タイコたたきの夢」 1991年
 「セーヌの釣りびとヨナス・いばりんぼの白馬」 1991年

ラードナー著 加島祥造訳 「ラードナー傑作短篇集」 1989年

【り】

リザ・テツナー著 酒寄進一訳 「黒い兄弟 (上下)」 1995年

リチャード・ケネディ著 中川千尋訳・絵 「ふしぎをのせたアリエル号」 1996年

リチャード・ハーマン・ジュニア著 伏見威蕃 阿尾正子訳 「ドラゴン・ノワール作戦」 1995年

【る】

ルネ・ギヨ著 波多野完治訳 「ミシェルのかわった冒険」 1990年

【れ】

レッシング著 行方昭夫訳 「一人の男と二人の女」 1990年

【ろ】

ロバート・R.マキャモン著
 加藤洋子訳 「スワン・ソング (上下)」 1996年
 山田和子訳 「ミステリー・ウォーク (上下)」 1998年

ロルカ著 鼓直訳 「ニューヨークの詩人」 1990年

ロートレアモン伯爵著 藤井寛訳 「マルドロールの歌」 1991年

【わ】

和田芳恵著 「一葉の日記」 1986年

【アルファベット】

A・v・フォイエルバッハ著 西村克彦訳 「カスパー・ハウザー」 1991年

D.H.ロレンス著 西村孝次訳 「乾し草小屋の恋 ロレンス短篇集」 1992年

J.G.バラード著 飯田隆昭訳 「第三次世界大戦秘史」 1994年

J.R.ボナンジンガ著 小牧園子訳 「ブラック・マライア」 1998年

W.W.ジェイコブズ 他著 橋本槙矩 宮尾洋史 共訳 「イギリス怪奇傑作集」 1991年