絶版文庫書誌集成
中公文庫 【さ】
西園寺 公望著・国木田 独歩編 (さいおんじきんもち・くにきだどっぽ)
「陶庵随筆」 (とうあんずいひつ)
西條 八十 (さいじょうやそ)
「女妖記」 (じょようき)
三枝 博音 (さえぐさひろと)
「日本の思想文化」 (にほんのしそうぶんか)
斎藤 栄 (さいとうさかえ)
「黒水晶物語 ― 昭和囲碁風雲録」 (くろすいしょうものがたり)
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*386頁
*発行 1994年
*カバーイラスト・加藤孝雄 / デザイン・フレット
*カバー文
碁の天才児山岡慎太郎は、亡き父のライバル城所に勝て、と母から命じられる。だが、彼は城所の娘を愛してしまい、それを知った母は、父の死にまつわる衝撃的な話を打ち明ける……
大きな謎を背負い、城所との五番勝負に臨むまでの天才棋士の波瀾の青春を、終戦に至るまでの激動の昭和史を背景に描いた、異色のサスペンス長篇。
*解説頁・影山壮一
*講談社文庫版(サイト内リンク)
斎藤 茂太 (さいとうしげた)
「茂吉の周辺」 (もきちのしゅうへん)
斉藤 孝 (さいとうたかし)
「スペイン戦争 ファシズムと人民戦線」 (すぺいんせんそう)
佐伯 彰一 (さえきしょういち)
「近代日本の自伝」 (きんだいにほんのじでん)
佐伯 彰一 (さえきしょういち)
「神道のこころ : 見えざる神を索めて」 (しんとうのこころ)
佐伯 彰一 (さえきしょういち)
「伝記のなかのエロス : 奇人・変人・性的人間」 (でんきのなかのえろす)
佐伯 彰一 (さえきしょういち)
「評伝 三島由紀夫」 (ひょうでんみしまゆきお)
佐伯 彰一 (さえきしょういち)
「物語芸術論 ― 谷崎・芥川・三島」 (ものがたりげいじゅつろん)
早乙女 貢 (さおとめみつぐ)
「新門辰五郎伝」 (しんもんたつごろうでん)
酒井 潔 (さかいきよし)
「日本歓楽郷案内」 (にほんかんらくきょうあんない)
酒井 三郎 (さかいさぶろう)
「昭和研究会 : ある知識人集団の軌跡」 (しょうわけんきゅうかい)
堺 誠一郎 (さかいせいいちろう)
「キナバルの民 ― 北ボルネオ紀行」 (きなばるのたみ)
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*140頁
*発行 昭和52年
*カバー・清水登之
*カバー文
北ボルネオに聳える高峰キナバルの山容は、大戦末期の惨状を想うとき、いっそう奇怪である。
しかしその直前、ドゥスン族たちの秘境をたずね歩いた、この詩情ゆたかな記録が生まれている。
*解説頁・『キナバルの民』の作者のこと 井伏鱒二
堺 利彦 (さかいとしひこ)
「堺利彦伝」 (さかいとしひこでん)
坂本 太郎 (さかもとたろう)
「歴史随想 菅公と酒」 (れきしずいそう かんこうとさけ)
佐木 隆三 (さきりゅうぞう)
「波に夕陽の影もなく ― 海軍少佐竹内十次郎の生涯」 (なみにゆうひのかげもなく)
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*298頁 / 発行 昭和58年
*カバー・辰已四郎
*カバー文
明治37年、海軍少佐竹内十次郎は、時価28億円の軍艦購入費とともに、任地イギリスから消えた。海軍主計学校を主席で卒業したこの男の謎につつまれた行動は、いったい何であったか。イギリスとカナダにその足跡と事件の真相を追った力作長篇
*解説頁・兼川晋
佐々木 祝雄 (ささきときお)
「三十八度線」 (さんじゅうはちどせん)
笹沢 左保 (ささざわさほ)
「木枯し紋次郎 中山道を往く」 上下 (こがらしもんじろうなかせんどうをゆく)
笹沢 左保 (ささざわさほ)
「私説 国定忠治」 (しせつくにさだちゅうじ)
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*255頁
*発行 昭和55年
*カバー・三井永一
*カバー文
股旅物に新分野を拓いて颯爽たる著者が、綿密な史料考証と取材にもとづいて、一代の侠客の生立ちから上州大戸の刑場に果てるまでを探る。虚像を打ち払い、やくざ忠治の素顔を追った特異な忠治伝。
*解説頁・萩原進
佐多 稲子 (さたいねこ)
「あとや先き」 (あとやさき)
佐多 稲子 (さたいなこ)
「年譜の行間」 (ねんぷのぎょうかん)
佐多 芳郎 (さたよしろう)
「風霜の中で ― 私の絵筆日記」 (ふうそうのなかで)
佐藤 忠男 (さとうただお)
「長谷川伸論」 (はせがわしんろん)
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*330頁
*発行 1978年
*カバー・安政三年開板「武蔵国全図」部分(長谷川伸旧蔵)
*カバー文
見捨てられた者の悲哀と意気地を追求して独自の境地を拓いた長谷川伸は、同時代の庶民の有力な代弁者であった。大衆文学の巨匠の作品と人間を論じて、近代日本の民衆の、思想、倫理、教育、文化をとらえ直した注目の長篇作家論。
*解説頁 伊東昌輝
佐藤 忠良 (さとうちゅうりょう)
「つぶれた帽子」 (つぶれたぼうし)
佐野 裕二 (さのゆうじ)
「自転車の文化史」 (じてんしゃのぶんかし)
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*266頁
*発行 1988年
*カバー文
一見古風に見える自転車は、これからが面白い。一世帯に数台あって、今では駅前公害などといわれているあわれ自転車。その愛すべき日用品を新鮮な目で見直し、その発達の歴史や社会風景を興味深く紹介する。
澤田 ふじ子 (さわだふじこ)
「討たれざるもの」 (うたれざるもの)
*251頁 / 発行 1985年
*目録文
前藩主の寵愛する女に描き与えた絵をめぐり微禄藩士に襲いかかる非情の罠 ―― 時代の桎梏に生きる男女の哀歓を描く表題作ほか五編。
*解説頁・清原康正
澤田 ふじ子 (さわだふじこ)
「花僧 ― 池坊専応の生涯」 (かそう いけのぼうせんおうのしょうがい)
澤田 ふじ子 (さわだふじこ)
「染織曼荼羅」 (せんしょくまんだら)
澤田 ふじ子 (さわだふじこ)
「花篝 ― 小説 日本女流画人伝」 (はなかがり)
三遊亭圓生 (さんゆうていえんちょう)
「圓生人情噺」〈上中下巻〉 (えんしょうにんじょうばなし)