絶版文庫書誌集成

現代教養文庫 【さ】

斎藤 正二編著 (さいとうしょうじ)
「戦後の短歌 <現代>はどううたわれたか」
(せんごのたんか)


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*420頁
*発行 1966年

*目次
まえがき
第一編 戦後短歌のあゆみ ── 現代短歌の描く戦後社会史
第二編 戦後短歌のひろがり ── 現代歌壇を形づくる作家たち
人名索引


斎藤 茂吉著 横田 正知編著 (さいとうもきち よこたまさとも)
「茂吉のうた」
(もきちのうた)


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*254頁 / 発行 1966年

*目次
ふるさと 明治15年(誕生) ── 明治35年(22歳)
赤光 第一歌集 明治38年(24歳) ── 大正2年(32歳)
あらたま 第二歌集 大正2年<9月以後>(32歳) ── 大正6年(36歳)
つゆじも 第三歌集 大正7年(37歳) ── 大正10年(40歳)
遠遊 第四歌集 大正11年(41歳) ── 大正12年(42歳)
遍歴 第五歌集 大正12年<7月以後>(42歳) ── 大正13年(43歳)
ともしび 第六歌集 大正14年(44歳) ── 昭和3年(47歳)
たかはら 第七歌集 昭和4年(48歳) ── 昭和5年(49歳)
連山 第八歌集 昭和5年<10月以後>(40歳) ── 同年<11月末>
石泉 第九歌集 昭和6年(50歳) ── 昭和7年(51歳)
白桃 第十歌集 昭和8年(52歳) ── 昭和9年(53歳)
暁紅 第十一歌集 昭和10年(54歳) ── 昭和11年(55歳)
寒雲 第十二歌集 昭和12年(56歳) ── 昭和14年(58歳)
のぼり路 第十三歌集 昭和14年<10月以後>(58歳) ── 昭和15年(59歳)
霜 第十四歌集 昭和16年(60歳) ── 昭和17年(61歳)
小園 第十五歌集 昭和18年(63歳) ── 昭和21年(695歳)
白き山 第十六歌集 昭和21年<2月以後>(65歳) ── 昭和22年(66歳)
つきかげ 第十七歌集 昭和23年(67歳) ── 昭和27年(71歳)
終の命 昭和28年(72歳)
あとがき


佐江 衆一 (さえしゅういち)
「横浜ストリートライフ ― 横浜浮浪者連続殺傷事件」
(よこはますとりーとらいふ)
〈佐高信監修ベスト・ノンフィクション〉


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*272頁 / 発行 1997年

*目録文
「横浜浮浪者連続殺傷事件」は、残酷さ、罪の意識のなさで世間を驚かせた。少年たちはなぜ襲ったのか、襲われたのは何者だったのか。三畳のドヤから見えたのは…。

*目次
第一章 ヒトは路上に眠る
第二章 横浜放浪
第三章 中学生たちの夜
第四章 地を這って見よ


酒井 傳六 (さかいでんろく)
「古代エジプトの謎」
(こだいえじぷとのなぞ)


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*344頁
*発行 1980年

*目録文
今なお解明出来ない部分を数多く秘めている古代エジプト文明について、平易な記述と豊富な写真や図版を駆使して紹介した好著。ピラミッドの謎、ナイルの謎、古代エジプト史の謎に挑む。


榊山 潤 (さかきやまじゅん)
「囲碁名言集」
(いごめいげんしゅう)


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*168頁 / 発行 1968年
*新版 183頁 / 発行 1996年

*目録文
文壇本因坊として名高い著者が、作家の冷徹な眼をもってながめてきた盤面と人生のからみ合いを軽妙に描いた異色の囲碁入門書。

*新版目次
 序にかえて / 橘中の楽しみ / 初心忘るべからず / 郷に入っては郷にしたがえ / 相碁もあれば井目の碁もある / 打つ前にひと呼吸 / 大局に目をくばれ / 勘定あって銭足らず / 碁なりせばコウをたてても活くべき死ぬるばかりは手もなかりけり / 長生は生きでも死にでもない / 六死八生 / 君死にたもうことなかれ / 勝てば官軍 / 昨日の淵は今日の瀬 / 攻勢こそ身の守り / 突くなら急所を / 切りあらば切るべし / のぞきにつがぬバカはなし / 裾あき囲うべからず / 石を裂く / タケフは切れない / 敵は前に座っている / 油断大敵 / 千載一遇 / 理詰めより重詰め / 地獄極楽は紙一重 / しのぎの術 / 三思して後に行なう / 天狗の鼻づけ / 草牢屋に充つ / 追い落しにかかるな / マグサ場に手を出すな / 右に打たれたら左に注意 / 好いた水仙好かれた柳 / 消えたものにも意味はある / 貪りは破滅のもと / 形式は内容を決定しない / 狐その尾を濡らす / そろばんより大砲 / ゴマは擦るべし / 犬が西向きゃ尾は東 / ダメにも妙手 / サルスベリ九目 / 土方殺すにゃ刃物はいらぬ / 碁は親の死にめに遇えない / 寺の隣に鬼が棲む / 転んでからの杖 / 真似て勝つ / 国破れて山河あり / 謎と宝物 / 賢愚この中に老ゆ


佐木 隆三 (さきりゅうぞう)
「越山 田中角栄」
(えつざんたなかかくえい)


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*241頁
*発行 1992年

*目録文
なぜ田中角栄のような人間ができあがったのかを、過去にさかのぼって描きだす。田中支配が終焉を迎えたいま、改めて田中という人間像を読み直す。


坂崎 乙郎・野村 太郎共編 (さかざきおつろう・のむらたろう)
「年表要説 西洋の美術」
(ねんぴょうようせつせいようのびじゅつ)


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*313頁
*発行 1968年

*目録文
「年表」と「事典」のふたつの機能を兼ねそなえる簡便な西洋美術ハンドブック。その範囲は古代より現代におよぶ。図版約二七〇葉。


坂本 藤良編 (さかもとふじよし)
「ビジネスマン経営用語辞典」
(びじねすまんけいえいようごじてん)


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*322頁
*発行 1964年


桜井 省吾 (さくらいせいご)
「住居相談 すまいについての100の質問」
(じゅうきょそうだん)


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*281頁 / 発行 1961年 / 社会思想研究会出版部名義

*目次
T キッチン(リビング・キッチン、ダイニング・キッチンを含む)
U 居間
V 寝室
W 子供部屋
X 浴室
Y トイレット
Z その他
[ 庭と外まわり
あとがき
著者略歴


桜井 徳太郎 (さくらいとくたろう)
「昔ばなし 日本人の心のふるさと」
(むかしばなし)


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*233頁 / 発行 1957年 / 社会思想研究会出版部名義

*目次
はしがき
一 昔ばなしは現代とどのようにつながるか
 1 昔ばなし研究の再評価 / 2 昔ばなしには土の香がする / 3 昔ばなし研究のすすめかた / 4 昔ばなし研究は何に役立つか
二 昔ばなしの本質はどこにあるか
 1 昔ばなしと民話の違い / 2 昔ばなしと神話・伝説の区別
三 昔ばなしにひそむ民族の心
 1 昔ばなしは民族の心のふるさと
 2 昔ばなし「天人女房」にみる民族性
  (イ) 七夕因縁譚 / (ロ) 羽衣型昔ばなし / (ハ) 笛吹聟型昔ばなし
 3 七夕の伝承と習俗にみる民族性
  (イ) 七夕習俗と乞巧奠 / (ロ) 七月七日と盆祭り / (ハ) 七夕と水
四 昔ばなしの世界性 ── 継母と継子の昔ばなしを例として
 1 日本の継子譚
  (イ) 米?粟? / (ロ) 姥皮 / (ハ) 継子の栗(椎)拾い
 2 世界各地の継子譚
 3 世界共通のモチーフ
五 昔ばなしの地域性と時代性
 1 地域性について
 2 時代性について
  (イ) 昔ばなしの伝説化 / (ロ) 継子譚の背景
 3 日本昔ばなしの特色
六 異郷譚 ── 日本人の来世観
 1 異郷人款待
 2 異郷譚
  (イ) 地底との往来 / (ロ) 天空との往来 / (ハ) 水界との往来
 3 竜宮譚 ── 海底との往来
  (イ) 動物報恩型 / (ロ) 花売柴苅型
七 小子譚 ── 寸法師・桃太郎・浦島太郎など
 1 一寸法師 / 2 小子譚 ── 寸法師譚の原型 / 3 小子譚の特性
八 笑いばなし
 1 笑いばなしの本質
 2 笑いばなしの諸類型
  (イ) 異常性格型 / (ロ) 真似そこない型 / (ハ) 愚かもの型
九 動物昔ばなし
 1 人間と動物との交渉
 2 動物昔ばなしの類型
  (イ) 動物由来譚 / (ロ) 風刺譚または仮托譚 / (ハ) 妖怪譚 / (ニ) 動物報恩譚
一〇 昔ばなし研究 ── はじめて昔ばなしを研究する人びとのために
 1 昔ばなし研究の手引
 2 昔ばなし研究のための文献
  (イ) 昔ばなしの本質論 / (ロ) 昔ばなし研究の方法論 / (ハ) 比較民族学の立場からの研究書 / (ニ) 辞典
 3 資料
  (イ) 全国的に収録されているもの / (ロ) 地方ごとに収録されたもの / (ハ) 参考とすべき主なる雑誌 / (ニ) 主なる研究団体
索引(例話)


佐古 純一郎 (さこじゅんいちろう)
「文学をどう読むか」
(ぶんがくをどうよむか)


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*230頁 / 発行 1958年 / 社会思想研究会出版部名義

*目録文
現代において文学をもう一度人間の高い精神の営みに参加させようと考え、著者が若い読者と考える文学の読み方、受け取り方

*目次
T 文学とはなにか
 一 いかに生くべきかということ
  文学を読む二つの態度 / 実存への決断 / みずから考えること / 文学を読むよろこび
 二 感動するということ
  読むという行為 / 先入観念から解放されること / 感動について / イメージということ / 言葉の芸術
 三 感受性の訓練について
  感覚を研くこと / 詩を読むこと / 古典を読むことの意義 / 反復は学習の母である
 四 文学の社会的機能について
  文学の機能 / 独白と対話 / イメージの伝達 / 人間像の創造 / 訴えるものを持たない文学
 五 文学を批評するということ
  鑑賞と批評 / 知識の必要 / 文学を孤立化させないこと / 問題意識を鮮明にすること / 文学の価値について
 六 一人の作家と取り組むこと
  出会い / 影響を受けるということ / 秩序のある読みかた / 自己を表現すること / 交わりの中での読書
U 近代日本文学と倫理
 一 明治の文学
  はじめに / 幸田露伴と樋口一葉 / 北村透谷と島崎藤村 / 夏目漱石と森?外 / 石川啄木 / むすび
 二 大正の文学
  はじめに / 有島武郎と武者小路実篤 / 菊池寛と芥川竜之介 / むすび
V 昭和文学の問題
 一 人生いかに生くべきかとプロレタリア文学
 二 近代小説の行方
 三 戦争下の文学
  中日事変下の文学 / 太平洋戦争下の文学
 四 戦後文学と浪漫主義
W 作家論
 芥川龍之介 / 太宰治 / 椎名麟三
X 批評について
 一 批評は私の生活である / 二 作品評価の基準ということ
あとがき


笹子 勝哉 (ささごかつや)
「政治資金 吸収マシーンのからくり」
(せいじしきん)


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*205頁 / 発行 1988年

*目録文
一部野党をも含めてアブノーマルに回転している自民党の政治構造を、巨大なマシーンを化した政治資金吸収装置の一点より解明する。

*目次
第1章 戦後保守政治と金権体質
 金権の温床をつくった児玉、辻 / 戦後政治“私物化”への第1歩 / 高度成長と疑獄事件
第2章 日本繁栄と献金シフト
 価格決定も思いのまま / 財政投融資で大盤振舞い
第3章 金権政治につながる疑惑
 公有地格安でお分け致します! / 大蔵省がこじつけた国有地払い下げの論理 / 元郵相徳安代議士と都有地の関係 / 京成電鉄が考えた区有地の“奪取法” / これは不思議! 東証正会員協会の中味
第4章 謎に包まれたM資金の行方
 全国から消えたダイヤ、貴金属 / 国際裏資金ルートのカラクリ
第5章 物価操作も献金しだい
 華麗な私鉄業界の献金攻勢 / 電力値上げと関電芦原会長 / オイルショック下の石油の強行値上げ / そこ退け、そこ退け、新日鉄が通る
第6章 金権を守る“政治資金規制法”
第7章 政治資金規制法“改悪”へ


佐高 信 (さたかまこと)
「経済小説のモデルたち」
(けいざいしょうせつのもでるたち)


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*294頁 / 発行 1994年

*目録文
現実のビジネス社会を反映した代表的経済小説33作を取り上げ、作家とモデルの両面から、その“虚実”に迫る。日本株式会社のオモテとウラを知る格好の書。

*目次
『懲戒解雇』とエリートの反逆
『官僚たちの夏』と佐橋滋
『大逆転!』と島村道康
『色彩作戦』と遠入昇
『転覆』と若狭得治
『小説経団連』と花村仁八郎
『小説兜町』と斎藤博司
『兜町崩壊』と相場師たち
『雑草の花』と青年海外協力隊
『小説円投機』とディーラーたち
『風雲に乗る』と山田光成
『会社を喰う』と渡辺一雄
『総務部長憤死す』と小高根二郎 他


佐高 信 (さたかまこと)
「経済小説の読み方」
(けいざいしょうせつのよみかた)


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*260頁 / 発行 1986年
*増補版 279頁 / 発行 1996年

*目録文
“企業と人間”の姿を《虚構》を通して語る「経済小説」とは? 事実をただ積みあげても「真実」はとらえられない。「事実は小説より奇なり」とも言われるが、「真実は虚講を通してのみ語られる」とも言えるのである。
*増補版目録文
経済小説の読み手として第一人者の著者が、経済・企業小説を読む楽しさ、だいご味、さらにその効用などを語る。日本の企業社会のすぐれた紹介の書でもある。

*目次
第1章 経済小説はなぜ読まれるか
第2章 テーマ・業種別読書案内
第3章 この企業、このモデル
 中内功 / 山田光成 / 伊藤淳二 / 坪内寿夫
第4章 五人の経済小説家
 城山三郎 / 山崎豊子 / 清水一行 / 森村誠一 / 高杉良


佐高 信 (さたかまこと)
「佐高信の読書日記」
(さだかまことのどくしょにっき)


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*331頁
*発行 1992年

*目録文
日々に読書あり ―― 有名無名を問わず、どんな本をどう読んできたか、その記録がそのまま著者の人生のありようを浮かび上がらせる興味ある書評&エッセイ集

*目次
1 読書雑録
2 日々に読書あり
3 読書余瀝



佐高 信 (さたかまこと)
「佐高信の筆刀両断」
(さたかまことのひっとうりょうだん)


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*365頁
*発行 1992年

*目録文
企業論や官僚論で定評のある著者が、その気骨と見識を涵養している、並はずれて豊富な読書体験の手の内を公開。ユニークな辛口読書案内としても興味深い。

*目次
1 斬人斬書
2 日々に読書あり
3 社会を読む人を読む
4 その折り折り



佐高 信 (さたかまこと)
「失言恐慌 ドキュメント東京渡辺銀行の崩壊」
(しつげんきょうこう)


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*252頁 / 発行 1995年

*内容説明
昭和二年、東京渡辺銀行はなぜ倒産したのか。多くの関係者の証言を掘りおこし、これまで「事実」として語られてきた「定説」を問い直すドキュメント。

*目次
1章 昭和二年三月十四日
2章 絵筆を握る経営者
 専務、渡辺六郎 / 倒産後、名を改める
3章 先祖の墓前で死にたい
4章 いくつかのイフ
5章 蔵相答弁の顛末
6章 「賢兄愚弟」か「愚兄賢弟」か
 大阪財界を牛耳った片岡兄弟 / 渡辺家の「変り種」勝三郎
7章 片岡直温の覇心
8章 政友会と憲政会
 福沢桃介の金子直吉評 / 田中義一の違約
9章 渡辺一門、栄華の夢
 武藤山治の「政商」批判 / 「辛辣険峻」な吉植庄一郎
10章 銀行家の責任
11章 狂乱の春
12章 その後の東京渡辺銀行
13章 かつて「渡辺町」があった
 先祖は塩物問屋、明石屋治右衛門 / 九代治右衛門と串田孫三郎
14章 金融恐慌と現在
 サラ金の簇生を生んだもの / 山一証券救済との比較


佐高 信 (さたかまこと)
「師弟物語」
(していものがたり)


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*263頁 / 発行 1994年

*講談社文庫版紹介文
「愛はエゴの固い殻を破る」と、バートランド・ラッセルは言った。愛を知ることによって人間は思いもかけない変身を遂げるというわけだが、師もまた恋人と同じように、人間を変えさせ、独善の殻を打ち破ってくれる。 ── 「はじめに」より。師と弟子の運命的な出会いは、学校よりむしろ社会にあると説く著者が、具体例をもとに展開する優れた教育論。どのように師とめぐり会い、師を通じていかに己れを変革させるのか……。木下恵介と山田太一、木川田一隆と平岩外四など実例で示す「本当の教育とは」!

*目次
1 ぶらない師
 木下恵介と山田太一 / 穂積五一とアジア留学生 / 大平正芳と加藤紘一 / 早川種三と米信義 / 矢代静一と遥くらら / 乾恒雄と宮内義彦
2 出藍の誉
 佐瀬勇次と米長邦雄 / 稲垣史生と杉浦日向子
3 芸の伝承
 桂米朝と桂枝雀 / 古賀政男と大川栄策 / 宝井馬琴と宝井琴桜 / 吉田玉男と吉田玉女 / 遠藤実と千昌夫
4 スパルタでなく
 山田重雄と丸山由美 / 中村清と瀬古利彦 / 井筒親方と逆鉾 / 佐藤隆衛と大船渡高野球部 / 大西鉄之祐と森喜朗
5 師弟同行
 木川田一隆と平岩外四 / 江田三郎と菅直人 / 大竹省二と沼田早苗 / 小林一三と庭山慶一郎 / 宮嶋清次郎と桜田武
 むすびにかえて ─ わが師、久野収


佐高信 (さたかまこと)
「高杉良の世界 小説が描く会社ドラマ」
(たかすぎりょうのせかい)


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*298頁 / 発行 2000年

*カバー文
『虚構の城』でデビュー以来、企業小説・経済小説の話題作を次々と発表しつづける高杉良。その“高杉ワールド”の魅力と醍醐味を第一人者が縦横に読みとく。高杉良との対談二編も併せて収録。

*目次
童話作家になりたかった高杉良
高杉良の世界1
企業社会の裏側
一勧・野村事件の検証
高杉良の世界2


佐高 信 (さたかまこと)
「タレント文化人100人斬り」
(たれんとぶんかじんひゃくにんぎり)


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*269頁 / 発行 1998年

*帯文
実名をあげて筆刀を振り下ろす
『噂の真相』に連作中の人気コラム100回分を一冊に収録

*本書に登場する人物
ビートたけし(計4回も斬られる!以下同じ) / 西部邁(計2回) / 曾野綾子&林真理子 / 江藤淳 / 盛田昭夫 / 猪瀬直樹(計4回) / 開高健 / 舛添要一 / 長谷川慶太郎(計3回) / 井上靖 / 石原慎太郎 / 司馬遼太郎(計2回) / 沢木耕太郎(計2回) / 渡部昇一(計2回) / 大島渚 / 栗本慎一郎(計2回) / 大前研一(計3回) / 江副浩正 / 山東昭子&高原須美子 / 海江田万里 / 渡辺淳一 / 針木康雄&堀紘一 / 落合信彦 / 中内功&竹井博友 / 田原総一朗(計3回) / 大川隆法 / 梅原猛 / 山本七平 / 宮崎緑 / 中谷彰宏 / 山本夏彦 / 弘兼憲史(計3回) / 細川護煕(計3回) / 高坂正尭 / 阿川弘之(計2回) / 桜井良子 / 竹下登 / 吉本隆明(計3回) / 後藤田正晴 / 佐藤欣子ら / 上田哲 / 黒川紀章 / 猪瀬直樹&弘兼憲史 / 曾野綾子(計3回) / 鈴木健二 / 呉智英 / 田中真紀子 / 堺屋太一(計2回) / 山岸章 / 小和田恒 / 大宅映子 / 渡辺恒雄 / ウォルフレン(計2回) / ヒナ人形たち(小池百合子、長谷百合子、三井まり子など) / 橋田壽賀子 / 荒俣宏 / 橋本龍太郎 / 上坂冬子&塩野七生 / 谷沢永一 / 瀬島龍三 / 松本人志 / 広岡達朗 / 鳩山由紀夫 / 小林よしのり(計2回) / 青島幸男 / 鳩山安子 / 高野孟ら / 藤岡信勝ら / 上坂冬子(計2回) / 菅直人 / 春山茂雄 / アルベルト・フジモリ / 亀井静香 / 猪口邦子&大前研一 / ダイアナ / 稲盛和夫&船井幸雄

*解説頁 岡留安則(『噂の真相』編集長)


佐高 信 (さたかまこと)
「日本会社白書」
(にほんかいしゃはくしょ)


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*246頁 / 発行 1994年

*目次
「まえがき」に代えて “バブル崩壊”を読む
原田甲斐と「逆命利君」の生き方
アンフェア故に断罪される「日本的経営」
「日本化」と「国際化」の乖離
企業王国の闇を照らす
企業の「文化革命」こそ
「日本株式会社」腐蝕の構図(田中康夫・佐高信)
「KKニッポン」の驕り(鎌田慧・佐高信)
日本には魯迅がいない(堤清二・佐高信)
「法人円」で狂わされた日本社会(安土敏・佐高信)
会社の周辺語
失われた責任感覚 インタビュー


佐高 信 (さたかまこと)
「日本の権力人脈」
(にほんのけんりょくじんみゃく)


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*302頁 / 発行 2001年

*内容説明
伊庭貞剛、鈴木馬左也、小倉正恒、川田順、小畑忠良といった個性的で魅力的な人物を輩出した住友をはじめ、三井・三菱の企業集団、および経団連のなかに清流を求めて人脈の系譜を追った評論集。

*目次
第1部 財界はどこへ行くか
 失われた財界人の哲学 / リクルート疑惑と財界の体質 / 新日鉄人事と経団連 / 修養団を支持する財界 / 精神的お守り札としての安岡正篤 / 経団連は生き返るか / 木川田一隆が泣いている
第2部 三井と三菱の人脈の系譜
 三菱グループのリーダー群像 / 三菱グループの求心力と遠心力 / 「人の三井」のドンたち
第3部 住友の濁流と清流
 伊庭貞剛から小畑忠良まで / 小倉正恒と近衛文麿 / 住友グループの老害トリオ / 住銀、小松解任事件 / 平和相互からイトマンへ


佐高 信 (さたかまこと)
「本によって人を読む ― ビジネス・エリートの読書学」
(ほんによってひとをよむ)

*259頁 / 発行 1993年
*カバー画像はありません。
*『ビジネス・エリートの読書学』(徳間文庫1987年刊)の改題

*目録文
その人の読む本によって、その人を読む。対象を経営者に絞り、本を手がかりに、ビジネス以外の話のできるゆたかなふくらみを持った「人間を読む旅日記」。

*目次
第1章 帝王学の系譜
第2章 企業のうたびと
第3章 経営者の戦争体験
第4章 正言は反するがごとし
第5章 教育者から出郷者まで


佐高 信 (さたかまこと)
「魯迅に学ぶ批判と抵抗 佐高信の反骨哲学」
(ろじんにまなぶひはんとていこう)


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*227頁 / 発行 1999年

*帯文
佐高信の思想的故郷 / ── 独立独歩の思想を求めて / 読みつづけてきた著者が / 魯迅の思想を語る。

*目次
第1章 地上の道
第2章 虚偽の重荷を負う
第3章 権力を望まない革命
第4章 簡単に明るさを求めない
第5章 フェアプレイは時期尚早
第6章 “ホメ殺し”の効用
第7章 ユーモアをもった仕返し
第8章 上下関係にはならない
第9章 真面目であることの悪弊
第10章 人をだましたい
第11章 青蠅どもの増長
第12章 魯迅に触れてのくさぐさ
第13章 魯迅と関わりのあった日本人
エピローグ 私の魯迅


佐藤 昭夫・永井 信一・水野 敬三郎 (さとうあきお・ながいしんいち・みずのけいざぶろう)
「日本古寺巡礼 (上下)」
(にほんこじじゅんれい)




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*上359頁 / 下344頁発行 昭和1965年

*目録文
奈良・京都を除く全国古社寺めぐり。辺鄙な地方の荒れた伽藍や素朴な仏像を訪ね、とかく見落されがちな文化遺産を読者に紹介する

*目次
上 東日本編
東北地方 青森県 / 岩手県 / 宮城県 / 秋田県 / 山形県 / 福島県
関東地方 茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 埼玉県 / 千葉県 / 東京都 / 神奈川県
中部地方 新潟県 / 富山県 / 石川県 / 福井県 / 山梨県 / 長野県 / 岐阜県 / 静岡県 / 愛知県
近畿地方 三重県 / 滋賀県
索引

下 西日本編
近畿地方 大阪府 / 兵庫県 / 和歌山県
中国地方 鳥取県 / 島根県 / 岡山県 / 広島県 / 山口県
四国地方 徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県
九州地方 福岡県 / 長崎県 / 大分県
索引 / あとがき


佐藤 輝夫訳 (さとうてるお)
「結婚十五の愉しみ ― フランス中世結婚譚」
 (けっこんじゅうごのたのしみ)


*カバー装画・角章子
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*237頁 / 発行 1985年

*カバー文
 結婚とは、魚=男を捕らえる魚梁(やな)のごとく、餌=その中でいかにも楽しげに泳ぎ、いかにも悦ばしげに振る舞っている既婚者たちに眼を奪われて、ひとたび中に入ってしまうと、もはや外には出られず、嘆き悲しむこととなる。
 『デカメロン』の流れをくむフランス中世文学の代表作である本書は、現代にも通じる結婚の現実を、あるいは風刺を帯びて、あるいは嘲笑的に描写して、読む人の苦笑を誘う。
 〈十五の愉しみ〉とは、ほかならず〈十五の苦しみ〉なのである。

*目次
前口上
第一の愉しみ ― 妻が着飾るために献身する愉しみ
第二の愉しみ ― 妻の浮気をかこつ愉しみ
第三の愉しみ ― 産前産後の妻に貢献する愉しみ
第四の愉しみ ― 十年後、家族から疎んじられる愉しみ
第五の愉しみ ― 妻の浮気に手を出せず疲れやつれる愉しみ
第六の愉しみ ― 御し難い妻を憂える愉しみ
第七の愉しみ ― まんまと寝取られ亭主になる愉しみ
第八の愉しみ ― 女房の物見遊山につきあう愉しみ
第九の愉しみ ― 病を得て、女房子供にないがしろにされる愉しみ
第十の愉しみ ― 情をなくした夫婦が味わう愉しみ
第十一の愉しみ ― 身重の女を娶る愉しみ
第十二の愉しみ ― 戦のさなか女房の苦しみを一身に引き受ける愉しみ
第十三の愉しみ ― 戦から帰って、女房が他の男と戯れているのを知る愉しみ
第十四の愉しみ ― 若い女房を亡くして年増女を妻にする愉しみ
第十五の愉しみ ― 女房の情夫を目前にしてみすみす見逃す愉しみ
結びの言葉
訳者あとがき


佐藤 俊明 (さとうしゅんめい)
「修証義に学ぶ禅に生きる五章」
 (しゅしょうぎにまなぶ)


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*283頁 / 発行 1993年

*カバー文
道元禅師の主著『正法眼蔵』九十五巻のなかから、比較的平易な言々句々を選びぬいて、五章、三十一節、三七〇四文字にまとめた『修証義』。その『修証義』を一般の社会人にも近づきやすくわかりやすいように、現代生活にそって解説する。

*目次
 はじめに
 修証義
序章 古くて新しいお経
  座禅と禅宗 / 『修証義』の誕生 / 『修証義』開題 
第一章 総序
  開題 / 第一節 どう生きるか / 第二節 いのち尊し / 第三節 無常憑み難し / 第四節 因果の道理 / 第五節 因果応報 / 第六節 今生のわが身を省みる
第二章 懴悔滅罪
  開題 / 第七節 ひろき門 / 第八節 自他共に変る / 第九節 われらも仏 / 第十節 懺悔の力
第三章 受戒入位
  開題 / 第十一節 驚く三宝を敬え / 第十二節 正しい信仰 / 第十三節 心を定める / 第十四節 感応道交 / 第十五節 三つの誓いと十のおきて / 第十六節 仏のみ子 / 第十七節 すべては仏の声と姿
第四章 発願利生
  開題 / 第十八節 他人を優先する / 第十九節 指導者の資格 / 第二十節 公徳を他にめぐらす / 第二十一節 与えよう物でも心でも / 第二十二節 和顔愛語 / 第二十三節 利行は一法 / 第二十四節 自他一如 / 第二十五節 すべてを生かす
第五章 行持報恩
  開題 / 第二十六節 娑婆なればこそ / 第二十七節 泥中の蓮華 / 第二十八節 人類いかでか恩を知らざらん / 第二十九節 平常心是れ道 / 第三十節 尊ぶべき一日の身命 / 第三十一節 即心是仏

「現代教養文庫」のためのあとがき


佐橋 滋 (さはししげる)
「異色官僚」
(いしょくかんりょう)

*330頁 / 発行 1994年
*カバー画像はありません。

*紹介文
真率な言動で貫きとおした三十年近い役人生活を自ら語る半生記。

*目次
わんぱく小僧出現 / 豆巡中学生 / 皆勤賞の白線帽 / “優”取り作戦 / 風流兵隊 / “ひら”事務官 / 初代の労組委員長 / 紙も綿も統制撤廃 / 悠々たり仙台通産局 / 切羽に突入す / 型破り人事 / 競輪から鉄鋼・機械までの重工業局 / 特振法精神は死なず / 特許庁長官時代 / “佐橋大臣・三木次官” / エピローグ


更科 源蔵 (さらしなげんぞう)
「新版 北海道の旅」
(しんぱんほっかいどうのたび)


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*284頁 / 発行 1963年
*旧版1960年 社会思想研究会出版部名義

*目録文
詩人・郷土史家で北海道に関する最高権威と著者に迎え、その歴史、風土、風俗を詩的な文と写真で浮彫りにする風情豊かな紹介の書

*新版目次
異邦的な風土・北海道 / 道南の旅 / 道中央の旅 / 道東の旅 / 道北の旅 / 北海道旅行について / あとがき / 本文使用地図

*旧版目次
カラー写真(昭和新山) / 巻頭 / 異邦的な風土 / 道南の旅 / 道中央の旅 / 道東の旅 / 道北の旅 / 北海道旅行について / 周遊券について(編集部) / 本文写真目録 / あとがき / 索引

新潮文庫版(サイト内リンク)


ザルチア・ラントマン編・三浦靱郎訳 (Salcia,Landmann みうらゆきお)
「ユダヤの笑話と格言」
(ゆだやのしょうわとかくげん)


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*207頁
*発行 1976年

*目録文
少数民族として苦しい生活を強いられた、東欧のユダヤ人の笑話と格言だけをあつめた。


佐和 隆研 (さわりょうけん)
「インドの美術」
(いんどのびじゅつ)


(画像拡大不可)

*241頁 / 発行 1963年

*目録文
仏教美術の源流として、また東西文化の接点としてのインド美術の本質を豊富な写真と文によって描き出したインド美術の案内

*目次
〈写真で見るインド美術〉
ガンジス河流域の美術 / アショカ王の石柱 / バールハットの彫刻 / ブッダガヤの彫刻 / サンチーの塔 / マトゥラーの彫刻 / サールナート / ナーランダ / グワリオール / カジュラーホ / オリッサ州の美術 / ウッダヤギリー石窟 / ブヴァネシュワ゛ル / ラジャラニーの彫刻 / コナーラク / デカン高原の美術 / アジャンター / ピタルコーラ / オーランガバァド / エローラ / エレファンタ / カーラ石窟 / 南デカン高原 / 南インドの美術 / アマラヴァテイ / ナーガルジュナコンダ / マハーバリプラム / カンチプラム / インドの回教 / クトブミナール / ガンジス河流域の美術 / 女神像 / アショカ王の石柱 / バールハット塔の欄楯彫刻 / ブッダガヤ / ブッダガヤの彫刻 / サーンチーの塔 / ウッダヤギリーの石窟 / マトゥラーの彫刻 / サールナート / ダーメク塔 / ナーランダの彫刻 / カジュラーホ / 中世の仏教彫刻 / ガンジス河流域美術の特質 / オリッサ州の美術 / ウッダヤギリー、カンダギリーの石窟 / ムクテシュバラ寺とその彫刻 / 母子像 / ブヴァネシュワ゛ルの建築 / パイタルデゥル寺の壁面彫刻 / コナーラクの太陽神神殿 / 奏楽の女神像 / インドの密教 / オリッサ州美術の特質 / デカン高原の美術 / アジャンターの石窟 / アジャンターの壁画 / ピタルコーラ / オーランガバァドの石窟 / カーネリーの石窟 / エローラの石窟 / デカン高原美術の特質 / 南インドの美術 / アマラヴァテイの彫刻 / マハーバリプラム / カンチプラムの遺蹟 / 南インドの銅造彫刻 / 南インド美術の時代区分 / 南インド美術の特質 / インドの回教美術 / デリーの遺蹟 / 地方にみる回教建築 / 回教美術の特質
〈本文〉
一、 インド美術への誘い
 1 インドにおける最初の印象 / 2 インドの自然と人間
二、 インドの美術
 1 インド美術史の序曲 / 2 インド美術の時代区分
三、 地域別にみたインドの美術
 1 ガンジス河流域の美術 / 2 デカン高原及び西南インドの美術 / 3 南インドの美術 / 4 オリッサ州とグワリオール地方の美術
四、 ジャイナ教の美術
五、 回教時代の美術
 あとがき


佐和 隆研 (さわりょうけん)
「仏教美術入門 目で見る仏像の生いたち」
(ぶっきょうびじゅつにゅうもん)


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*286頁 / 発行 1966年

*目次
口絵 大日如来像(円成寺) / 不空羂索観音像(東大寺法華堂) / 不動明王像(高野山正智院) / 吉祥天像(薬師寺)
一 仏教美術の種類と時代区分
二 仏教美術のはじめ
 阿育王の石柱 / 塔の建立 / 本生譚と仏伝の美術
三 仏像の成立
 三十二相 / 釈迦像の種類
四 諸仏の出現
 弥勒如来 / 阿弥陀如来 / 薬師如来 / 阿しゅく如来 / 盧遮那仏 / 大日如来
五 曼荼羅の世界
六 諸菩薩の出現
 観世音菩薩 / 十一面観音 / 不空羂索観音 / 馬頭観世音菩薩 / 千手観世音菩薩 / 准胝観世音菩薩 / 如意輪観世音菩薩 / その他の観世音菩薩 / 普賢菩薩 / 金剛薩さった / 普賢延命菩薩 / 文殊菩薩 / 虚空蔵菩薩 / 地蔵菩薩
七 忿怒明王像の成立
 不動明王 / 降三世明王 / 軍荼利明王 / 大威徳明王 / 金剛夜叉明王 / 烏枢渋摩明王 / 愛染明王 / 太元帥明王 / 孔雀明王
八 諸天像の信仰
 四天王 / 毘沙門天 / 金剛力士 / 梵天・帝釈天 / 八部衆・十二神将 / 十二天 / 吉祥天 / 弁才天 / 伎芸天 / 訶利帝母 / 大黒天 / 歓喜天
九 その他の諸尊
 北斗曼荼羅 / 妙見菩薩 / 十王像 / 十三仏 / 蔵王権現 / 三宝荒神 / 青面金剛 / 本地垂迹の曼荼羅 / 十付録 / 脇侍の意味 / 顕教美術と密教美術
仏教美術略年表 / 図版索引


沢山 晴三郎訳編 (さわやまはるさぶろう)
「中国の民話」
(ちゅうごくのみんわ)


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*306頁
*発行 1976年

*目録文
悪徳地主や悪役人に屈せず、しぶとく生きる民衆の姿を伝える民話をはじめ、新中国誕生後採録の31篇収録


産業経済新聞社社会部編 (さんぎょうけいざいしんぶんしゃしゃかいぶ)
「東京風土図〈T〉」
(とうきょうふうどき)


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*515頁 / 発行 1961年 / 社会思想研究会出版部名義

*目次
千代田区
港区
新宿区
文京区
品川区
大田区
目黒区
世田谷区
渋谷区
中野区
杉並区


産業経済新聞社社会部編 (さんぎょうけいざいしんぶんしゃしゃかいぶ)
「東京風土図〈U〉」
(とうきょうふどき)


(画像はクリックで拡大します)

*502頁 / 発行 1961年 / 社会思想研究会出版部名義

*目次
口絵 東京の表情 / 中央区 / 台東区 / 墨田区 / 江東区 / 豊島区 / 北区 / 荒川区 / 板橋区 / 練馬区 / 足立区 / 葛飾区 / 江戸川区


産業経済新聞社社会部編 (さんぎょうけいざいしんぶんしゃしゃかいぶ)
「東京風土図〈V〉」
(とうきょうふうどき)


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*335頁 / 発行 1962年 / 社会思想研究会出版部名義

*目次
武蔵野市 / 三鷹市 / 小金井市 / 調布市 / 府中市 / 立川市 / 昭島市 / 町田市 / 八王子市 / 青梅市


産業経済新聞社社会部編 (さんぎょうけいざいしんぶんしゃしゃかいぶ)
「東京風土図〈W〉」
(とうきょうふうどき)

*435頁 / 発行 1962年 / 社会思想研究会出版部名義
*カバー画像はありません。

*目次
北多摩郡 / 南多摩郡 / 西多摩郡 / 伊豆諸島 / 東京風土図について / 索引


サンケイ新聞社編 (さんけいしんぶんしゃ)
「改訂 東京風土図 城南・城西編 / 城北・城東編」 
全二冊 (とうきょうふうどず)


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*501頁 / 発行 改訂版/1966年
*カバー写真・隅田川(撮影 塚原拓哉)

*カバー文
 日々、めざましい発展をみせる東京は、その表情をどのように変えつつあるのだろうか。江戸から東京へと三百余年の歴史をせおうマンモス都市のすべてを、新聞社の組織と、都内小中学校教師たちの頭脳と、マンガ家のユーモアとの協力で浮彫にした東京入門。

 城南・城西編 千代田・港・新宿・大田・世田谷・中野・品川・目黒・渋谷・杉並各区
 城北・城東編 中央・台東・荒川・墨田・江東・江戸川・葛飾・足立・北・豊島・板橋・練馬各区


産経新聞社会部 (さんけいしんぶんしゃかいぶ)
「葬送 ― 時代をきざむ人生コラム」
(そうそう)


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*350頁
*発行 1996年

*目録文
新聞紙上初の葬儀記者による名物連載コラムをまるごと文庫一冊に。ヒーロー、ヒロイン、身近な知人、同時代を生き、心の糧であった三一九人の人生ドラマ。


三遊亭 圓窓 (さんゆうていえんそう)
「ふてくされ人生学 ― 古典的生き方のすすめ」
(ふてくされじんせいがく)


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*244頁
*発行 1972年
*カバー装画・谷岡ヤスジ

*目録文
古典落語家のホープである著者が、人生上の様々な問題に関して、噺家独得の皮肉とユーモアをまじえて書きおろした体験的人生論。