絶版文庫書誌集成
講談社文庫 【ひ】
ピーター ミルワード著 (Peter Milward) 安西 徹雄訳
「シェイクスピア劇の名台詞」 (しぇいくすぴあのめいせりふ)
講談社学術文庫
ビアス 中西 秀男訳 (なかにしひでお)
「ビアス怪談集」 (びあすかいだんしゅう)
日浦 勇 (ひうらいさむ)
「海をわたる蝶」 (うみをわたるちょう)
講談社学術文庫
檜垣 立哉 (ひがきたつや)
「西田幾多郎の生命哲学」 (にしだきたろうのせいめいてつがく)
講談社学術文庫
東 君平 (ひがし くんぺい)
「100杯目の水割り」 (ひゃっぱいめのみずわり)
(画像はクリックで拡大します)
*202頁
*発行 昭和54年
*カバー装幀・本信公久
*カバー文
この本に登場するゲストは20人。うんと有名な人、それほど有名でない人、まったく有名でない普通の人などさまざまである。これらの人物の印象を、ある時はほのぼのと、ある時は苦味をきかせて辛辣に、独得のユーモアとペーソスをまじえた軽妙な文章のなかに綴る、秀れた人間観察者、東君平の異色の人物探訪記。
樋口 清之 (ひぐちきよゆき)
「日本女性の生活史」 (にほんじょせいのせいかつし)
講談社学術文庫
久生 十蘭著・小林 真二翻刻 (ひさおじゅうらん こばやししんじ)
「久生十蘭『従軍日記』」 (ひさおじゅうらんじゅうぐんにっき)
日野 啓三 (ひのけいぞう)
「夢の島」 (ゆめのしま)
講談社文芸文庫
(画像はクリックで拡大します)
*221頁 / 発行 1988年
*デザイン・菊地信義
*カバー文
巨大な都市のゴミの捨て場所 ―― 夢の島。バイクを疾駆させ、主人公を惹きつける若い女。ゴミの集積地が、“魅惑の場所”に鮮やかに逆転する ―― 時代の最尖端での光芒を放つ、日野文学の最高傑作。芸術選奨受賞作。
*目次
夢の島
あとがき
著者から読者へ
解説 三浦雅士
作家案内 日高昭二
著書目録
姫野 カオルコ (ひめのかおるこ)
「ああ、懐かしの少女漫画」 (ああなつかしのしょうじょまんが)
平井 富雄 (ひらいとみお)
「禅と精神医学」 (ぜんとせいしんいがく)
講談社学術文庫
平岡 正明 (ひらおかまさあき)
「志ん生的、文楽的」 (しんしょうてき、ぶんらくてき)
平岡 正明 (ひらおかまさあき)
「山口百恵は菩薩である」 (やまぐちももえはぼさつである)
(画像はクリックで拡大します)
*351頁
*発行 1983年
*カバー文
山口百恵は少女時代の貧しさのデテールを一曲ごとに昇華し……ついに優雅な美しさに達した。その秘密は、なんの虚飾もなしに自分をみつめ、歌ってきたからである。……自分の煩悩を歌に昇華させた山口百恵は、他人の煩悩にも鋭敏に反応するだろう。他人の煩悩を自分の悲劇にくり込んで山口百恵はさらに大きくなるだろう。すなわち菩薩である。
平川 祐弘 (ひらかわすけひろ)
「夏目漱石 非西洋の苦闘」 (なつめそうせき ひせいようのくとう)
講談社学術文庫
平田 オリザ (ひらたおりざ)
「十六歳のオリザの冒険をしるす本」 (じゅうろくさいのおりざのぼうけんとしるすほん)
平野 威馬雄 (ひらのいまお)
「レミは生きている」 (れみはいきている)
広石 廉二 (ひろいしれんじ)
「解説遠藤周作のすべて」 (かいせつえんどうしゅうさくのすべて)
遠藤周作文庫
(画像はクリックで拡大します)
*324頁 / 発行 1976年
*「遠藤周作文庫」=全54巻・別巻1(サイト内リンク)
*カバー文
昭和六年、福岡県に生まれた著者が、慶應義塾大学仏文学科在学中に遠藤周作文学に触れ、卒業後、日活撮影所の企画課長として「わたしが・棄てた・女」の映画化を図り、一九六九年浦山桐郎監督による映画「私が棄てた女」の制作に成功。この頃より遠藤周作研究に一段と傾斜して行く。本書はその成果として、「解説」のほか、「年譜」「初出誌・著書目録」を収めて、遠藤周作を知る上で必携。
*目次
《遠藤周作》との出会い
留学生活と夏休みの《テレーズ旅行》
『白い人・黄色い人』 ― 魂の領域への志向
『海と毒薬』 ― 神なき人間の悲惨
『おバカさん』 ― ガストンの生き方
『サド伝』と二度目の渡欧
『ヘチマくん』 ― 愛することの意味
『狐狸庵閑話』 ― 狐狸庵山人の虚像と実像
『わたしが・棄てた・女』 ― 真の聖女とは何か
『留学』 ― 日本とヨーロッパの距離
『沈黙』 ― 踏絵を踏む足の痛み
『母なるもの』 ― 哀しみの聖母像
『イエスの生涯』と『死海のほとり』 ― 同伴者としてのイエス像
遠藤周作年譜
遠藤周作初出誌・著書目録
広岡 敬一 (ひろおかけいいち)
「ストリップ慕情 ― 浅草・吉原ロマネスク」 (すとりっぷぼじょう)
広瀬 仁紀 (ひろせにき)
「薩南の鷹 ― 人斬り半次郎異伝」 (さつなんのたか ― ひときりはんじろういでん)
広津 和郎 (ひろつかずお)
「年月のあしおと」(正続) (ねんげつのあしおと)
広津 和郎 (ひろつかずお)
「続 年月のあしおと(上下)」 (ぞくねんげつのあしおと)
講談社文芸文庫
広津 桃子 (ひろつももこ)
「石蕗の花 ― 網野菊さんと私」 (つわのはな あみのきくさんとわたし)
講談社文芸文庫