絶版文庫書誌集成
中公文庫 【く】
久世 光彦 (くぜてるひこ)
「昭和幻燈館」 (しょうわげんとうかん)
久世 光彦 (くぜてるひこ)
「雛の家」 (ひなのいえ)
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*391頁
*発行 2008年
*カバー画・谷川泰宏「桜火」 / カバーデザイン・中島かほる
*カバー文
ふたつの大戦の狭間、遠く軍靴の響きをききながら、それでも世の中がほんの少し凪いでいたころ。日本橋の老舗人形屋〈津の国屋〉の美しい三姉妹、ゆり子、真琴、菊乃が織りなす、それぞれの狂おしい恋愛を描く。 《解説》筒井ともみ
工藤 美代子 (くどうみよこ)
「香淳皇后と激動の昭和」 (こうじゅんこうごうとげきどうのしょうわ)
工藤 美代子 (くどうみよこ)
「母宮貞明皇后とその時代 三笠宮両殿下が語る思い出」 (ははみやていめいこうごうとそのじだい)
久野 明子 (くのあきこ)
「鹿鳴館の貴婦人 大山捨松 日本初の女子留学生」 (ろくめいかんのきふじんおおやますてまつ)
久布白 落実 (くぶしろおちみ)
「廃娼ひとすじ」 (はいしょうひとすじ)
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*338頁
*発行 1982年
*カバー・朝倉摂
*カバー文
蘇峰・蘆花の姉音羽を母として生れ、大叔母矢島楫子の女子学院に学び、やがてその日本基督教婦人矯風会を中心に、明治から戦後まで、廃娼運動に捧げた八十九年の生涯を語る自伝。
倉橋 由美子 (くらはしゆみこ)
「夢の浮橋」 (ゆめのうきはし)
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*266頁
*発行 昭和48年
*カバー写真・倉橋三郎
*カバー文
夫婦交換遊戯(スワッピング)の不条理の愛は、優美な輪廻の環となって、虚無の空間に昇華をとげる。雪の嵯峨、秋の花野に、妖かしの世界を秘めて描かれる艶麗の貴種恋愛譚。古代口承文芸の系譜を現代に伝えて、物語文学の精髄に迫る画期的長篇。
*解説頁・佐伯彰一
クララ ホイットニー著・一又民子、高野フミ、岩原明子、小林ひろみ訳
(Clara A.N. Whitney・いちまたたみこ、たかのふみ、いわはらあきこ、こばやしひろみ)
「勝海舟の嫁 クララの明治日記 上下巻」 (かつかいしゅうのよめくららのめいじにっき)
栗原 雅直 (くりはらまさなお)
「川端康成 ― 精神医学者による作品分析」 (かわばたやすなり)
車谷 弘 (くるまだにひろし)
「銀座の柳」 (ぎんざのやなぎ)
黒板 勝美 (くろいたかつみ)
「義経伝」 (よしつねでん)
黒岩 重吾 (くろいわじゅうご)
「飛田残月」 (とびたざんげつ)
*カバー・松田穣
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*251頁 / 発行 1985年
*カバー文
かつて遊廓のあった界隈に、華やかな都会の盛り場に、暗い影を引きずり、ただよい流れゆく娼婦やモデル。淪落の女たちの哀切な姿態と相貌に、人生の深淵を鋭くとらえる力作八篇。
*目次
飛田残月
雑草の宿
事件の夜
雲の鼻
木の芽の翳り
夜の聖像
憎悪の影
霧の顔
解説 難波利三
桑田 忠親 (くわたただちか)
「本朝茶人伝」 (ほんちょうちゃじんでん)
桑田 忠親 (くわたただちか)
「蘭方医 桑田立斎の生涯」 (らんぽういくわたりゅうさいのしょうがい)