絶版文庫書誌集成
旺文社文庫・日本の著作 【な】
直木 孝次郎 (なおきこうじろう)
「法隆寺の里 ― わたしの斑鳩巡礼」 (ほうりゅうじのさと・わたしのいかるがじゅんれい)
永井 博 (ながいひろし)
「ゆっくりヒマラヤ・シェルパの里をトレッキング」
永井 路子 (ながいみちこ)
「歴史のヒロインたち」 (れきしのひろいんたち)
中江 百合 (なかえゆり)
「季節を料理する」 (きせつをりょうりする)
*342頁 / 発行 1982年
*目録文
懐しい四季折々の日本の味、覚えておきたい家伝直伝の料理集。幻の名著、ここに復刊。
長沢 和俊 (ながさわかずとし)
「西安からカシュガルへ ― シルクロード踏査行」 (せいあんからかしゅがるへ)
*290頁 / 発行 1986年
*カバー文
シルクロード史学の第一人者の、多年にわたる調査紀行を集大成。最新の西域の姿を紹介する。
永島 慎二 (ながしましんじ)
「阿佐谷界隈怪人ぐらいだあ」 (あさがやかいわいかいじんぐらいだあ)
中村 武志 (なかむらたけし)
「女房がつけた探偵」 (にょうぼうがつけたたんてい)
*393頁 / 発行 1987年
*カバー文
国鉄職員で"目白三平シリーズ"の作家である著者に女房が私立探偵をつけ、テンヤワンやの大騒動。
中村 武志 (なかむらたけし)
「百鬼園先生と目白三平」 (ひゃっきえんせんせいとめじろさんぺい)
中村 武志 (なかむらたけし)
「ふだん着のパリ」 (ふだんぎのぱり)
*290頁 / 発行 1984年
*目録文
パリジャン、パリジェンヌの生活、考え方などを自らの体験を通し、ユーモラスに描いたパリ案内。
中村 武志 (なかむらたけし)
「目白三平 駅弁物語」 (めじろさんぺいえきべんものがたり)
中山 俊明 (なかやまとしあき)
「アメリカがつぶやく 出会いと再会の旅」
*272頁 / 発行 1984年
*目録文
ロサンゼルス、ニューヨーク、ダラス……激動するアメリカのいまのつぶやきとは?最新レポート。
中山 俊明 (なかやまとしあき)
「ルイジアナ・ママを誰も知らない スナップ的アメリカ論」
永山 久夫 (ながやまひさお)
「おもしろメニュー二万年」 (おもしろいめにゅーにまんねん)
*267頁 / 発行 1986年
*目録文
ナウマン象のバーベキュー、ヒミコと塩辛納豆…。゛過密列島"二万年の「食生活の知恵の営み」。
永山 久夫 (ながやまひさお)
「たべもの江戸史」 (たべものえどし)
永山 久夫 (ながやまひさお)
「たべもの戦国史」 (たべものせんごくし)
永山 久夫 (ながやまひさお)
「たべもの超古代史」 (たべものちょうこだいし)
*242頁 / 発行 1987年
*目録文
一億六千万年前の恐竜時代の食糧は? サルからヒトへ移る中の食生活は? 自然食の原点を探る。
*目次
恐竜からサルへの旅 / 植物食から肉食へ / 火の驚異と火食の始まり / 氷河時代の食生活の知恵 / マンモスハンターの食生活 / ゾウの天国だった古代日本 / 縄文時代始まる / 新石器時代の主役たち
永山 久夫 (ながやまひさお)
「伝統食に学ぶ 和食ものしり事典」 (わしょくものしりじてん)
那須 良輔 (なすりょうすけ)
「魚と遊ぶ ― 釣りと料理」 (さかなとあそぶ)
(画像はクリックで拡大します)
*175頁
*発行 1983年
*カバー・那須良輔
*カバー文
「釣りは5才の頃、生家の裏を流れる濠で、ヤンモト(カワムツ)を釣ったのが最初だから、もう60年も続いている」(『あとがきより』)
― 無類の魚好きの著者(漫画家)が“真鯛・鮪・秋刀魚・海老”などから“船上料理・包丁とまな板・釣り道具”まで海の幸の釣りと料理を薀蓄を傾けて語る画文集。
那須 良輔 (なすりょうすけ)
「釣り春秋」 (つりしゅんじゅう)
(画像拡大不可)
*215頁
*発行 1982年
*目録文
イシダイ・フグ・ウナギ・アユ……。さまざまな釣りのダイゴ味を薀蓄を傾けて語る釣りエッセイ。
ナターシャ・スタルヒン
「白球に栄光と夢をのせて ― わが父 V.スタルヒン」 (はっきゅうにえいこうとゆめをのせて)
夏堀 正元 (なつぼりまさもと)
「殺意の肖像」 (さついのしょうぞう)
*240頁 / 発行 1985年
*目録文
弟のコピーのような息子に、〈もしや弟の子では?〉と疑惑を深めた英司……。真相の殺意を描く七編。
夏堀 正元 (なつぼりまさもと)
「青春の鎖」 (せいしゅんのくさり)
*286頁 / 発行 1985年
*目録文
太平洋戦争末期、激戦地出陣を間近に控え苦悩する青年を描いた表題作など著者自選作品九編収録。
夏堀 正元 (なつぼりまさもと)
「幻の北海道共和国」 (まぼろしのほっかいどうきょうわこく)
夏堀 正元 (なつぼりまさもと)
「霧笛の町」 (むてきのまち)
*227頁 / 発行 1986年
*目録文
レポ船の動向を探っていた塔野恭治は、無惨な遺体で根室に帰還した。彼は中野学校出身だった。
*目次
霧笛の街 / 白い海 / 幻影軍港 / ベトナム・死の太鼓 / 島痛びの国・沖縄
奈良本 辰也 (ならもとたつや)
「志とは何か・歴史エッセイ集」 (こころざしとはなにか)
*309頁 / 発行 1981年
*目録文
歴史を動かす原動力の一つに「志」をあげ、幕末維新の代表的人物を中心にその源を明らかにする。
奈良本 辰也 (ならもとたつや)
「風土の中の史実」 (ふうどのなかのしじつ)
奈良本 辰也 (ならもとたつや)
「歴史家への道 ― 昭和史と共に歩んだ青春」 (れきしかへのみち)
南條 範夫 (なんじょうのりお)
「暗殺競合」 (あんさつきょうごう)
南條範夫 (なんじょうのりお)
「遺臣の群」 (いしんのむれ)
*297頁 / 発行 1987年
*目録文
幕末維新の激動期に時代の波に翻弄されながらも新しい生活に挑む旗本・御家人たちを暖かく描く。
南條範夫 (なんじょうのりお)
「一族自刃、八百七十名」 (いちぞくじじんはっぴゃくななじゅうめい)
*267頁 / 発行 1985年
*目録文
北条高時一族滅亡の悲劇を描く表題作ほか、名作「燈台鬼」「右大将暁に死す」「悪源太奮戦」等収録。
南條範夫 (なんじょうのりお)
「慶安太平記」 (けいあんたいへいき)
*377頁 / 発行 1986年
*目録文
慶安年間、主家の改易・滅封で禄を離れた数十万の浪人を救うべく、軍学者由比正雪は大陰謀を!
南條範夫 (なんじょうのりお)
「斬首ただ一人」 (ざんしゅただひとり)
*264頁 / 発行 1986年
*目録文
小栗上野介・岩倉具視・前原一誠・榎本武揚等、幕末・維新期にそれぞれの信念に生きた男の物語。
南條範夫 (なんじょうのりお)
「刺殺」 (しさつ)
南條 範夫 (なんじょうのりお)
「十五代将軍 ― 沖田総司外伝」〈上下〉 (じゅうごだいしょうぐん・おきたそうじがいでん)
南條 範夫 (なんじょうのりお)
「第三の陰武者」 (だいさんのかげむしゃ)
南條 範夫 (なんじょうのりお)
「第三の浪士」(上下) (だいさんのろうし)
*上423頁・下410頁 / 発行 1986年
*目録文
江戸から越後・会津・北海道へと、本州を縦断して北上する幕府側三浪士の血戦と恋を語る巨編。
南條 範夫 (なんじょうのりお)
「脱走」 (だっそう)
南條 範夫 (なんじょうのりお)
「剣の舞」 (つるぎのまい)
*672頁 / 発行 1986年
*目録文
波乱万丈の生涯のうちに剣の奥義をきわめ、ついに一刀流を創始した剣聖伊藤一刀斎の生涯を描く。
南條 範夫 (なんじょうのりお)
「花開く千姫」 (はなさくせんひめ)
南條 範夫 (なんじょうのりお)
「姫君御姉妹」 (ひめぎみおんしまい)
*295頁 / 発行 1985年
*目録文
単行本未収録、最新時代小説集。「お蘭さま」「坂を上って行った男」「百日紅の下の木戸」など十編。
南條 範夫 (なんじょうのりお)
「復讐鬼」 (ふくしゅうき)
南條 範夫 (なんじょうのりお)
「幻の百万石」 (まぼろしのひゃくまんごく)
*267頁 / 発行 1984年
*目録文
越前宰相・結城秀康が所持する百万石のお墨付をめぐる時代推理ほか、傑作時代小説六編を収録。
南條 範夫 (なんじょうのりお)
「無惨や二郎信康」 (むざんやじろうのぶやす)
南條 範夫 (なんじょうのりお)
「夜叉と菩薩」 (やしゃとぼさつ)
*248頁 / 発行 1985年
*目録文
慈悲忍辱の化身清瀧尼と毒婦おたきの度重なる出踪と出現の謎に迫る表題作ほか傑作時代小説六篇。
南原 幹雄 (なんばらみきお)
「いろの罠 ─ 大江戸おんな暦」 (いろのわな)
(画像はクリックで拡大します)
*324頁
*発行 1986年
*目録文
母を奪い、自分を汚した男たちに、自らの肉体を武器として復讐を誓った女の凄愴な闘いが始まる。
南原 幹雄 (なんばらみきお)
「廓祝言 ― 心中浮世草子」 (くるわしゅうげん)
*317頁 / 発行 1987年
*目録文
情炎に身をこがす男と女の悲恋を、流麗な文体で描出した心中浮世草紙。「美女獄門」など八編収録。
*目次(収録作品)
信濃死春歌 / 密通浜町川岸 / 美女獄門 / 残酷な薮入 / 心中千鳥塚 / 中洲無理心中 / 水子寺心中 / 廓祝言
南原 幹雄 (なんばらみきお)
「商道の覇者」 (しょうどうのはしゃ)
*283頁 / 発行 1987年
*目録文
奥州の雄藩伊達家を胆力と銭の力でねじふせた山片蟠桃(升屋小右衛門)の豪快な半生を描く。
南原 幹雄 (なんばらみきお)
「箱崎別れ船」 (はこざきわかれぶね)