絶版文庫書誌集成
現代教養文庫 【あ】
青木 正久 (あおきまさひさ)
「世界バラの旅」 (せかいばらのたび)
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*271頁
*発行 1962年
*目次
1 イタリー / 2 スペイン / 3 フランス / 4 ドイツ / 5 北欧スイス / 6 欧州その他 / 7 イギリス / 8 ソ連 / 9 アメリカ(東部) / 10 アメリカ(西部)とカナダ / 11 アジア・アフリカ / 12 巡礼をおわって
青地 晨 (あおちしん)
「冤罪の恐怖 無実の叫び」 (えんざいのきょうふ)
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*294頁
*発行 1975年
*目録文
冤罪とは無実の罪のこと。今この瞬間にも無実の人が刑を執行されています。本書は、戦前、横浜事件を通底する日本のファッショ弾圧に半生をかけている著者による冤罪告発の書。
青野 季吉 (あおのすえきち)
「青野季吉選集(全三巻)」 (あおのすえきちせんしゅう)
青野 季吉 (あおのすえきち)
「明治文学入門」 (めいじぶんがくにゅうもん)
*167頁 / 発行 1953年 / 社会思想研究会出版部名義
*カバー画像はありません。
*目次
文庫版になるについて / 明治文学年代記 / 明治の文学青年 / 三人の明治作家 / 漱石の話 / 二葉亭の話 / 鴎外の話 / 後記
青山 茂 (あおやましげる) 川副 武胤 (かわさえたけたね) 平岡 定海 (ひらおかじょうかい)
「大和古寺巡礼」 (やまとこじじゅんれい)
阿木 翁助 (あきおうすけ)
「青春は築地小劇場からはじまった ― 自伝的日本演劇前史」 (せいしゅんはつきじしょうげきじょうからはじまった)
秋山 英夫 (あきやまひでお)
「人間ニーチエ」 (にんげんにーちぇ)
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*167頁 / 発行 1953年 / 社会思想研究会出版部名義
*目次
第一部 書簡による伝記
T 友情 / U 恋愛 / V 運命
第二部 えっせえ
T ニーチェの女性観 / U ドストエフスキーとニーチェ / V リルケとニーチェ
あとがき
秋山 虔 (あきやまけん)
「源氏物語 若い人への古典案内」 (げんじものがたり)
秋山 正美 (あきやままさみ)
「ロング・ロング・セラーズ 半世紀を生きぬいた本の魅力」
芥川 龍之介著・社会思想社編 (あくたがわりゅうのすけ・しゃかいしそうしゃ)
「生と死の思索 芥川龍之介の言葉」 (せいとしのしさく)
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*259頁 / 発行 1965年
*目次
T 人とその周辺
文明と社会 / 自然 / 動物 / 人間 / 愛 / 生と死
U 文学と芸術
文学 / 言語と文章 / 思想 / 芸術
V 侏儒の言葉
W 西方の人
X 芥川龍之介入門 吉田精一
Y 芥川龍之介年譜
浅井 昭治他 (あさいしょうじ)
「日本の大衆芸術 民衆の涙と笑い」 (にほんのたいしゅうげいのう)
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*468頁 / 発行 1962年
*目次
はじめに … 浅井昭治
笑いの芸術・涙の芸術
T 喜劇 … 佐藤忠男
U 落語 … 虫明亜呂無
V 漫才 … 森秀人
W 浪曲 … 柳田邦夫
X 講談 … 邑井操
Y 流行歌 … 鶴見俊輔
大衆芸術のながれ … 加太こうじ
T〜\
大衆芸術名作百選・解説 … 大衆芸術研究会
年表 … 浅井昭治
あとがき
浅野 清 (あさのきよし)
「法隆寺」 (ほうりゅうじ)
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*225頁 / 発行 1963年
*目録文
千数百年もの長い歴史を耐えぬいて来た世界最古の木造建築“法隆寺”の貴重な文化遺産から歴史にいたるまで言及した古寺巡礼。
*目次
T 法隆寺はなぜ大切か
U 法隆寺の歴史
V 西院伽藍
W 大宝蔵殿
X 東院伽藍
Y 子院
Z 法隆寺の保存
法隆寺ガイド / あとがき / 法隆寺略年表 / 英文ガイド
朝日新聞社会部 (あさひしんぶんしゃかいぶ)
「日本シネマ紀行」 (にほんしねまきこう)
芦田 孝昭 (あしだたかあき)
「中国の故事・ことわざ」 (ちゅうごくのこじことわざ)
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*242頁
*発行 1970年
*目録文
中国に生まれた故事成句、ことわざのなかの民族のちがいをこえた人間の知恵として日本人に親しまれているものの意味来歴を説く。
安宅 夏夫 (あたかなつお)
「愛の狩人 室生犀星」 (あいのかりうど むろうさいせい)
アーノルド・J.トインビー著 深瀬 基寛訳 (Arnold・Joseph,Toynbee ふかせもとひろ)
「試練に立つ文明」 (しれんにたつぶんめい)
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*旧版 上 207頁 / 下 163頁 / 発行 1960年 / 社会思想研究会出版部名義
*新版 366頁 / 発行 1966年
*目次(1966年版)
訳者の序 / まえがき / 1 わが歴史観 / 2 歴史における現代の位置 / 3 歴史は繰りかえすか / 4 ギリシァ・ローマ文明 / 5 世界の合一化と歴史的展望の変化 / 6 ヨーロッパの矮小化 / 7 国際的展望 / 8 試練に立つ文明 / 9 ロシアにおけるビザンチン帝国の遺産 / 10 回教世界と西欧、及びその将来 / 11 文明と文明とのあいだの遭遇戦 / 12 キリスト教と文明 / 13 歴史は人間の魂にとって何を意味するか / 索引
アーノルド・J.トインビー著・吉田 健一訳 (Arnold Joseph,Toynbee・よしだけんいち)
「世界と西欧」 (せかいとせいおう)
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*164頁 / 発行 1959年 / 社会思想研究会出版部名義
*目次
第一章 ロシアと西欧
第二章 マホメット教圏と西欧
第三章 インドと西欧
第四章 極東と西欧
第五章 接触の心理
第六章 世界とギリシャ人、およびローマ人
訳者あとがき
トインビーの体系 (山本新)
阿部 喜三男 (あべきみお) / 高岡 松雄 (たかおかまつお) / 松尾 靖秋 (まつおやすあき)
「芭蕉と旅」 〈上下〉 (ばしょうとたび)
天野 貞祐 (あまのていゆう)
「若き女性のために」 (わかきじょせいのために)
荒 正人編 (あらまさと)
「文学 その創作と鑑賞」 (ぶんがく そのそうさくとかんしょう)
荒 正人編 (あらまさと)
「文学入門」 (ぶんがくにゅうもん)
*274頁 / 発行 1965年
*カバー画像はありません。
*目次
小説の書き方 ── 猛獣の心に計算器の手を 安部公房 / 入門書について / 書き方はあるのか / 「なにを」と「いかに」の統一 / 創作の動機 / 読者の役割 / 作者と読者の関係 / 読者から作家になる / 文学的才能とは / 小説の構造 / 小説は魂の技術である / 作者の第一課 / 作者の第二課と第三課 / 作家としての根本をつかむこと / 典型の発見 / マヤコフスキーの体験 / 書き方の秘伝 / 描写について 大岡昇平 / 描写について / 漱石の描写 / 自然描写について / 私の創作体験 堀田善衛 / 書きはじめのころ / 一つの体験 ── 戦中戦後の中国 / 『歴史』について / 『時間』について / 『歯車』について / 日本の方法 伊藤整 / 芸術至上主義 / 泉鏡花 / 森鴎外 / 永井荷風 / 漱石の場合 / 芥川竜之介 / 志賀直哉 / 武者小路実篤 / 作家の態度 ── 近代文学への疑問 中村真一郎 / 奇妙な事実 / 「自己中心的」と「文学中心的」 / 古典主義とローマン主義の対立 / 家から家庭へ ── 「家庭」の崩壊と文学的意味 奥野健男 / テーマとしての「家庭」 / 家庭の正体 / 夫婦と家庭 / 家庭の本質 / 文学的実験 / 作家の心情 ── 文学的羞恥について 小松伸六 / 文学的羞恥心 / 羞恥の喪失 / 羞恥が表現に導く / はにかみの作家 / 虚栄と羞恥感 / 都会人的羞恥心の文学 / 夢について ── 或いは、可能性の作家 埴谷雄高 / 夢の自已実験 / 夢の出発点 / 白昼の思考と夜の夢 / 未知への飛翔 / ある芸術家の問題 ── レオナルド・ダ・ヴインチの場合 中田耕治 / ぼくたちの生きる意味 / 実際的な天才 / 非情な世界 / 天才の条件 / 性とはなにか / 神の否定 / 破滅をめざして / 詩とはなにか ── 詩の自覚の歴史 山本健吉 / 詩の自覚の推移 / 詞華集について / 人麻呂・芭蕉・世阿弥 / 類似の歴史 / 詩における人称 / 三人称的発想 / 二つの裁判 荒正人 / 「幸徳事件」と啄木 / 「大審問官」と粛清裁判 / ノーベル文学賞受賞者リスト・巻末 / ノーベル受賞作家の横顔・巻末 / 編者の言葉
荒川 秀俊 (あらかわひでとし)
「異国漂流物語」 (いこくひょうりゅうものがたり)
荒川 秀俊 (あらかわひでとし)
「台風 猛威への挑戦」 (たいふう)
アルカジ・イレオクム著 / 市場 泰男訳編 (Leokum, Arkady / いちばやすお)
「ポケットサイエンス ― どれだけ答えられますか? (全5巻)」
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*T 244頁 / 発行 1970年
*U 245頁 / 発行 1970年
*V 251頁 / 発行 1970年
*W 245頁 / 発行 1970年
*X 232頁 / 発行 1971年
*目録文
自然科学や技術に関するものを中心に、(宇宙はどのくらい大きいのか)(海水はなぜ塩からいのか)など、著者はたくみな比喩を用いて簡潔に解説する。
安斎 秀夫 (あんざいひでお)
「温泉旅行」 (おんせんりょこう)
*333頁 / 発行 1962年
*目次
まえがき / 北海道 / 東北 / 関東 / 中部 / 関西・中国・四国 / 九州 / 附録 温泉の知識
安西 均編著 (あんざいひとし)
「恋のうた」 (こいのうた)
*348頁 / 発行 1965年
*カバー画像はありません。
*目次
目次
まえがき / 古代の恋歌 / 記紀歌謡より / 催馬楽より / 風俗歌より / 万葉の恋歌1 / 万葉の恋歌2 / 柿本人麻呂歌集より / 東歌より / 作者不明の歌 / 防人の歌 / 伝説の女たち / 宮廷の恋歌 / 庶民の恋歌 / 『梁塵秘抄』より / 『閑吟集』より / 狂言の歌謡より / 『隆達小歌』より / 『松の葉』より / 近世俳句より / 芭蕉とその前後 / 川柳 / 蕪村とその前後 / 一茶
安西 均編著 (あんざいひとし)
「戦後の詩 <現代>はどう表現されたか」 (せんごのし)
アンドレ・ジード著 白井健三郎訳 (Andre.Gide しらいけんざぶろう)
「狭き門・田園交響楽」 (せまきもん・でんえんこうきょうきょく)
アンドレアス・ロンメル著 大林太良訳 (Andreas Lommel おおばやしたりょう)
「美のあけぼの オーストラリヤの未開美術」 (びのあけぼの)
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*178頁
*発行 1964年
*目次
序文 / 一 はじめに / 二 北西部の岩壁絵画 / 三 北西部の神話 / 四 北西部のヴォンジナ岩壁絵画遺跡 / 五 総括 / 六 エレガントな様式 / 七 アーネムランドの岩絵 / 八 アーネムランドの樹皮絵画 / 九 オエンペルリにおける年代の順序 / 一〇 オエンピルリからの放射 / 一一 彫刻 / 一二 西オーストラリア / 一三 クイーンズランド / 一四 ニュー・サウスウェールズ / 一五 ヴィクトリア / 一六 南および中央オーストラリア / 一七 装飾美術 / 一八 全体的考察 / 一九 外来の諸影響 / あとがき / 口絵目録 / 挿図目次 / 地図目次