絶版文庫書誌集成
角川文庫 【す】
スウェン・ヘディン著 (Sven Hedin) 岩村 忍訳 (いわむらしのぶ)
「さまよえる湖」 (The Wandering Lale)
(画像はクリックで拡大します)
*236頁 / 発行 昭和43年
*カバー画像・平成元年刊「リバイバル・コレクション」版カバー
*カバー文
井上靖氏の名作や椎名誠氏らの調査により
注目を浴びている
中央アジア、幻の都「楼蘭」。
本書は、古来、幻の湖として
その姿を見せなかったロプ湖をつきとめ、
楼蘭王国の
存在を明らかにしたヘディン博士の
苦闘の探険記録である。
*解説頁・訳者
杉森 久英 (すぎもりひさひで)
「天才と狂人の間」 (てんさいときょうじんのあいだ)
杉山 義法 (すぎやまぎほう)
「五稜郭」 (ごりょうかく)
杉山 義法 (すぎやまぎほう)
「小説 田原坂」 (しょうせつたばるざか)
鈴木 大拙 (すずきだいせつ)
「禅とは何か」 (ぜんとはなにか)
(画像拡大不可)
*226頁 / 発行 1954年
*目録文
世界的禅学者が現代的に解説した禅入門の書。
*目次
序
第一回 宗ヘ經驗としての禪
第一講 宗ヘ經驗とは何か
個人的經驗 ― 精神的不滿 ― 不滿の分析 ― 事實の世界と價値の世界 ― 知的宗ヘと情的宗ヘ ― 囘心 ― 囘心と悟道
第二講 何を佛ヘ生活と云ふか
佛ヘの構成分子 ― 仏佛陀の人格、體驗、法、佛弟子等の體驗と菩提心 ― 佛ヘ的經驗の一大流れと是に注ぎ込む無數交流 ― 此の精神的大河流は印度支那日本に於て如何なる波を揚げたか ― 佛ヘ生活の基調 ― 三菩提
第三講 佛ヘの基本的諸?念
原始佛ヘに於ける智的傾向 ― 嚴粛主義 ― 戒律 ― 禪定 ― 情的傾向の發展 ― 羅漢と菩薩 ― 小乘と大乘 ― 本生譯及禁欲主義と大悲大智 ― 大乘ヘの理想 ― 佛陀の一生 ― 一切苦とは何の義か ― 智、悲、方便、囘向
第四講 證三菩提を目的とする禪
智的佛ヘの窮極 ― 三菩提とは何か ― 超知識、直覺、個人的體驗 ― 印度禪と支那禪 ― 禪の具體性と創造性
第五講 理學から見た禪
支那に於ける禪の始まり ― 主知主義、形式主義に對しての反抗 ― 神祕的經驗 ― 論理主義と禪 ― 禪の心理學的基礎 ― 意識下の精神活動 ― 禪の心理學的説明 ― 公案の心理
第二回 佛ヘに於ける禪の位置
第一講 宗ヘ經驗の諸要素
制度としての宗ヘと個人的經驗 ― 宗ヘの要素 ― 傳統的 ― 智性的 ― 神祕的
第二講 宗ヘ經驗の諸型
宗ヘの智性的要素 ― 智性の本分 ― 宗ヘと迷信 ― 宗ヘと科學 ― 宗ヘと哲學 ― 宗ヘに於ける智性と感情との關係
第三講 宗ヘとしての佛ヘ
宗ヘの神祕的要素 ― 智不到處 ― 受動性 ― 個性的色彩
第四講 楞伽經大意(主として本經と禪宗との史的及び内容的關係)
達磨慧可に本經を傅ふ ― 慧可以後本經の研究 ― 第六祖慧能と金剛經 ― 本經研究の必要 ― 自覺聖智 ― 阿ョ耶識と如來藏 ― 本經と起信論と禪宗
第五講 神祕主義としての禪
禪の特色 ― 支那に於ける始期 ― 六祖以後 ― 曹洞と臨濟 ― 公案の性質 ― 十牛圖 ― 尋牛 ― 見跡 ― 見牛 ― 得牛 ― 牧牛 ― 騎牛歸家 ― 忘牛倶忘 ― 人牛倶忘 ― 返本還源 ― 入廛垂手
解説 吉田紹欽
鈴木 隆 (すずきたかし)
「けんかえれじい」(全2冊)
鈴木 理生 (すずきまさお)
「シリーズ江戸学 江戸の橋」 (えどのはし)
角川ソフィア文庫
鈴木 三重吉 (すずきみえきち)
「古事記物語」 (こじきものがたり)
スタンダール著 / 宗 左近訳 (Stendhal/そうさこん)
「カストロの尼 ― 他四篇」 (かすとろのあま)