*カバーイラスト・ヒロミチイト
カバーデザイン・西村弘美
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*240頁 / 発行 2016年
*カバー文
幼い頃から通ったうなぎの名店と、そこで培った“うなぎの食い方”について池波正太郎がしみじみと綴る「鰻の食い方」をはじめ、うなぎを人に奢らせようとして失敗する、たいこもちの悲哀を描く落語の名作「鰻の幇間」、山口瞳が長年通ったお気に入りのうなぎ屋“八十八”での思い出を綴る「横浜住吉町八十八の鰻丼」など、食通たちがうなぎの美味しさと魅力を情感たっぷりに語り尽くす。思わずお腹の鳴る、珠玉の一冊。
*目次
うなぎうなぎ 阿川弘之 / 雪見うなぎ 戸板康二 / 鰻 吉行淳之介 / 鰻 矢野誠一
/ 鰻の幇間 桂文楽 / 大阪の鰻の佃煮 吉田健一 / 天才バカボン ウナギのイヌのカバやきなのだ 赤塚不二夫
/ 鰻 鈴木晋一 / 鰻屋 三遊亭圓生 / もの忘れ 坪田譲治 / 鰻の食い方 蒲焼、鰻ざく 池波正太郎
/ サザエさん 長谷川町子 / 後生鰻 橘家圓蔵 / 横浜住吉町 八十八の鰻丼 山口瞳
/ うなぎ 坂東三津五郎 / うなぎ考 高田保 / 夕立鰻 内田百 / 逢坂閑談 三淵忠彦・宮川曼魚・内田百
/ うなぎ 大井川流域のこと 小川国夫 / 鰻 森田たま / 鰻と梅干 出久根達郎
/ 無敵艦隊 向田邦子 / 鰻 原石鼎 / 蒲焼(江戸小咄) / とうふ うなぎ(江戸小咄)
/ 薔薇と蒲焼 江國香織 / ウナギの魔法 林望 / 大食国物語の巻 佐藤垢石
/ ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石(抄) 伊集院静 / うなぎ 林真理子 /
選者あとがき 伊集院静 / 著者略歴 / 初出・底本
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