絶版文庫書誌集成
中公文庫 【ひ】
樋口 修吉 (ひぐちしゅうきち)
「東京老舗の履歴書」 (とうきょうしにせのりれきしょ)
久生 十蘭 (ひさおじゅうらん)
「肌色の月」 (はだいろのつき)
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*183頁
*発行 昭和50年
*カバー文
たまたま見上げた月が肌色に見えたことから自分の病疾を知り、死を思って旅立つ変装の宇野久美子 ―― 奇しくも同じ病いに逝った著者の絶筆遺作推理。「予言」「母子像」を併載。
*あとがき・久生幸子 / 解説頁・中井英夫
日夏 耿之介 (ひなつこうのすけ)
「風雪の中の対話」 (ふうせつのなかのたいわ)
日野 巌 (ひのいわお)
「植物怪異伝説新考 上下」 (しょくぶつかいいでんせつしんこう)
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*上227頁 / 下275頁
*発行 2006年
*目録文
上
農学博士であった著者が、五百を超す古今の文献より植物に関する怪異の記述を丹念に収集・分類し、百を超す項目それぞれに略説を加えた「植物妖異研究資料集」。
下
長年にわたり集められた植物怪異伝説の数々。植物病害史資料としてはもちろん、民俗学的にも高く評価される名著を、全面改版して復刊。〈解説〉大貫茂
日野 啓三 (ひのけいぞう)
「風の地平」 (かぜのちへい)
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*227頁
*発行 1980年
*カバー・司修
*カバー文
韓国女性を妻とした一新聞記者のささやかな家庭の〈影の起伏〉を、朝鮮戦争、ベトナム戦争の遠い砲声の記憶のなかに描き、それぞれが見送った死とみずからの生の行方を凝視する連作。
*解説頁・川崎洋
日野 啓三 (ひのけいぞう)
「砂丘が動くように」 (さきゅうがうごくように)
日野 啓三 (ひのけいぞう)
「夢を走る」 (ゆめをはしる)
日比野 士朗 (ひびのしろう)
「呉淞クリーク / 野戦病院」 (うーすんくりーく / やせんびょういん)
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*183頁
*発行 2000年
*カバーデザイン・菊地信義
*カバー文
日中戦争有数の激戦だった上海戦線での戦闘をルポした「呉淞クリーク」は、戦記文学に要求される皇軍意識とは無縁のところで、戦争の実態を描いた佳篇である。際限ないクリーク、一面の泥沼、トーチカによる中国軍の頑強な抵抗。著者はこの熾烈な戦場のすがたを、戦友への鎮魂をこめて綴る。
*解説頁・半藤一利
ヒュー・コータッツィ
「東の島国 西の島国」 (ひがしのしまぐににしのしまぐに)
平尾 道雄 (ひらおみちお)
「坂本龍馬 海援隊始末記」 (さかもとりょうまかいえんたいしまつき)
平島 二郎 (ひらしまじろう)
「世界建築史の旅」 (せかいけんちくしのたび)
広瀬 和雄 (ひろせかずお)
「前方後円墳国家」 (ぜんぽうこうえんふんこっか)