*カバー写真・エアフォース アカデミー礼拝堂(米国 コロラド・スプリングス)
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*319頁 / 発行 1992年
*カバー文
国際人としての会話に建築の話題は欠かせない。また、その国が誇りとしている建物についての知識があると、海外旅行もだんぜん面白くなる。世界四七ヵ国を旅行した建築家が、人類共通の遺産である歴史的建造物をはじめ、庶民生活と家屋との関わり等を、わが国との対比をまじえ生きいきと語った一冊。建築設計に興味を持つ人にとっては、恰好の入門書である。
*目次
1 原始の知恵 ―― 兎の耳 アルタミーラの旅
2 仏塔 ―― 金色の幻想 香港・タイの旅
3 葡萄酒と唐草 西アジアの旅
4 わが家は七〇〇万トン ―― 王の墓 エジプト・ギリシアの旅
5 石・石・石 ―― 古代ローマ イタリアの旅
6 ビザンティンの栄光 トルコ・ヴェネツィアの旅
7 サラセンの華麗 南スペインの旅
8 ロマネスクの天使とゴシックの論理 スペイン・フランスの旅
9 ルネサンスの天才たち イタリアの旅
10 水と十字架の絆 北欧の旅
11 魔術師ガウディ ―― シェル構造 北スペインの旅
12 未来の都市ブラジリア 南米の旅
15 古くて新しい国 メキシコの旅
14 世界は一つ ―― 木造平家の国 アメリカの旅
15 スラベシ島 トラジャへ
あとがき / 文庫版あとがき
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