絶版文庫書誌集成
新潮文庫 【お】
大岡 昇平 (おおおかしょうへい)
「酸素」 (さんそ)
大崎 善生編 (おおさきよしお)
「棋士という人生 傑作将棋アンソロジー」 (きしというじんせい)
大崎 善生 (おおさきよしお)
「赦す人 団鬼六伝」 (ゆるすひと だんおにろくでん)
大路 和子 (おおじかずこ)
「沖田総司を歩く」 (おきたそうじをあるく)
*目次
まえがき
誕生 江戸篇
白河藩下屋敷 ― 総司出生の地 / 試衛館 ― 必殺剣と師友たち / 小石川伝通院 ― 浪士たちの野望
青春 多摩篇
甲州街道 ― 新選組のふるさとへ / 小島資料館 ― 総司の手紙 / 日野宿 ― 試衛館の後援者たち / 日野八坂神社 ― 奉納された武勇の額 / 佐藤彦五郎屋敷 ― 総司の指南術 / 井上源三郎屋敷 ― 盟友・井上源三郎 / 府中六所宮 ― 天然理心流の晴れ舞台 / 高幡山金剛寺 ― お不動さんと剣士たち / 石田寺 ― 土方歳三の墓所 / 土方歳三の生家 ― 洒脱な土方歳三
動乱 京都篇
中仙道 ― 荒ぶる浪士たち / 壬生 ― 浪士組誕生 / 壬生寺 ― 京に眠る隊士たち / 八木邸 ― 新選組結成と粛清 / 旧前川邸 ― 拷問と池田屋騒動序曲 / 光縁寺 ― 沖田氏縁者の謎 / 二条城 ― 徳川将軍家の本拠 / 金戒光明寺 ― 会津藩と新選組の縁 / 京都守護職屋敷 ― 松平容保の苦悩 / 蛤御門 ― 新選組の初陣 / 島原 ― 夜の浪士たち / 池田屋 ― 地獄絵図の死闘 / 六角獄 ― 尊攘派志士惨殺の疑い / 大津 ― 総長山南の脱走 / 西本願寺 ― 敵中にあった屯所 / 三条大橋 ― 月夜の制札事件 / 月真院 ― 新選組分裂 / 本光寺 ― 七条油小路の死闘 / 泉湧寺塔頭戒光寺 ― 高台寺党壊滅 / 伏見 ― 近藤狙撃と激戦 / 寺田屋 ― 龍馬襲撃と薩摩藩同士討ち / 淀城址 ― 井上源三郎、千両松の死
乱刃 大坂篇
大坂城 ― 将軍の夜逃げ / 蜆橋 ― 深夜の乱闘 / 天神橋 ― 大坂奉行所与力の暗殺 / 大坂新町九軒町 ― 総司と遊女 / 万福寺 ― 新選組大坂屯所 / 天保山沖 ― 新選組敗走
落日 江戸篇
品川釜屋 ― 再起する新選組 / 神田和泉橋医学所 ― 奥医師・松本良順 / 浅草今戸神社 ― 二つの臨終の地 / 千駄ヶ谷池尻橋 ― 総司の最期 / 専称寺 ― 涅槃城 / 終章 ― 新選組の終焉
「沖田総司・新選組」関係年表
参考文献
あとがき
大田 洋子 (おおたようこ)
「半人間」 (はんにんげん)
(画像拡大不可)
*245頁
*発行 昭和30年
*目録文
原爆と敗戰……日本人の苦闘を、自らの體驗をとおして切々と綴る。《女流文學賞作品》
大貫 妙子 (おおぬきたえこ)
「私の暮らしかた」 (わたしのくらしかた)
大野 晋 (おおのすすむ)
「日本人の神」 (にほんじんのかみ)
岡崎 宏司編 (おかざきひろし)
「NEW SKYLINE ― 世界の名車グラフィティ」
小川 国夫 (おがわくにお)
「アポロンの島」 (あぽろんのしま)
小川 国夫 (おがわくにお)
「或る聖書」 (あるせいしょ)
小川 国夫 (おがわくにお)
「試みの岸」 (こころみのきし)
奥野 健男 (おくのたけお)
「三島由紀夫伝説」 (みしまゆきおでんせつ)
尾崎 一雄 (おざきかずお)
「暢気眼鏡」 (のんきめがね)
尾崎 士郎 (おざきしろう)
「人生劇場 青春篇 上」 (じんせいげきじょう)
*241頁 /発行 1947年
*カバー文
『人生劇場』は、大正初期から敗戦後に至る日本社会の動きを背景に、三州横須賀村をあとに上京した青成瓢吉のみずみずしい情感あふれる人生を謳いあげて、"人生意気に感ず"とはどういうことかを多彩な人物の点出のなかに語り伝えようとした人情と哀歓の一大絵巻である。本編はその序幕であり、多感な中学時代を送った瓢吉が、早稲田に進学し学園騒動とお袖との愛に悩むまでを描く。
尾崎 士郎 (おざきしろう)
「人生劇場 青春篇 下」 (じんせいげきじょう)
(画像拡大不可)
*246頁 / 発行 1957年
*カバー文
青春の可能性を内に秘めながらもお袖との同棲生活から脱け出せないでいる瓢吉のところへ、父瓢太郎がピス トル自 殺をとげた知らせが伝わる。混乱する社会に歩み出んとする瓢吉たちと対照的な黒馬先生や吉良常の落ちぶれた姿は、滅びゆく旧き日本への挽歌とも言えるであろう。ユーモラスな描写の底に流れる哀愁には、新旧日本の過渡期における切実な苦悩がにじみ出ている。
尾崎 士郎 (おざきしろう)
「人生劇場 愛欲篇 上」 (じんせいげきじょう)
(画像拡大不可)
*211頁 / 発行 1952年
*カバー文
明治、大正の学生生活を背景とした『青春篇』は、一転して昭和に入る。主人公青成瓢吉、お袖、夏村大蔵、すべて『青春篇』から引続く人物たちが大震災を境に、大正の終りから悲劇的な昭和の日本の門をくぐろうとしている。文学の道を志した瓢吉は、友人吹岡とともに外房総の寺にこもり、創作の修行をしていたが、ある日、九州から上京した新進女流作家小岸照代と出会う。
尾崎 士郎 (おざきしろう)
「人生劇場 愛欲篇 下」 (じんせいげきじょう)
*217頁 / 発行 1952年
*カバー文
一瞬の関東大震災は、旧い日本をことごとく葬り去ってしまった。郊外の一軒家に夢のような愛の生活をいとなみ始めた瓢吉と小岸照代ではあったが、照代の昔の恋人の上京や、照代のほうが一歩先んじて文壇に認められ、世間的名声を獲得したことから、やがて破綻を迎えようとする。不安定な過渡期日本の流れの中に、青成瓢吉の愛欲図は、息もつかせずくりひろげられる……。 (解説頁・檀一雄)
尾崎 士郎 (おざきしろう)
「人生劇場 残侠篇 上」 (じんせいげきじょう)
尾崎 士郎 (おざきしろう)
「人生劇場 残侠篇 下」 (じんせいげきじょう)
尾崎 士郎 (おざきしろう)
「人生劇場 風雲篇 上」 (じんせいげきじょう)
尾崎 士郎 (おざきしろう)
「人生劇場 風雲篇 下」 (じんせいげきじょう)
尾崎 士郎 (おざきしろう)
「人生劇場 離愁篇」 (じんせいげきじょう)
尾崎 士郎 (おざきしろう)
「人生劇場 夢現篇」 (じんせいげきじょう)
尾崎 士郎 (おざきしろう)
「人生劇場 望郷篇」 (じんせいげきじょう)
尾崎 真理子 (おざきまりこ)
「ひみつの王国 評伝 石井桃子」 (ひみつのおうこくひょうでんいしいももこ)
長部 日出雄 (おさべひでお)
「笑いの狩人 ― 江戸落語家伝」 (わらいのかりゅうど)
大佛 次郎 (おさらぎじろう)
「帰郷」 (ききょう)
大佛 次郎 (おさらぎじろう)
「宗方姉妹」 (むなかたしまい)
小沢 昭一・大倉 徹也 (おざわしょういち・おおくらてつや)
「小沢昭一的 流行歌・昭和のこころ」 (おざわしょういちてきりゅうこうかしょうわのこころ)
小沢 昭一 (おざわしょういち)
「私のための芸能野史」 (わたしのためのげいのうやし)