*カバー装画・野村俊夫
カバー装幀・菊地信義
(画像はクリックで拡大します)
|
*270頁 / 発行 平成七年
*カバー文
『歌謡曲』はどこからやって来たのだろうか? そしてどこへ行こうとしているのだろうか? だいたい『歌謡曲』とはいったい何なのだろうか? ……並木路子、美空ひばりの時代からラテンやGS、ニューミュージック、ラップやハウスなど様々なムーヴメントを吸収しながら成立してきた、日本固有のポピュラー・ミュージック『歌謡曲』。その流れを概説しながらその正体に鋭く迫る。
*目次
1 米軍キャンプとジャズ / 2 女性歌手の活躍 / 3 異国情緒の氾濫 / 4 伝統回帰とお座敷ソング
/ 5 ラジオ、映画、うたごえ運動と歌謡曲 / 6 最初で最後のジャズ・ブーム
/ 7 マンボ、タンゴなどラテン音楽の流行 / 8 ハワイアンとウエスタン / 9 シャンソン
/ 10 空前の浪曲ブーム / 11 ふるさと歌謡と都会調歌謡 / 12 ロカビリー
/ 13 洋楽カヴァー曲 / 14 リバイバルと浪曲調 / 15 カレッジ・フォーク、エレキ、加山雄三
/ 16 和製ポップス / 17 グループ・サウンズ / 18 関西フォーク / 19 ニュー・ロック
/ 20 フォークの旅立ち / 21 ニューミュージックの誕生 / 22 スタジオ・ミュージシャン
/ 23 歌謡曲とニューミュージックの交流 / 24 外国人歌手と外国曲 / 25 ニュー・ウェイヴとアイドル
/ 26 バンド・ブームへの道 / 27 沖縄ポップ / 28 ミリオン・セラーと歌謡曲
/ あとがき / 参考文献 / 人名索引
|