絶版文庫書誌集成
現代教養文庫 【ふ】
深田 久弥 (ふかだきゅうや)
「四季の山登り その魅力・想い出」 (しきのやまのぼり)
深田 久弥・文 風見 武秀・写真 (ふかだきゅうや・かざみたけひで)
「日本アルプス」 (にほんあるぷす)
福田 和彦 (ふくだかずひこ)
「日本の名庭」 (にほんのめいてい)
(画像拡大不可)
*246頁 / 発行 1964年
*目録文
日本人の“こころ”の表現でもある庭の意味とその美しさを鑑賞する。日本各地の名庭約六〇を著者撮影の豊富な写真で紹介する。
*目次
カラー
正伝寺庭園 / 竜潭寺庭園 / 智積院庭園 / 月の桂の庭 / 西明寺庭園 / 光明禅院庭園 / 円通寺庭園
一 仮山を築く
1 東光寺庭園(山梨県) / 2 常栄寺庭園(山口県) / 3 栗林公園補陀落山(香川県) / 4 旧安田庭園仮山(東京都) / 5 小河氏邸庭園(島根県)
二 縮景を造る
1 真如院庭園(京都府) / 2 管相庵庭園(大阪府) / 3 島根県庁庭園(島根県) / 4 玉堂美術館庭園(東京都) / 5 大仙院庭園(京都府) / 6 南宗寺庭園(大阪府) / 7 法然院庭園・砂壇(京都府) / 8 聚光院庭園(京都府) / 9 詩仙堂庭園(京都府) / 10 楽々園庭園(滋賀県) / 11 玄宮園庭園(滋賀県) / 12 竜潭寺南庭(滋賀県)
三 須弥山を敷く
1 西芳寺庭園(京都府) / 2 天竜寺庭園(京都府) / 3 竜源院竜吟庭(京都府) / 4 万福寺庭園(島根県) / 5 竜安寺庭園(京都府) / 6 酬恩庵庭園(京都府) / 7 正伝寺庭園(京都府) / 8 円通寺庭園(京都府)
四 み仏を置く
1 小川家庭園(島根県) / 2 大池寺庭園(滋賀県) / 3 黄梅院庭園(京都府) / 4 東海庵庭園(京都府) / 5 光明禅院庭園(京都府) / 6 瑞応院庭園(滋賀県) / 7 瑞峯院庭園(京都府) / 8 月の桂の庭(山口県)
五 鶴と亀をかざる
1 医光寺庭園(島根県) / 2 東福寺開山堂前庭(京都府) / 3 頼久寺庭園(岡山県) / 4 三千院有清園(京都府) / 5 曼殊院庭園(京都府) / 6 伝法院庭園(東京都) / 7 滋賀院庭園(滋賀県) / 8 西明寺庭園(滋賀県) / 9 竜潭寺東庭(滋賀県) / 10 円満院庭園(滋賀県)
六 神仙境をかたどる
1 東福寺本坊庭園(京都府) / 2 常栄寺庭園(山口県) / 3 寿量院庭園(滋賀県) / 4 西本願寺虎渓の庭(京都府) / 5 光浄院庭園(滋賀県) / 6 旧後藤屋敷庭園(京都府) / 7 二条城二の丸庭園(京都府) / 8 金地院庭園(京都府) / 9 徳島城表御殿庭園(徳島県) / 10 西南院庭園(和歌山県)
七 桂離宮を見る
1 御輿寄前庭 / 2 古書院の内露地 / 3 池泉の橋梁を見る / 4 奥州白川石
あとがき
福田 利子 (ふくだとしこ)
「吉原はこんな所でございました ― 廓の女たちの昭和史」 (よしわらはこんなところでございました)
福田 洋 (ふくだひろし)
「三菱銀行人質強殺事件」 (みつびしぎんこうひとじちごうさつじけん)
(画像拡大不可)
*347頁 / 発行 1996年
*紹介文
一九七九年、大阪・住吉区で起きた凶悪事件の全体像に肉薄したドキュメント。犯行にいたるまでの軌跡をおりまぜて、犯人および捜査側の動きを綿密な取材によって再現する。
*目次
第1章 魔性の系譜
第2章 仮面の微笑
第3章 大阪の浮草
第4章 愛憎の業火
第5章 凶悪の紋章
第6章 惨劇の開幕
第7章 密室の帝王
第8章 空白の要求
第9章 攻防の迷路
第10章 骨肉の断裂
第11章 屈従の限界
第12章 虚妄の墓標
藤井 常男 (ふじいつねお)
「車窓より見た日本の植物」 (しゃそうよりみたにほんのしょくぶつ)
プーシキン著・西本昭治訳 (Aleksandr Sergeevich Pushkin・にしもとしょうじ)
「スペードの女王・大尉の娘」 (すぺーどのじょうおう・たいいのむすめ)
(画像拡大不可)
*284頁
*発行 1963年
*目録文
ロシヤ近代文学の先駆者であり、ロシヤの偉大な国民詩人といわれたプーシキンの代表的名作二篇を写真を配しながら収録した
*目次
スペードの女王
大尉の娘
付録 はぶかれた一章
解説
藤田 国雄 (ふじたくにお)
「殷帝国 中国古代の美術」 (いんていこく)
藤原 作弥 (ふじわらさくや)
「聖母病院の友人たち 肝炎患者の学んだこと」 (せいぼびょういんのゆうじんたち)
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*335頁
*発行 1992年
*目録文
第一線の経済記者である著者は、過労から肝臓病にかかり、長期入院。患者、看護婦、シスターとの心の触れ合いを描いた日本エッセイストクラブ賞受賞作。
藤原 作弥 (ふじわらさくや)
「ビジネス読書学」 (びじねすどくしょがく)
(画像拡大不可)
*303頁 / 発行 1993年
*「ビジネス書を肴にして」(NTT出版1988年刊) の増補
*目録文
味わい深い文章とわかり易い解説で知られる経済ジャーナリストおすすめの本、その読み方、本を通じての人との出合い。経済社会のホッとテーマから現代を解読。
*目次
1部 経済本との出会いと再会
2部 サラリーマンの読書術
3部 ビジネス書をおもしろく読む法
4部 本のなかの人間を読む
藤原 作弥 (ふじわらさくや)
「満州、少国民の戦記」 (まんしゅう、しょうこくみんのせんき)
藤本 良造 (ふじもとりょうぞう)
「音楽入門」 (おんがくにゅうもん)
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*196頁 / 発行 1961年 / 社会思想研究会出版部名義
*目次
音楽の楽しみ / 音楽を形づくるもの / 音を生むもの / 管弦楽 / 楽曲の輪郭 / 名曲巡礼 / 音楽史をたどって / 演奏上の注意 / 終りに / 音楽用語解説 / あとがき
藤山 一雄 (ふじやまかずお)
「新しい農家 明日の農村」 (あたらしいのうか)
古川 久 (ふるかわひさし)
「狂言の世界」 (きょうげんのせかい)
古川 久 (ふるかわひさし)
「能の世界」 (のうのせかい)
古田 紹欽 (ふるたしょうきん)
「宗教とはなにか 仏教の立場から」 (しゅうきょうとはなにか)
古田 紹欽 (ふるたしょうきん)
「禅 現代人の生きかたのために」 (ぜん)
古田 紹欽 (ふるたしょうきん)
「禅への道 禅のことば」 (ぜんへのみちぜんのことば)
(画像拡大不可)
*233頁 / 発行 1965年
*目次
まえがき
1 心について〈信心銘より〉
作者・内容 / 信心銘原文(抄) / 心について
2 悟りについて〈証道歌より〉
作者・内容 / 証道歌原文(抄) / 悟りについて
3 差別即ち平等について〈参同契より〉
作者・内容 / 参同契原文 / 差別即ち平等について
4 無について〈無門関より〉
作者・内容 / 無門関原文(抄) / 無について
5 食事の心得について〈五観・三匙の偈より〉
作者・内容 / 五観・三匙の偈原文 / 食事の心得について
6 風性について〈正法眼蔵より〉
作者・内容 / 正法眼蔵原文(抄) / 風性について
7 誡めについて〈大応国師禅誡より〉
作者・内容 / 大応国師禅誡原文 / 誡めについて
8 修行の心がまえについて〈大燈国師遺誡より〉
作者・内容 / 大燈国師遺誡原文 / 修行の心がまえについて
9 弟子について〈夢想国師遺誡より〉
作者・内容 / 夢想国師遺誡原文 / 弟子について
古田 紹欽 (ふるたしょうきん)
「日本人のこころ 古典にみる禅の思想」 (にほんじんのこころ)
古田 紹欽 (ふるたしょうきん)
「仏教とはなにか」 (ぶっきょうとはなにか)
古谷 糸子 (ふるやいとこ)
「ジャーナリスト 新聞記者の眼」 (じゃーなりすとしんぶんきしゃのめ)
古谷 綱武 (ふるやつなたけ)
「女性の幸福について」 (じょせいのこうふくについて)
古谷 綱武 (ふるやつなたけ)
「若さと幸福」 (わかさとこうふく)
ブレーズ・パスカル著 渡辺 秀訳 (Blaise,Pascal わたなべしゅう)
「パンセ冥想録への誘い 若い人のための人生論3」 (ぱんせめいそうろくへのさそい)
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*263頁 / 発行 1966年
*目次
第一部 人間の偉大と悲惨
一 精神と文体 / 二 神なき人の悲惨 / 三 正義と現実の理由 / 四 哲学者
第二部 神と人間
一 賭け / 二 信仰への道 / 三 キリストの教え / 四 キリスト教の基礎 / 五 宗教論 / 六 護教論断片
解説 / パスカル年譜
フレヤ・スターク著 勝藤 猛訳 (Freya・Stark かつふじたけし)
「暗殺教団(アサシン)の谷 女ひとりイスラム辺境を行く」 (あさしんのたに)
(画像はクリックで拡大します)
*371頁
*発行 1982年
*目録文
『東方見聞録』にえがかれ、現在もシルクロードの秘境として名高い暗殺教団の谷を、若い女性がしなやかな感性でつづる旅行記。謎深い「ルリスタンの宝探し」も併録。