絶版文庫書誌集成
角川文庫 【や】
野花散人 (やかさんじん)
「太閤と曽呂利 ― 立川文庫傑作選」 (たいこうとそろり ― たつかわぶんこけっさくせん)
角川ソフィア文庫
野花 散人 (やかさんじん)
「宮本武蔵 ― 立川文庫傑作選」 (みやもとむさし たつかわぶんこけっさくせん)
角川ソフィア文庫
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*277頁
*発行 平成14年
*カバー・芹澤泰偉
*カバー文
剣豪宮本武蔵の生涯。江戸の石川群東斎巌流の許で修行し、二刀流を編み出した武蔵は、小倉藩剣術指南役の父が、佐々木岸柳に闇討ちされたことを聞く。仇討ちのため諸国に佐々木岸柳を探し尋ねる途中、数々の仕合に勝ちを収め、武名を高める。そして遂に豊前島での決闘となる。剣豪小説の原点。
*解説頁・津本陽
薬師丸ひろ子 / 撮影・小島由紀夫 (やくしまるひろこ / こじまゆきお)
「薬師丸ひろ子フォトメモワール Part1 1978-1980」 (やくしまるひろこふぉとめもわーる)
安岡 章太郎 (やすおかしょうたろう)
「アメリカ それから」
安岡 章太郎 (やすおかしょうたろう)
「ガラスの靴」 (がらすのくつ)
安岡 章太郎 (やすおかしょうたろう)
「良友・悪友」 (りょうゆう・あくゆう)
柳田 国男 (やなぎだくにお)
「妹の力」 (いもうとのちから)
柳田 国男 (やなぎだくにお)
「海南小記」 (かいなんしょうき)
柳田 国男 (やなぎだくにお)
「こども風土記」 (こどもふどき)
柳田 国男 (やなぎだくにお)
「女性と民間伝承」 (じょせいとみんかんでんしょう)
柳田 国男 (やなぎだくにお)
「小さき者の声」 (ちいさきもののこえ)
柳田 国男 (やなぎだくにお)
「日本の祭」 (にほんのまつり)
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*216頁
*発行 昭和31年
*カバー・林勉
*カバー文
神祭の研究は、民俗学における重大なテーマの一つである。と同時に、村々里々の祭は、今でも私たち日本人の限りない郷愁の、詩の源泉でもある。神祭のはじめからその変遷の姿。すべてが日本人の生活から、きりはなすことのできない夢であり道徳であり生活そのものだったのだ。生きた歴史の書である。
*解説頁・大藤 時彦
柳田 国男 (やなぎだくにお)
「火の昔」 (ひのむかし)
柳田 国男 (やなぎだくにお)
「毎日の言葉」 (まいにちのことば)
柳田 国男 (やなぎだくにお)
「昔話と文学」 (むかしばなしとぶんがく)
柳田 国男 (やなぎだくにお)
「木綿以前の事」 (もめんいぜんのこと)
柳田 国男 (やなぎだくにお)
「桃太郎の誕生」 (ももたろうのたんじょう)
柳田 国男 (やなぎだくにお)
「野草雑記・野鳥雑記」 (やそうざっき・やちょうざっき)
柳田 国男 (やなぎだくにお)
「雪国の春」 (ゆきぐにのはる)
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*212頁
*発行 昭和31年
*カバー・林勉
*カバー文
これは南国的な「海南小記」とならんで、日本の北の果ての、きびしい風土に打ちこまれた最初の鍬である。雪国の素朴な詩情と善意。とりわけ、何気なく語られながら伝承文学の本質を喝破した「東北文学の研究」が白眉である。悲劇の人、義経にまつわる話だけにことにあわれ深い。
*解説・岡見正雄 / 注釈・年譜付き
山口 瞳 (やまぐちひとみ)
「善の研究」 (ぜんのけんきゅう)
山口 瞳 (やまぐちひとみ)
「むにゃむにゃ童子」 (むにゃむにゃどうじ)
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*258頁 / 発行 昭和54年
*カバー・柳原良平
*カバー文
― 私の女房は機嫌のわるいときに歌を歌う。もっと機嫌のわるいときは、くちのなかで「むにゃむにゃ童子」と唱える。これが、いちばん辛い。
「パパが悪いんだからね」女房が言う。私のすすめで、女房は二度の堕胎をし、生まれることのなかった子供に、私の知らない戒名をつけていた。
平穏な日々によみがえる、むかしの苦しい思い出。現在と過去の交錯のうちに、日常心理の微妙な明暗を鮮やかにとらえ、明るさの底に生きることの苦渋と哀しみをにじませた、秀作九篇。
*目次
むにゃむにゃ童子 / ある時 / 反対 / 身延(みのぶ) / 仲人記(ちゅうにんき) / この町 / 貧乏遺伝説 / 野球 / 自画像 / 解説 宮野澄
山口 瞳 (やまぐちひとみ)
「わが町」 (わがまち)
山田 風太郎 (やまだふうたろう)
「軍艦忍法帖」 (ぐんかんにんぽうちょう)
山田 風太郎 (やまだふうたろう)
「忍法鞘飛脚」 (にんぽうさやびきゃく)
山田 風太郎 (やまだふうたろう)
「魔群の通過」 (まぐんのつうか)
山田 風太郎 (やまだふうたろう)
「明治十手架」(下) (めいじじゅってか)
山本 健吉 (やまもとけんきち)
「いのちとかたち 日本美の源を探る」
角川文庫ソフィア
山本 健吉 (やまもとけんきち)
「現代俳句」 (げんだいはいく)
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*434頁
*発行 昭和39年
*カバー・名物裂 間道
*カバー文
現代俳句の出発点たる子規・虚子にまでさかのぼり、昭和俳句の連峰をなす主要作家42人の500句に及ぶ作品を展望する。切字や季語、滑稽や挨拶という、俳句がもつ根本的な性格に、現代という今日的問題を捉えた日本独自の短詩型文学の核心に迫って、綿密な考察と斬新な鑑賞、格調ある批判を展開する。
山本 茂実 (やまもとしげみ)
「塩の道・米の道」 (しおのみち・こめのみち)
山本 茂実 (やまもとしげみ)
「続 あゝ野麦峠」 (ぞくああのむぎとうげ)
山本 茂実 (やまもとしげみ)
「飛騨の哀歌 高山祭」 (ひだのあいか たかやままつり)
山本 茂実 (やまもとしげみ)
「松本連隊の最後」 (まつもとれんたいのさいご)
山本 常朝著 奈良本 辰也訳編 (やまもとつねとも/ならもとたつや)
「葉隠」 (はがくれ)