絶版文庫書誌集成

福武文庫 【な行】
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【な】
中野 美代子 
(なかのみよこ)
「西遊記の秘密 タオと煉丹術のシンボリズム」
 (さいゆうきのひみつ・たおとれんたんじゅつのしんぼりずむ)


*カバー装丁・井原靖章
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*345頁 / 発行 1995年

*カバー文
今なお広く巷間に親しまれている『西遊記』。この荒唐無稽にも見える物語は、実は、世界を解釈しようとするメタフィジックな欲求にとりつかれた人びとが「でっちあげた」壮大で複雑な知的遊戯のテキストであった……。テキストの中にちりばめられた秘教的シンボリズムの謎を説き明かし、隠された世界解釈の真相に迫るまったく新しい『西遊記』論。

*目次
T 孫悟空の誕生と再生
 1 序にかえて
 2 子供を生む石 ― 孫悟空の再生
 3 龍からの変身 ― 孫悟空のもうひとつの誕生
 4 旅人の従者たち ― 桃太郎から『西遊記』まで
U 『西遊記』の隠秘学(オカルテイズム)
 1 五行思想と『西遊記』 ― 挿入詩の謎
 2 鉛と水銀の物語(一) ― 煉丹術の秘法
 3 鉛と水銀の物語(二) ― かくれたるポルノグラフィー
 4 孫悟空と金と ― 主人公たちの煉丹術的解釈
 5 聖数曼荼羅(マンダラ) ― 『西遊記』における数字の神秘
V 『西遊記』の社会学
 1 星の化身たち ― 中国古代の夜空
 2 神々のヒエラルキー ― 道教と民間信仰
 3 ??太子(なたたいし)物語 ― 孫悟空の分身
 4 妖怪仮面劇 ― 戯曲の時代と『西遊記』
W 『西遊記』の解体学ノオト
 1 呉承恩と邱処機 ― 作者をめぐる誤解
 2 『西遊記』の周辺 ― その成立前後
 3 おとなしい斉天大聖 ― 解体の手がかり
単行本あとがき
文庫版あとがき


【に】
日本ペンクラブ編・赤瀬川 原平選 (にほんぺんくらぶ・あかせがわげんぺい)
「全日本貧乏物語」
 (ぜんにっぽんびんぼうものがたり)


*カバーオブジェ・酒井賢司
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*223頁 / 発行 1991年

*カバー文
家出、行乞、借金、空腹、放浪、小銭稼ぎ、共同生活etc.貧乏はいうまでもなく辛いことである。だが、文章に書かれた貧乏は楽しい。その楽しさにひたっていると、それに勝るものはないと思ってしまう――。人々の心の奥に潜む、そこはかとない貧乏への憧憬の気持ちを、優しくくすぐる11人。

*目次〈アンソロジー〉
遠藤周作 遠藤商会の慶応時代
東海林さだお 漫画行商人
椎名誠 平和で裕福な秋の休日
種田山頭火 貧乏の味
内田百閨@夏の鼻風邪/風燭記/炉前散語
篠原勝之 朝の地獄めしシイタケ騒動/表札はおどる
高木護 切りつめろ/けものの愛
尾辻克彦 少年とグルメ
渡辺和博 イラストレーター/エディター
森茉莉 贅沢貧乏
村松友視 貧乏性
 解説 赤瀬川原平


日本ペンクラブ編・内田 春菊選 (にほんぺんくらぶ・うちだしゅんぎく)
「ブキミな人びと」
(ぶきみなひとびと)


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*243頁
*発行 1992年
*カバー・内田春菊

*カバー文
ブキミな人をいつも引き寄せてしまう特異体質の内田春菊がなんとも見事にエッセイと小説を集めてしまいました。夏目漱石、芥川龍之介、江戸川乱歩から筒井康隆、中島らもに至るまで「ブキミな人びと」を描いた傑作がズラリ勢揃い。「ブキミな人」の生態には実は、人間の真実が隠されているかも知れません。世紀末の傾向と対策を説く明るく、正しいアンソロジー。

*収録内容
真実の焼きうどん 椎名誠 / すてきなボーナス・デイ 内田春菊 / 駅のドラマツルギー 原田宗典 / 目羅博士 江戸川乱歩 / 虱 芥川竜之介 / 大阪の悪霊 中島らも / おかしな人 田辺聖子 / YAH! 筒井康隆 / 硝子戸の中(抄) 夏目漱石 / 趣味 室井滋 / ニセ学生 遠藤周作 / 人形の脳みそ 水島裕子 / 冴子 清水義範


日本ペンクラブ編 荒俣 宏選 (にほんぺんくらぶ・あらまたひろし)
「異彩天才伝 ― 東西奇人尽し」
(いさいてんさいでん)


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*359頁 / 発行 1991年

*カバー文
博覧強記の奇才・荒俣宏が、自身の持つ評伝コレクションの中から選び出す、奇人たちを描いた綺譚、逸話の数々。南方熊楠、宮武外骨、大谷光瑞、左卜全、三田平凡寺、リチャード・ナッシュ…。規範や体制にとらわれることなく自由に時代を闊歩した面々の生きざまを紹介し、現代に繋がるその精神性を垣間見る、稀代の畸人・奇人・伝奇集。

*目次
日本近代の畸人たち
西洋の奇人たち
科学界の奇人たち
和人篇
 沢田源内 / 深井志道軒 / 伊藤晴雨 / 南方熊楠・宮武外骨 / 大谷光瑞 / 小谷部全一郎 / 久原房之助 / 左卜全 / 三田平凡寺 / 深沢七郎
異人篇
 シュヴァリエ・デオン / B.トレヴン / ニコラ・テスラ / リチャード・ナッシュ
エピローグ 奇人たちの最後の一言

*収録内容
紀田順一郎 「日本近代の畸人像」
種村季弘 「奇行奇人綺譚」
市場泰男 「異端科学奇士銘々伝」
稲垣史生 「偽系図作り 沢田源内」
小中陽太郎 「深井志道軒 僧身の色ごと講釈師」
梅原正紀 「伊藤晴雨 非体制の責め絵師」
木本至 「南方熊楠の筆禍裁判」
中山太郎 「学会偉人南方熊楠(抄)」
森永博志 「西域への欲望」
伊東照屯・富士村寿 「科学と光瑞」
祖田浩一 「徒歩でアラスカ横断を試みた日本のロビンソン・クルーソー」
大宅壮一 「久原房之助論」
色川武大 「本物の奇人 左ト全のこと」
夏目房之介 「祖父のことなど」
雨田光平 「明鏡止水」
深沢七郎 「人間滅亡教教祖の年頭のあいさつ」
渋澤龍彦 「女装した外交官」
川本三郎 「国を支配するのは大統領や国王でなく、貞節のボタンだ」
荒俣宏 「地球を割ろうとした男 ニコラ・テスラ」
小林章夫 「バースをつくった男ナッシュ」
中島らも 「ご臨終のへらずロ」


日本ペンクラブ編・井上 ひさし選 (にほんぺんくらぶ・いのうえひさし)
「児童文学名作全集(2)」
 (じどうぶんがくめいさくぜんしゅう)


*カバー画・木村繁之
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*339頁 / 発行 1987年

*カバー文
明治末期から大正期にかけて発表された児童文学の名作の中から、与謝野晶子「金魚のお使」、佐々木邦「いたずら小僧日記」、森鴎外「山椒大夫」、芥川龍之介「蜘蛛の糸」、宇野浩二「蕗の下の神様」ほか、諷刺・ユーモア・冒険・幻想などさまざまな魅力に溢れる15篇を精選、収録。

*目次〈アンソロジー〉
金魚のお使 … 与謝野晶子
いたずら小僧日記 … 佐々木邦
供食会社 … 幸田露伴
山椒大夫 … 森?外
蜘蛛の糸 … 芥川龍之介
一郎次、二郎次、三郎次 … 菊池寛
蝙蝠の話 … 島崎藤村
小僧の神様 … 志賀直哉
詩人の夢 … 青木茂
金魚 … 田山花袋
清坊と三吉 … 吉田絃二郎
杜子春 … 芥川龍之介
一房の葡萄 … 有島武郎
監督判事 … 秋田雨雀
蕗の下の神様 … 宇野浩二
 解説 井上ひさし


日本ペンクラブ編・江國 滋選 (えぐにしげる)
「手紙読本」 
(でがみどくほん)


*装丁・菊地信義
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*261頁 / 発行 1990年

*カバー文
漱石の礼状、百閧フ無心、安吾の忠告、啄木の弁解、独歩の別離、茂吉の恋文、鴎外の遺書、太宰の懇願、中也の旅信 ―― 今は亡き文人たちの、意外な一面が見えかくれする手紙の数々を、エッセイスト江國滋が選んだアンソロジー。

*目次〈アンソロジー〉
書くべき手紙
 年賀状  種田山頭火から山本国蔵へ / 種田山頭火から鈴木周二へ / 高浜虚子から村上霽月へ
 転居通知  北原白秋から河井酔茗へ
 死亡通知  石川啄木から石井光子へ / 石川啄木から金田一京助へ
 出産報告  志賀直哉から河盛好蔵へ
書かねばならない手紙
 祝い状  石川啄木から金田一京助へ / 宮澤賢治から菊池信一へ
 見舞い状  石川啄木から宮崎大四郎へ
 悔み状   梶井基次郎から宇賀康へ
 礼状  萩原朔太郎から高橋元吉へ / 永井荷風から堀口大学へ / 正岡子規から長塚節へ / 正岡子規から小林宗平へ / 夏目漱石から宮澤敬道へ / 北原白秋から志賀直哉へ / 有島武郎から志賀直哉へ
 書いたほうがいい手紙
 送り状  林芙美子から川端康成へ / 志賀直哉から志賀浩へ
 招待状  内田百閧ゥら小林安宅へ
 依頼状   内田百閧ゥら多田基へ / 萩原朔太郎から室生犀星へ / 若山牧水から太田貞一へ / 島崎藤村から神津猛へ
 忠告・激励の手紙   福沢諭吉から福沢一太郎へ / 福沢諭吉から福沢一太郎・捨次郎へ / 坂口安吾から尾崎士郎へ / 正岡子規から高浜虚子へ / 山本周五郎から土岐雄三へ / 谷崎潤一郎から谷崎精二へ / 武者小路実篤から志賀直哉へ
書きたくない手紙
 断り状  島崎藤村から滝田樗蔭へ
 詫び状  新美南吉から山田梅子へ
 弁解の手紙  石川啄木から高田治作へ / 内田百閧ゥら夏目漱石へ
 告白状  正岡子規から夏目漱石へ / 横光利一から川端康成へ / 萩原朔太郎から北原白秋へ / 岡本かの子から大貫雪之助へ / 正岡子規から加藤恆忠へ / 正岡子規から大原恆徳へ / 坂口安吾から山口修三へ
 別れの手紙 国木田独歩から佐々城信子へ / 小泉信三から小泉信吉へ / 小林多喜二から田口瀧子へ
読みたくない手紙
 恋文  北村透谷から石坂ミナへ / 谷崎潤一郎から根津松子へ / 斎藤茂吉から永井ふさ子へ / 内田百閧ゥら堀野清子へ / 吉屋信子から門馬千代子へ / 門馬千代子から吉屋信子へ / 徳富愛子から徳富蘆花へ / 国木田独歩から佐々城信子へ / 新美南吉から山田梅子へ
 遺書  二葉亭四迷から母=静子、妻=柳子へ / 森鴎外から森於莵へ / 宮澤賢治から宮澤政治郎・イチへ
 けんか状  谷崎潤一郎から佐藤春夫へ / 北村透谷から北村ミナへ
 懇願の手紙  太宰治から佐藤春夫へ / 太宰治から川端康成へ
書きたい手紙・読みたい手紙
 旅信  北原白秋から北原隆太郎へ / 中島敦から中島桓へ / 川端康成から川端政子へ / 川端康成から川端一栄・麻紗子へ / 夏目漱石から夏目鏡子へ / 志賀直哉から志賀康子へ / 横光利一から横光千代子へ / 寺田寅彦から夏目漱石へ / 寺田寅彦から小宮豊隆へ / 中原中也から河上徹太郎へ / 長與善郎から志賀直哉へ / 梅原龍三郎から志賀直哉へ / 志賀直哉から廣津和郎へ
 平信  中原中也から中原福へ / 岡本かの子から岡本太郎へ / 室生犀星から長女=朝子、次男=朝巳へ / 金子光晴から孫娘=若葉、夏芽へ / 森鴎外から森しげ子へ / 堀辰雄から堀多恵子へ / 梶井基次郎から北川冬彦へ / 若山牧水から和田山蘭へ / 夏目漱石から正岡子規へ / 芥川龍之介から夏目漱石へ
 短い手紙  立原道造から猪野謙二へ / 森鴎外から森於莵へ

 解説 江國滋


日本ペンクラブ編・山本 容朗選 (にほんぺんくらぶ・やまもとようろう)
「今昔温泉物語 伊豆・箱根、関東篇」
(こんじゃくおんせんものがたり)


*装丁・菊地信義
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*265頁 / 発行 1990年

*カバー文
「どよもすような川音が湯につかった身体のなかを通りぬけていく、川音にはらわたを洗われている、という気分である。すると、緑に覆われた渓流のわきにひっそりと湧いた湯壷にひたっているような錯覚にいつしかとらわれている。」(「熱海秘湯群漫遊記」種村季弘)伊豆・箱根、関東の名湯・秘湯アンソロジー。

*目次
吉行淳之介 … 薔薇
上林暁 ……… 欲泉記
三浦哲郎 …… 西伊豆のカニと猪鍋
山本容郎 …… 旅行記を食べる
宇野千代 …… あの梶井基次郎の笑い声
草野心平 …… 北湯ケ野
瀬戸内晴美 … 伊豆下田
川端康成 …… 南伊豆行
中沢けい …… 箱根 ―― 温泉路記(いでゆみちのき)
種村季弘 …… 熱海秘湯群漫遊記
田中冬二 …… 三国峠の大蝋燭を偸もうとする
若山牧水 …… 金精峠より野州路へ
辻まこと …… 奥鬼怒の谷のはなし
池内紀 ……… 忠治も来た ―― 鳩の湯
島崎藤村 …… 伊香保みやげ
伊藤桂一 …… 猫のいる湯宿
中山義秀 …… 花酔
山口瞳 ……… 安近短、埼玉に秘湯あり
高井有一 …… 三斗小屋
大岡昇平 …… 逆杉
 解説 山本容郎


日本ペンクラブ編 山際淳司選 (やまぎわじゅんじ)
「スタ・メンはおれだ ― プロ野球読本」
(すためんはおれだ)


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*316頁 / 発行 1991年

*カバー文
プロ野球について語る人々には、アマもプロもない。贔屓チームの勝敗、一流選手の華麗なプレーや思わぬ失策、数々の名場面や名勝負、野球をとりまくスタジアムや球団や裏方の人々まで、話題は果しなく広がり尽きることがない。人はプロ野球に何を求めているのだろう?プロ野球をめぐる想いを込めた名文がスタ・メンを待つ平成のプロ野球読本。

*目次
長嶋に会いたい ― “ニボ”の青春 … ねじめ正一
レロン・リー、ファウルズに来る … 平出隆
おまえ、いいな巨人戦も観れるんだろ? … 村上龍
120キロの快速球 … 永谷脩
ルーキーと夏の少年たち … 山際淳司
外人選手は「鬼畜米英」か … 深田祐介
助っ人稼業もラクじゃない … 平尾圭吾
ジョー・スタンカ―外人選手初の100勝投手 … 池井優
幻の東尾事件 … 玉木正之
審判員谷村友一 … 海老沢泰久
i'm back … 赤瀬川隼
忘れじの「巨‐神戦」名場面あれこれ … 虫明亜呂無
一刀斎は背番号6 … 五味康祐
野球の時代は終った … 寺山修司


日本ペンクラブ編 立松和平選 (にほんぺんくらぶ・たてまつわへい)
「地球派読本」
(ちきゅうはどくほん)


*カバー写真・中島則雄
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*248頁 / 発行 1990年

*カバー文
手塚治虫・大岡信・開高健・野田知佑・景山民夫・司馬遼太郎ら21人の論客が、消費社会の発展と地球環境劣化の狭間にあるジレンマに対峙し、生の営みの指針を模索するエコロジカル・アンソロジー。

*目次
科学の進歩は何のためか
日本人にとって地球とは
小説家は怒っているのである
誰だ美しい自然を破壊する奴は
長良川にゆきつつおれはとりとめなく考えたのだった
一滴の水から ― 琵琶湖フォーラム・ノート
どうか、お願いだ―森を愛さぬ日本人
加速された破滅への道
環境破壊と深夜スーパー弁当
樹木と人
原発事故のこと
おすぎの原発映画案内
大気まで蝕む農薬汚染
子供たちへの6通の手紙
エコロジーの考え方
何故に作家が環境(公害)問題にかかわるのか

*執筆者
手塚治虫・大岡信・開高健・野田知佑・夢枕獏・立松和平・C.W.ニコル・畑正憲・景山民夫・司馬遼太郎・井伏鱒二・杉浦孝昭・立花隆・新井満・松谷みよ子・猪瀬直樹・富永健・谷川俊太郎・常盤新平・高木仁三郎・野間宏


日本ペンクラブ編 筒井康隆・選 (つついやすたか)
「人間みな病気」
 (にんげんみなびょうき)


*カバーデザイン・山藤章二
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*355頁 / 発行 1991年

*カバー文
世の中、全く妙な輩が多い。無礼きわまりない新聞の勧誘員、ネジが5、6本抜けてる学生バイト、血が出るまで頭を掻きむしる先生、妊娠した娘の股間を縫合しようとする厳格な父親、右も左も病気、びょうき、ビョーキ。やがてはエイズが人類をとり囲み……内田春菊、遠藤周作、大槻ケンジ、島田雅彦、谷崎潤一郎ら12人の傑作を鬼才筒井康隆が厳選した世紀末アンソロジー。

*目次〈アンソロジー〉
内田春菊 … 田中静子14歳の初恋
谷崎潤一郎 … 恐怖
大槻ケンジ … 屋上
横光利一 … 盲腸
遠藤周作 … 役たたず
内田百 … 掻痒記
色川武大 … したいことはできなくて
坂口安吾 … 精神病覚え書
内田春菊 … 今月の困ったちゃん
葛西善蔵 … 奇病患者
秋元松代 … ちぐはぐな話
筒井康隆 … ポルノ惑星のサルモネラ人間
島田雅彦 … 未確認尾行物体

 編集後記 筒井康隆



【ぬ】

【ね】

【の】