絶版文庫書誌集成
文春文庫 【ふ】
深沢 七郎 (ふかざわしちろう)
「余禄の人生」 (よろくのじんせい)
深田 祐介 (ふかだゆうすけ)
「美貌なれ昭和 ― 諏訪根自子と神風号の男たち」 (びぼうなれしょうわ すわねじことかみかぜごうのおとこたち)
福田 和也 (ふくだかずや)
「乃木希典」 (のぎまれすけ)
福田 恒存著・中村 保男・谷田貝 常夫編 (ふくだつねあり・なかむらやすお・やたがいつねお)
「日本への遺言 福田恒存語録」 (にほんへのゆいごん)
福田 恒存 (ふくだつねあり)
「日本を思ふ」 (にほんをおもう)
福田 恆存 (ふくだつねあり)
「私の國語教室」 (わたしのこくごきょうしつ)
藤沢 周平・徳永 文一 (ふじさわしゅうへい・とくながふみかず)
「甘味辛味 業界紙時代の藤沢周平」 (あまみからみ)
ブラム,デボラ著・鈴木 恵訳 (Blum.Deborah・すずきめぐみ)
「幽霊を捕まえようとした科学者たち」 (ゆうれいをつかまえようとしたかがくしゃたち)
古川 薫 (ふるかわかおる)
「斜陽に立つ 乃木希典と児玉源太郎」 (しゃようにたつ)
古川 薫 (ふるかわかおる)
「花も嵐も ― 女優・田中絹代の生涯」 (はなもあらしも)
文藝春秋編 (ぶんげいしゅんじゅう)
「孤高の鬼たち ― 素顔の作家」 (ここうのおにたち)
文藝春秋編 (ぶんげいしゅんじゅう)
「大アンケートによる 少年少女小説ベスト100」 (しょうねんしょうじょしょうせつべすとひゃく)
文春文庫 ビジュアル版
文藝春秋編 (ぶんげいしゅんじゅう)
「大アンケートによる少年少女マンガベスト100」 (だいあんけーとによるしょうねんしょうじょまんがべすとひゃく)
文春文庫ビジュアル版
文藝春秋編 (ぶんげいしゅんじゅう)
「泥水のみのみ浮き沈み 勝新太郎対談集」 (どろみずのみのみうきしずみ)
*イラスト・SMO
デザイン・野中深雪
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*232頁 / 発行 2017年
*カバー文
会って5分で大喧嘩になったハマコー以外すべてを収録した月刊「文藝春秋」連載の幻の対談集が復活! 森繁久彌、三國連太郎、瀬戸内寂聴、ビートたけし、石原慎太郎……そして妻の玉緒まで、勝新ファミリーがオールキャストで総出演。パンツに入れた大麻の謎から億万長者の隠し子カミングアウトまで、勝新伝説てんこもり!
*目次
わが「パンツの中の真実」 VS.白井佳夫
だから我らは嫌われる VS.ビートたけし
女房替えるのも芸のうち VS.三國連太郎
中村玉緒に浮気のすすめ VS.瀬戸内寂聴
侠気(おとこぎ)について VS.石原慎太郎
泥水飲み飲み浮き沈み VS.森繁久彌
信長と秀吉について VS.津本陽
離婚を考えるヒマもない VS.中村玉緒
文藝春秋編 (ぶんげいしゅんじゅう)
「目でみる日本史 『翔ぶが如く』と西郷隆盛」 (めでみるにほんし とぶがごとくとさいごうたかもり)
文春文庫ビジュアル版
*カバー写真・服部英龍筆「西郷隆盛肖像画」
(画像はクリックで拡大します)
*277頁 / 発行 1989年
*カバー文
征韓論から西南戦争まで 当時の写真や絵でたどる “目でみる司馬大河ドラマ”決定版!
*目次
■司馬大河ドラマを当時の写真・絵でたどる
ダイジェスト版目でみる「翔ぶが如く」
一、明治新政府 明治五年−六年夏 文武の最高権力を一身に
二、征韓論 明治六年六月−十月 そりゃ貴公、本気の一言か
三、佐賀の乱 明治七年二月−四月 第二の維新を起こすべき時
四、台湾出兵 明治七年二月−十一月 兄が征韓、弟は征台
五、士族蜂起 明治九年三月−十二月 鎮台兵はかくも弱し
六、西南戦争 明治十年一月−四月 この体を差し上げます
七、敗走 明治十年−九月 日向の山塊を鹿児島へ
八、城山 明治十年九月 晋ドン、モウココデヨカ
九、大久保暗殺 明治十年九月−十一年五月 西郷からの古い手紙
■その挙兵原理を薩摩文化の側面から検証する
特別エッセイ@ 南方古俗と西郷の乱 ― 司馬遼太郎
■新国家を作り上げた男たち
比較人物論明治の群像
1三条実美と岩倉具視
2木戸孝允と大久保利通
3山県有朋と西郷従道
4江藤新平と板垣退助
5伊藤博文と井上馨
6桐野利秋と篠原国幹
7岩崎弥太郎と大倉喜八郎
■歴史の転回点に立つ巨人の思想の核心とは何だったのか?
特別エッセイA 西郷隆盛論 ― 山本七平
■個別研究 ― 新政府における“兵士”と“巡査”
1大村益次郎と日本陸軍 ― 松下芳男
2川路利良と警視庁 ― 山田風太郎
鼎談書評 ■西郷をめぐる二大長編、海音寺潮五郎『西郷隆盛』と司馬遼太郎著『翔ぶが如く』。両書を俎上に論じた三時間
西郷隆盛と大久保利通 ― 木村尚三郎 / 丸谷才一 / 山崎正和
特集 薩摩という国 ■西郷はどのような風土から生まれ出たのか?
島津七〇〇年 ― 筑波常治
隼人武士の風土記 ― 原口虎雄
「翔ぶが如く」人物事典 谷干城 / 大山巌 / 宮崎八郎 / 前原一誠 他18名 ― 武蔵野次郎
「翔ぶが如く」関連年表
文藝春秋編 (ぶんげいしゅんじゅう)
「懐かしのヒーローマンガ大全集」 (なつかしのひーろーまんがだいぜんしゅう)
文春文庫―ビジュアル版
*カバーデザイン・中曽根孝善
(画像はクリックで拡大します)
*766頁 / 発行 1987年
*巻頭文
かつて子どもマンガの主人公たちは、愛と希望と勇気にあふれ、弱きを助け強きをくじく正義の味方として活躍した。この本は、20年代後半から30年代にかけて子供たちに圧倒的に支持されたヒーローマンガの中から、作品を精選、再編集したものである。
*目次
赤胴鈴之助 … 武内つなよし
まぼろし探偵 クラーク東郷の巻 … 桑田次郎
イガクリくん … 福井英一
ナショナル・キッド インカ族来襲の巻 … 原作・貴瀬川実(大貫正義) まんが・一峰大二
矢車剣之助 風馬一族の巻 … 堀江卓
月光仮面 ドラゴンの牙の巻 … 原作・川内康範 まんが・桑田次郎
鉄人28号 砂漠の怪ロボットの巻 … 横山光輝
猿飛佐助 大あばれ江戸城の巻 … 杉浦茂
エイトマン 超振動砲の巻 … 原作・平井和正 まんが・桑田次郎
怪傑ハリマオ … 魔の城の巻 … 原作・山田克郎 まんが・石ノ森章太郎
七色仮面 コブラ仮面の巻 … 原作・川内康範 まんが・一峰大二
鉄腕アトム アトム大使の巻 … 手塚治虫
特別企画 手動アニメ
ヒーローマンガ主題歌集
わが幼き日のヒーローたち … なぎら健壱
ヒーローマンガ全データ
文藝春秋編 (ぶんげいしゅんじゅう)
「プレス・アイ 1 ザ・ワールド1945-1985」
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*192頁
*発行 1985年
*表紙・1967年、南ベトナムのハファンで、自国の砲兵隊に誤って撃墜される米軍輸送機。同年ハーグ世界報道写真展第2位に入賞。峯弘道撮影。
*カバー文
プレス・フォトで見る戦後世界 ― 激動の140シーン 〈巻末エッセイ〉長尾龍一
文藝春秋編 (ぶんげいしゅんじゅう)
「プレス・アイ 2 ザ・セレブ 1945-1985」
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*201頁
*発行 1985年
*表紙・元ビートルズのジョン・レノンが愛人の中国女性メイ・バンと熱いキス。妻オノ・ヨーコとの不仲説も流れた1974年のショット。
*カバー文
映画スター、作家、政治家…一世の有名人(セレブ)達の百面相!! 〈巻末エッセイ〉村上春樹
文藝春秋編 (ぶんげいしゅんじゅう)
「プレス・アイ 3 ザ・スポーツ1945−1985」
(画像はクリックで拡大します)
*199頁
*発行 1985年
*表紙=1980年のオリンピック・モスクワ大会、男子陸上1500mで、みごと金メダルを獲得したイギリス代表セバスチャン・コーのゴールインの瞬間。
*カバー文
投げる、走る、跳ぶ、打つ。スポーツ名シーンの集大成!〈巻末エッセイ〉清水哲男
文藝春秋編 (ぶんげいしゅんじゅう)
「プレス・アイ 4 ライフ&ピープル 1945-1985」
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*211頁
*発行 1985年
*表紙・1968年。大学所有の泥地を自分たちで整地して作り上げた“人民公園”に集い、歌い踊るカリフォルニア州の大学生たち。
*カバー文
ファッションから宇宙開発まで10年間の人類の足跡。 〈巻末エッセイ〉赤瀬川原平
文藝春秋編 (ぶんげいしゅんじゅう)
「『漫画讀本』傑作選 ― 劇画よ、さらば! 帰ってきた’60年代の爆笑」 (まんがどくほんけっさくしゅう)
文春文庫ビジュアル版
(画像はクリックで拡大します)
*737頁
*発行 1989年
*カバーデザイン・中曽根孝善
*扉頁文
「漫画読本」は一九五四(昭29)年に創刊、日本列島をたちまち爆笑の渦に巻き込んだマンガ専門誌です。正統的なコマ・マンガやエッセイのエスプリ、諷刺と実験精神、また他にさきがけて紹介した海外マンガやエロチック・ジョークの新鮮さが、いまなお語り草となっている類まれな名誌として君臨することに十六年、多くの新人マンガ家、イラストレーター、エッセイスト、コラムニストを輩出し続けました。
劇画ブームの最中の一九七〇年九月号で、その役割を果たしたと休刊してから十八年余――、いま再びコマ・マンガの魅力と効用が再認識されつつあります。ここに、創刊以来の力作傑作野心作を選りすぐり“復刻総集編”をお届けするユエンです。まずは創刊号に掲載されて文字通り“洛陽の紙価”を高めた、横山隆一『天皇御一家歳末風景』から、ご味読下さいますように。 (編集部)
文藝春秋編 (ぶんげいしゅんじゅう)
「宮沢賢治への旅 ― 名作の故郷イーハトーヴ紀行」 (みやざわけんじへのたび)
文春文庫ビジュアル版
*カバー写真・JR釜石線、宮守のめがね橋。手前の柱は、岩手軽便鉄道といわれていた当時の線路を支えていたもの。「銀河鉄道の夜」は岩手軽便鉄道をイメージしたものといわれる 撮影・名智健二
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*245頁 / 発行 1991年
*目次
賢治祭の青い夜 ― 俵万智 撮影・名智健二
花巻、小岩井、岩手山、平泉……。作家とその作品を育んだ「ドリームランド日本岩手県」を訪れる
「宮沢賢治記念館」への旅 ― 山根一眞
花巻胡四天山のふもとにある記念館で大いなる宇宙に触れる
記念館の写真でたどる賢治アルバム
作家がカメラで捉えた賢治ワールド
夢枕獏写真館 ― 心象スケッチ『春と修羅』より … 撮影・夢枕獏
エピドードを交えて描く博物館 賢治小辞典 … 板谷英紀
岩手山 / 過冷却 / ダルマ靴 / オパール / ターナー / チュウリップ / 岩手軽便鉄道 / 土神 / エスペラント / 運命
マンガ 狼森(オイノもり)と笊森(ざるもり)、盗森(ぬすともり) … 村野守美
賢治の世界 … 撮影・北條光陽
インタビュー 賢治と植物草花の表情、野原の気配 … 岸田衿子
エッセイ 本当の賢治 … 安野光雅
風にあこがれ土を見る人 … 中野翠
又三郎はカイジンだ … シヤスティーン・ヴィデーウス
「完全な」銀河鉄道 … 平尾隆弘
賢治の描いた動物たち … 日高敏隆
文学散歩 宮沢賢治と東京 … 畑山博 撮影・飯窪敏彦
これだけはぜひ読んでみたいブックガイド ― 作品、入門書、研究書
文藝春秋編 (ぶんげいしゅんじゅう)
「裕次郎とその時代」 (ゆうじろうとそのじだい)
文春文庫ビジュアル版
*カバーイラスト・横山明
(画像はクリックで拡大します)
*247頁 / 発行 1995年
*目次
彼が駆け抜けた時間を、懐かしい風景やポスターと共に綴る
裕次郎とその時代 ― 渡辺武信
なぜ、小樽に記念館があるのか、そのナゾを解くべく現地へ突入すると…
小樽と裕次郎と記念館 ― 早川光 撮影・勝谷誠彦
デュエットの王様「銀座の恋の物語」をキーワードに、戦後歌謡史を読み解く
「銀恋」のヒ・ミ・ツ ― 柴口育子
― 輝かしきアマチュアリズムのチャンピオンたち
裕次郎、ベンチャーズ、ビートルズ ― 芦原すなお
裕次郎ファッション総チェック!
あのころみんなが憧れた ― 秋山令子
終りの始まり ― 野坂昭如
“裕ちゃん”のドキュメント ― 村松友視
時代と握手した男・裕次郎とプレスリー ― 湯川れい子
瞬間の、その白い歯 ― 木村威夫
トリュフォー監督が明かした、意外な事実
「狂った果実」がフランス映画を変えた ― 白井佳夫
思い出の秘蔵品と共に親友のテーラーが語る
時代を共有できて、僕は幸せだった ― 織山慧夏 撮影・三宅史郎
彼をめぐる「三つの謎」を解きあかす
「裕次郎」はいつも「裕次郎」だった ― その全足跡 ― 西脇英夫
文藝春秋編 (ぶんげいしゅんじゅう)
「洋画・邦画ラブシーンベスト150」 (ようがほうがらぶしーんべすとひゃくごじゅう)
文春文庫ビジュアル版
*装幀・デザイン=スタジオ・トラミーケ
カバー中央の楕円はブックフェアのために貼られたシールです。
(画像はクリックで拡大します)
*472頁 / 発行 1990年
*カバー文
映画、映画人、映画ファンに捧げる青春のオマージュ
本書は、第1章〈出会い〉「モロッコ」から「カイロの紫のバラ」まで54本、第2章〈メイク・ラブ―〉「ヘッドライト」から「月に輝く夜に」まで46本、第3章〈別れ〉「未完成交響楽」から「駅・STATION「」まで、50本、古今東西の愛の名作を、全篇名場面の名セリフつきで贈る、映画ファン必携書である。
*目次
はじめに
第1章 出会い 『モロッコ』(’30)から『カイロの紫のバラ』(’85)まで、54作品
第1休憩室 特別エッセイでひと休み
戦時中の恋愛心理ドラマ ―― 『暖流』について 吉本隆明
空おそろしく、せつなく、そして甘美な「恋愛映画」たち 中野翠
第2章 メイク・ラブ 『ヘッドライト』(’55)から『月に輝く夜に』(’87)まで、46作品
第2休憩室 アンケート回答者 五人の饗宴
女が向かって右にいる「愛の名場面」 吉田直哉
洋画はメルヘン、日本映画はSMなんじゃない? 橋本治
出会いのシーンと別れのシーンと 猿谷要
とっておきの一本、「実録阿部定」 川島のぶ子
“一瞬の乳首”など 増淵健
第3章 別れ 『未完成交響楽』(’33)から『駅・STATION』(’81)まで、50作品
巻末特別付録 白井佳夫が選ぶ愛のリメーク映画ベスト10 白井佳夫
アンケート集計結果一覧
執筆、写真提供、参考文献
索引(ビデオ情報つき)
付記 ―― あとがきに代えて
文藝春秋編 / 版画・関野 準一郎 (ぶんげいしゅんじゅう・せきのじゅんいちろう)
「日本縦断 芭蕉・蕪村・一茶の旅」 (にほんじゅうだんばしょうぶそんいっさのたび)
文春文庫ビジュアル版
*カバー装画・関野 準一郎
(画像はクリックで拡大します)
*254頁 / 発行 1986年
*目次
芭蕉・蕪村・一茶の旅
東北 / 関東・東京 / 東海道 / 中部 / 京都 / 近畿 / 瀬戸内・九州
名句80選による新歳時記
安東次男・加藤楸邨・暉峻康隆・森本哲郎・大岡信・栗山理一・水原秋桜子・山本健吉
春 / 夏 / 秋 / 冬及び無季
芭蕉・蕪村・一茶を歩く
芭蕉 旅に生き旅に死す
蕪村 絵筆に躍る旅の心
一茶 旅のつらさを生きる励みに
三俳人足跡地図
街道画家と俳句 関野準一郎
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